帰りたい空

野ねずみ探検隊は、いつかは帰りたい無何有の郷を探して活動チュウ。
山に登り、地を馳せ、温故知新の旅記録です。

野ねずみ山日記 涌蓋山疥癬湯コースを行く -そして叶館-

2016年11月27日 12時35分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
温泉資源が豊富な涌蓋(ワイタ)山周辺は、その昔は湯治の盛んなエリアで、病をいやすという意味で
疥癬湯(ヒセンユ)という地名が残っている。
その場所は、十数年前に大洪水で温泉キャンプ地が流されてキャンプ場のご主人が亡くなった大災害
の後、整地されて確か駐車場になっている。
当時乗っていた紅号(KAWASAKI GPZ1100)で原始的キャンプに何度か訪れた記憶がある聖地だ。
今回の山旅は、その後の野ねずみ探索活動で調査開発を進めた結果、近隣の湯坪温泉にて邂逅した
野ねずみ探検隊の理想郷ともいえる旅宿”叶館”に前進基地をいただいて涌蓋山の山行を楽しむ作戦。
久しぶりの涌蓋山、久しぶりの叶館。やはり素晴らしい無何有のさとであった。


20161126日、0615時。前日は会社の送別会で、遅くまで飲み会(^o^)。出来るだけ早めに切り上げ
て、御前様を避け睡眠をとっても、準備した出発はこの時間。まあ、安全のためにはベストかな。
朝マックで朝食を摂りながら、0749時、九州縦貫道で背振山系の眺めを見る。懐かしい、また行きたい。


0813時、高速大分道山田SA。山行中の行動食用のパンをゲット。確かSAでパンを焼いててくれた
よなー、えーと・・・、井上さんだったっけ??。いーえ山田です(*_*;。ハイ。
0845時、高速大分道は日田ICでOUT。この歴史資産に立ち寄るため。薫長酒造、日田の銘酒蔵だ。
宿酒ゲット?、いやいや歴史の勉強ですよ、勉強です!。おかげでこの後は長旅に・・・。


0958時、久しぶりに来れたねー、叶館。確か一昨年のタツのお嫁さんご両親との旅以来かなー。
おかみさん、おせわになってますぅm(__)m。涌蓋山行ってきます。1019時、山行開始だ。


湯坪地区の林道をゆっくり登って行って、登山口へアプローチ。あーここだ、一番最初に来たときは
道しるべが倒れてここで道迷い(^o^)。たまたま出会ったご夫婦を巻き込んで、とんでもない迷い
道をしたねー。申し訳ありませーン。






気持ちのいい草原を歩く野ねずみ探検隊。一番いい季節かなー。


1139時、夏場の牛の放牧場の柵を抜けて、ここからは一旦暗がりの森の中。しばらく行くと林道後に
出てさらに1143時、涌蓋山直近の女岳への登山道へ。さあ、頑張ろう。








では、涌蓋山本峰へ参りましょう。馬の背の道を渡って、高みを目指す隊長、頑張れー。


1228時、涌蓋山山頂に登頂成功。1499.5mで野ねずみ探検隊の腰から上が1500m(^o^)。
数組の登山パーティーあり。お互いにシャッター。ありがとうございます。




一番おいしい食べ物は、気持ち次第。このカップヌードルなんて他にはない美味さ。牛丼の
元一食分が煮込んでありますぞー(^o^)。
案の定ここにきて冷たい強風、防寒対策のレインウエアを羽織って、持参の酒を熱燗に。
・・・ジワーッと、し・み・る也。






オデの好きな風景は、ここ。涌蓋山から女岳へ下る道。ゆっくり行こう。素敵だ。


1351時、下りは早いねーと言いながら、もう女岳の取り付け道を下りきって、1357時には
放牧場に出る。季節がいいのか気持ちがいい歩きだ。


我が野ねずみ探検隊のイメージングヴュー。探せ!ねずみ国の入り口、諍い戦いのない、笑って生きれる国
への入り口を探す野ねずみ探検隊。



                   




1504時、疥癬湯コース登山口に下山完了。いい山旅をありがとう。1533時、帰り着いた叶館。
思いっきり甘えてしまおう、ただいま!、おかみさんー、野ねずみ探検隊帰りましたー\(^o^)/。








いつもながら、心づくし。この器物は茶わん蒸しではなくて、んーと隊長が感心していた、
おいしかったのだ。きっと叶館一品也。


うれしい野菜系の天ぷら、ヤマメの塩焼き。一番いいねー。


朝5時起床。朝風呂をいただきに参りましょう。離れの湯船はよく手が行き届いていて楽しい。


叶館の”ほっ”の一部。






0920時、おかみさん、お世話になりました。これからしばらくは頑張れそうです、また参ります。
X-T探索機、無何有の里ゾーンを抜けて、実時空へ出力120%!、ワープ開始。


よかったねー、帰ってこれた野ねずみベース、1233時。そりゃそうだよねー、だって
ねずみボス代行レン猫参謀長が待っている。ただいまー。
ξカエッタカ ホウコクヲカイシセヨξ

今回のYAMAP記録→野ねずみ山日記 涌蓋山疥癬湯コースを行く -そして叶館-

野ねずみ野鳥探索 国東の野鳥を観察 -潮の湯旅館の最適ロケーション-

2016年11月21日 10時00分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録





                     


どうも旅館の周辺が縄張りのようで、盛んに飛び回って”ヒッヒッヒ カッカッカ”と縄張り宣言。
メスのジョウビタキ。


おや、少し町中に入ると、カワラヒワの集団。この個体は片足上げて休憩中(^O^)。


ホオジロも練習したてのさえずりで”イッピツ イッピツ”がんばれよー。


海辺の小さな港に停泊する漁船のマストに立つウミネコ。

                         


沖の防波堤のポールの上に、ミサゴだぁー(^^)/。


そして、海岸線の藪でちらちらする小さな影、これはアオジだな~・・・。

                            
おや!、このアオジ、足環をしてるぞ!。何の標識だろうねー。いつもお世話になる野鳥の会
北九州さんに画像を送ってみよう。



                           
さらに、その奥からもう一回り小さな鳥影が・・・。出ておいで、出ておいで~・・・と、
出てきたのが、おやー!、なんとミソサザイ!。ふつう山の渓流にいるんだよねー。びっくり!。


楽しい時間は、あっという間に過ぎて、気が付くと9時半。そろそろタイムアップだねー。
潮の湯旅館に戻ると、ご主人とおかみさんが待っていてくれた。
やっぱり、ここは野鳥が多くて、野鳥研究に来られるお客さんもいるとか。なるほどねー。
国東の海岸沿いの最高のロケーションだ。今度は野鳥観察目的でお邪魔するかもしれません。
よろしくお願いしますねー。

こうして、今回の作戦は野鳥観察ポイント発見のおまけまで付録付きで大成功。
意気揚々と引き揚げ開始だ\(^o^)/。

ねずみボス指令 第27回仏の里くにさき・とみくじマラソン本戦 -リハビリ復帰第一戦-

2016年11月20日 20時00分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
昨年秋から、故障リハビリを開始した左膝は、何とか筋トレ効果で痛みが無くなった。
復帰第一線をここ国東の大会を選んだのは、福岡マラソン落選の代替えにちょうどいい時期
という理由だけど、でもなぜかこの大会を選んでよかったと思った。
日本への仏教伝来地のこの土地に、ただひたすら汗を落とし走るとき、見上げる国東の山々が
何かを諭してくれるような里山のコースでは、地元のおじちゃん、おばちゃん、お年寄り達、
子供たちが心つくしの応援で、地元おこしの大切な大会を盛り上げようとするスタッフたちの
親切さ、手作りのエイドのうれしいサービスと出会い。
大きな都市型大会とはまた一つ違う味わいある大会は、ひざ故障のぶり返しが怖くて恐る恐る
の走りのひどい記録を、優しく、納得させてくれ、心に落としてくれた。
記録は4時間57分12秒。完走だ!。応援してくれるみんなの心が、フィニッシュゲートで
待っていた。


作戦は前日から開始された。まず向かったのは、完走(しなくても)の祝酒の準備で、宇佐外れの
酒蔵、「小松酒造場」ここの”豊潤”、久しぶりだねー会いたかった味。奥様とのお話も久しぶり。
明日のマラソンリベンジにエールをいただく。豊後高田でちょうど昼、昭和の街で昼ご飯。


1350時、大会会場の国東陸上競技場に到着。1412時受付完了。


今日の前線基地は、ネットで調べて、会場とのアクセスとコストパフォーマンスで選んだ清香荘。
ちょいと買い物を済ませて15時、チェックイン。さっそく準備して明日に備える。
スーパーで買ってきた自炊しゃぶ鍋で晩ごはん。あまり飲み過ぎないうちに就寝。


本戦当日は4時過ぎに起床、とにかくお腹を起こして腸の動きを促進させる。消化の良い
ドライフーズのおじや類で朝ごはんを済ませて、0630時、X-T探索機エンジンスタート!。


7時前に大会会場の駐車場到着、すでに続々と集まってきているね。0710時、スタンドに
準備スペースを確保。8時開会式でスタートは9時。さあ、行こう!。


この大会のコースは、海沿いから海抜200m弱までを何度もアップダウンする最も厳しいと
いわれる胸突き八丁、10km地点手前で案山子たちと一緒に応援してくれているちびっこに
記念撮影を頼む。そして17km手前の1回目のピークで折り返し。上がった息でスタッフに
シャッターを頼む。1046時。


何回か、とんでもないアップダウンがあって、足を奪っていく。写真ではわかりにくいが、この
坂を眺めたランナーは絶望する。それが延々と登る登る登る・・・。1140時、3回目の折り返し。
笑っているが、笑うしかないのだ(^o^)。


これが楽しい、25kmの給食エイドは新米のおにぎりが待っている。梅干しや漬物と一緒に
食べると、本当のお米の旨さを思い出す。それからさらに走って、疲れ果てた30km、ここの
うどんがおいしいのだ!。おばちゃん「何杯でも食べてねー、おいしい、うれしいねー、あんた
どっからね、そうねー、来年も逢おうねー待ってるよー。」絶対来ますよー(^^)/。


更に距離をはっきり覚えてないけど、お汁粉だー。へとへとの身体にこの素朴な甘さが
しみわたって、たまらん旨さだ。


フルマラソンは、最後の5kmが本当に長い。ここまで何とか持ってきたオデのお腹がついに
暴走。しかもトイレがなくてスタッフが「お寺さんに頼んでますぅ」。光永寺さん感謝でした。
1358時、やっとの思いでフィニッシュ。最後はさすがに違和感が来た左膝、S田ドクターと
K原トレーナーに教えてもらった筋肉の使い方を思い出しながら、何とか完走達成。


フィニッシュ後の画像記録はすっかり忘れていて、この日は宿泊を頼んでいた清香荘さんの
ご都合で、潮の湯旅館さんをご準備いただく。眺めのいい海岸のすぐそばで、お風呂が気持ちよくて、
足をほぐしてご褒美のビール。自炊の夕食を済ませたら、すぐに爆睡だ。
あくる日の朝、実施した探鳥会作戦は、次回の報告としよう。
写真は、あくる日の帰路、行入ダムから眺めた国東の国。ご加護を感謝しながらの帰路であった。

ねずみボス指令 金山川のラントレ  -とみくじマラソンを目指せ-

2016年11月15日 16時30分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
今週末の日曜、20日は国東市で開催される「第27回仏の里くにさき・とみくじマラソン」に参加予定。
しかし、ここのところなかなかラントレの時間が取れていない。
そこで、今日は昼から仕事のお休みをいただいて少し長い距離をロードワークだ。
野ねずみベースから往復12~13km。問題の左膝はリハビリのおかげで痛みは出なかった。
しかしスピードが上がらないねー・・・。まあ、完走目標でチャレンジだねー。


ラントレコースの金山川は、コスモスが沢山。今年は暖かいからまだまだ見ごろだ。