帰りたい空

野ねずみ探検隊は、いつかは帰りたい無何有の郷を探して活動チュウ。
山に登り、地を馳せ、温故知新の旅記録です。

夏の詫び状?

2010年08月30日 20時00分00秒 | 野ねずみ生活日誌
今年の夏は、かなり酷かった。人間が活動できる限界を超えていたよねー。このごろ、いよいよ自然が人類をいじめだした気がする。

これまで、自然環境をあたり構わず壊し、奪い取って、自分たち(それもホンの一部の者だけ)が都合が良いようにやってきた人間。

どんどん森を破壊し、海や空に自分たちの排泄毒を撒き散らしてきたじゃーないか。

だから、当然自然環境の構成内容が少しずつ変るよね、その変化が一定の範囲を超えたら一気に環境が変ってしまうんじゃないかなー。

温暖化なんて、オデが子供の頃から言われながら、なかなか人間のせいだとは認めなかったよね。
以前は「関係ないんじゃーない」なんて言ってた学者様が、ここ数年、「ホラやっぱり」何てイケシャシャと言ってる。腹立つよなー。

隊長がベランダで育ててる花達も、今年は暑さのせいで枯れていく。蜂に襲われたり、野生の生物が暴れたり。これまで無かったようなことばかり起こる。

北極や南極の氷がえらく解けちまったら、地球の水って増えるよね、そしたら当然嵐が増えたり豪雨、豪雪になるのは当り前じゃないかなー?。

海の水が増えたら、深い海溝のプレート境界にかかる重さに影響ないのかなー。これまでやっと持ってた岩盤が、耐えれる限界の重さを越えたら
崩壊して、それが地震多発の原因になってるんじゃないのかなー。誰か偉い学者さんたち調べてんのかなー?。

せっかく勉強して詰め込んだ知識を、自分が儲かる事だけに使うんじゃなくって、そういう人間や自然を守っていく事に使ってくれる人っているのかなー。




・・・この夏、オデの先輩が死んだ。男らしいやさしい、豪快な人だった。仕事のストレスで少しは体調崩してたけど。まだまだ若かったのに、散歩してて
倒れて、脳溢血をおこしたらしい。
もう一人の先輩は、庭の世話をしていて熱中症になり、生死をさ迷ったらしい。
隊長のオヤジさんも、ウォーキングクラブでがんばって歩いた後に倒れて、・・・今リハビリ中だ。


・・・コラーッ、”夏ーッ!”なんてーことするんだ、もう止めてくれー!・・・って腹立って考えながら帰る仕事帰りに、これまで会った事無い様な大雨と
雷にオデは見舞われた。”くそー、ついにオデをいじめにきやがったかー!”・・・と、思って自転車で走っていると、いきなり雨は止んで、西日がぎらぎらと
射した!。

南東の空に、これまた、これまで見たこと無いような、大虹が出た。
・・・夏のヤツ、いったいどういうつもりだ、からかっているのか、それともやりすぎた嫌がらせのお詫びのつもりか・・・?。



急逝した先輩の御葬式には、時間が合わずにオデは行けなかった。
やっぱり明日は、ご自宅にお参りだけでもさせてもらおうと、虹を見ながら思った。

野ねずみ山日記 背振山頂の彷徨

2010年08月29日 12時40分03秒 | 野ねずみ作戦活動記録
さて、前回の赤狐号調査報告、”背振山頂アプローチ道路開通!”の報告を受けて、今日の野ねずみ活動は夏恒例の背振山頂御散歩作戦。
涼しい山頂までX-T探索機で駆け上がって、のんびりと縦走路を歩こうという、お怠け作戦なのだ(^_^;)。
だがしかし、今回ばかりは作戦失敗!。朝一で山頂から出発したは良いが、とんでもないハプニングで途中で引き返しとなったのだ。
さらに、装備面で問題発覚、しっかりと暑さ対策をしたつもりの着衣に思わぬ問題点があったのだ。
それもこれも、今後の大切な経験として、野ねずみ探索ノウハウに加えていこう。では報告開始。
表題画像は0655時、野ねずみ探検隊を乗せたX-T探索機は既に背振山山頂直下、板屋の自衛隊林道入り口直前を巡航中だ。


0710時、背振山頂駐車場で朝ごはん。この時は涼しくて気持ちいい山頂は野ねずみ探検隊貸切!。本日の作戦成功を確信しながら0750時出発。
鬼ヶ鼻岩を折り返し地点の目標に想定しのだが・・・。早朝の背振山山頂



                  
しばらく歩く舗装車道でキンミズヒキやミズヒキがお迎えしてくれる。いい気持ち。


やがて展望が開ける。おお、今日は佐賀平野から有明海を越えて対岸にそびえる雲仙まで見晴るかす。佐賀平野、有明海、雲仙を展望


ヤマホトトギスが沢山咲いている。赤い実は何だろう?、要調査だ。




0822時、舗装路から縦走路の山道に入り込むとソウシチョウが賑やかにお出迎え。ソウシチョウの弾けるようなさえずり
0832時、インディアン峠到着。なかなか快調。このまま行けば作戦成功間違いなし!・・・。

 
・・・あれ、何で山頂に帰っているのかって?、実はインディアン峠から少し縦走路を進んだあたりで、オデの大失策に気がついた。
「アー、X-T探索機、鍵してないぞ(-_-;)・・・」つまり、ロックし忘れに気づいたのだ。1時間ほどかかって来た道を急いで登り返すこと40分で山頂駐車場へ。
すでに沢山の車が停まっている駐車場で、大汗をかきながらX-T探索機の無事を確認しロック。0910時、ベンチで一休み。
アーア、作戦は途中頓挫だ。出発時の諸項確認はとても大切な事を肝に銘じる野ねずみ探検隊であった。(何もなくてよかったねー)。



 
そこで、鬼ヶ鼻岩はあきらめて、蛤岳方面の森の中をいけるところまでのんびり歩く事にして、気を取り直して0920時、再出発。オー、ツリフネソウだ!。
蛤岳への入口


ところが!このルートがまたすごかった。山頂から下りだすとみるみる気温は上昇。結構急な勾配に加えて、大雨で壊された橋を迂回したり。


加えて、このあたり、アブが大発生。オデの今日の装備はスポーツ用のサポートタイツに短めの短パンで一応手足の保護をした上で暑さ対策をと
思っていたのだが、皮膚にぴったり密着するタイツの生地の上から、アブの奴は集中攻撃開始!。アチャー、イタイイタイ!。
真夏の獰猛なアブにはこの装備では防御不能だったのだ。と言う訳で1032時、蛤岳まであと2kmの地点で撤収開始。
野ねずみ探検隊撤収



                     
標高が上がるにつれ、少しずつ気温が下がってくるが、かなりへばった体にはこたえる登り勾配。
1137時、ヘトヘトで山頂駐車場に帰り着いた野ねずみ探検隊。階段で座ってご休憩中の年配の男性が「蛤、行ったんか、今日は大変やったろう」と笑う(^_^;)。
日差しを避けて屋根付きベンチで昼ごはん。下界の暑さを避けて、かなりの車が登ってきていて、駐車場は満車で大騒ぎだ!。


1230時、昼ごはん後は野鳥観察でもしようかなんて思っていたが、あまりのバテ具合と人の多さで、計画中止。「さっさと帰って風呂入ろう!」、と隊長。
ラジャー、X-T探索機撤収開始だー\(^o^)/。最後に博多湾の展望を楽しむ野ねずみ探検隊であった。

赤狐号走る 背振夏作戦アプローチルートの事前調査

2010年08月22日 13時00分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
夏休み最後の日、特別な計画は無いので、早朝の時間を後日のための調査活動に当てた。
野ねずみ探検隊恒例の夏の背振山ラクチン縦走作戦は、先日の大雨によるアプローチルート(自衛隊作業道)崩壊のため、まだ実施できていない。
(参考記事)→野ねずみ山日記 夏の三瀬-金山ルート
そのルートの修復が出来ているかを調査した。赤狐号5時半、我が家を出発。6時半、板屋のルート入口にかけられていた通行止めのロープが無い事を確認。
さらにしばらくすると、山頂側から登山者の車両が1台降りてきたのだ。ナルホド!。
7時半、我が家に帰って朝ごはんを食べながら、隊長に報告。で、あらためて背振山作戦の日程を検討することになった。

朝ごはんの後、午前中はアクシオンのトレーニングルームへ。この頃あまりの暑さでラントレを控えているのでとにかく体を動かしたい。
ランニングマシンで10kmを約1時間、プラス久しぶりの筋トレで、爽快な汗を流した。


野ねずみ探索記 日田、三隈川でササゴイに逢う

2010年08月21日 08時00分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
一夜明けて、まだほの暗い早朝から活動再開。山陽館のすぐ横に流れる三隈川の探索でササゴイの撮影に成功!。
この鳥は水辺の野鳥観察で何度か出会ったことがあるけど、撮影できたのははじめて。うれしいねー\(^o^)/。

                     

 
川のすぐ傍らに小さな小山になっている亀山神社があり、うっそうと森が覆っている。こういう所には何か居そうだね~。
5時半、探索開始だー!。早朝の三隈川の畔

 
しばらく歩き回ったけど、意外といない鳥たち。結構ウォーキングの人たちが多くて遠慮してるのかなぁ?。
あまり人が来ないあたりでアオサギやコサギが遊んでいる。

 
日が上りだして、亀山神社を照らす光がきれいだ。でも今日も暑くなりそうだなー。そういえば昨日はここ日田が日本全国で一番暑い場所だったらしい。

                       
0611時、鳥を探して亀山公園の山頂、日の隈城跡まで登ってきたのだ。

 

 
川岸に戻ってみるとセグロセキレイが遊んでいたので、しばし撮影。オーさえずっているねー(^。^)。セグロセキレイのさえずり

                 

 
0645時、あきらめて引き上げ開始した探索終了間際、川の中に小さな影を発見。双眼鏡で確認、ササゴイだ!。撮影開始。
ちょうど光の具合がよくて、バッチリ撮影成功。地味な鳥かと思っていたけど、意外と綺麗な彩りだったね。


さて、朝ごはんを食べたら引き上げ開始。今日は歯医者さんの予約もあるし、これで探索は終了。8時過ぎ、我が家に向けてX-T探索機発進。

野ねずみ探索記 椿ヶ鼻を事前調査

2010年08月20日 23時59分59秒 | 野ねずみ作戦活動記録
野ねずみ探検隊が山行をはじめて一番最初の頃、福岡と熊本と大分の県境で福岡県最高峰の釈迦ガ岳と連なる御前岳に縦走登山をした記憶がある。
なんせまだ経験浅く、挑戦した相手は結構な強敵、当時の野ねずみ探検隊はヘトヘトで、とにかく登って降るのに手一杯、緑深いこの山の本当の良さを
見逃したような気がして、この頃ねずみボスから再探索の指令が出ているのだ。

この暑さでバテぎみの隊長は、オデにとりあえず単独調査を指令。ヨッシャー!ラジャーと、はじめ赤狐号で行くつもりだったが、この夏の熱波!・・・。
かつて気温39度のこのエリアのツーリング(炎熱地獄)を経験しているオデは、X-T探索機使用許可を申請。なんとかしぶしぶOKだ\(^o^)/よかったー。

                     
釈迦ガ岳-御前岳の再探索基地にと検討しているのが、この椿ヶ鼻ハイランドパークのキャンプ場。標高は800mを越えていて、夏でも涼しかった記憶あり。
1022時、到着。気温おそらく28度。直射日光はやはりかなり厳しい、そして目的のキャンプサイトを調査。




コテージやバンガローは大人数の利用が想定されていて、隊員人数がちょっと少ない(二人!^_^;)の野ねずみ探検隊には使い辛い。、でもキャンプサイトは
日陰がほとんど無い。お風呂やトイレの設備が良いだけに、これはなんとかしたい課題だなー。

 
椿ヶ鼻ハイランドパークからは、標高1231mの釈迦ガ岳まで車道が伸びていてらくらくと山頂に立てるが、やはり他の目的が無ければ足で登りたい。
結構暑いねー。日差しがあるとおそらく熱中症。

このあと、周辺の林道を調査。いやいやこのエリアの山深さはすごい。廃道のような林道を辿っていくと、やがて落石で塞がれたダートだったり、
行き先がわからない分かれ道を行くと、登山口に出合ったり!。X-T探索機、大活躍だ!。


結局、調査は14時頃打ち切り。検討事項、課題、これからじっくり考えよう。・・・で、X-T探索機は日田の温泉旅館へ。ネットで探し出した
老舗旅館の割安パック企画を利用。これはよかったねー。見てこれ!、川の上で温泉に入ってるみたい\(^o^)/。




ひなの里 山陽館、カワセミの湯の露天風呂。この日日本全国1位の高気温にもかかわらず、ここは結構涼しい!。片手にビール(^_^;)。

 
食べ放題のバイキングは個室でOK。ならば作戦は沢山立てられる(^。^)。18時、作戦開始!。

1930時、おなかパンパンで戻った部屋の窓から屋形船の眺めが優雅・・・。zzzzン、あれ!見ながら寝ちまったんだ、日が変って0030時の右の窓は月の風景。再度温泉へ。
では今回はここまで。お休みなさ~い。