帰りたい空

野ねずみ探検隊は、いつかは帰りたい無何有の郷を探して活動チュウ。
山に登り、地を馳せ、温故知新の旅記録です。

赤狐号走る 湯布院の温泉ひとり旅

2017年06月18日 12時00分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
このところ会社の仕事はますます忙しくなって、来週からは泊りの客対応や夜間休日の
工事立ち合いや、さらに気の乗らない飲み会の予定なども・・・。
好天予報の土日の休み、ちょいと気晴らしの前払いがいただきたくて、急遽ツーリング
を思い立って、隊長にお許しをいただく。
ネットで見つけた湯布院の素泊まり安宿情報、温泉が良さそうなので、今後の野ねずみ
本作戦のためにも視察調査だ。
さあ、果たしてどうなるか、赤狐号出発だー。


0617日、朝9時の野暮用を済ませて11時前、赤狐号は出発だ。
12時前、東九州高速道の今川PAで一休み。このところこのPAはコンビニができて
いて、昼ごはんも済ませる。


1330時、湯布院まではあっという間に到着。初めての宿で少し道を探したが、それでも
この時間には到着。荷物を置かせてもらって、街中のスーパーで自炊食材の買い出しだ。


1430時、買い出しを済ませて、少し早いけどチェックインの受付をしてもらう。
「由布の小部屋 みずうち」という、素泊まり宿は3,100円!。安いので環境は期待
していなかったけど、いやいやそうじゃないみたいだよ・・・。


2か所のトイレはウォシュレット完備。自由に使える炊事場には鍋やかん、レンジ、
冷蔵庫、コンロ、食器等々完備。


そしてこれ、目当ての温泉設備は◎。見晴らしのいい外湯もこじんまりした内湯も、
一生懸命掃除してあってすごく気持ちいい。
「もう、年取った夫婦二人なので、なかなか手が回らなくて・・・。でも、この値段で
ずーっとやって、お客さんに喜んでもらおうと思ってねー」と奥さん。
良心、戴きますm(_ _)m。




調べてきた情報によると近場に人気のパン屋さんがあるという。宿の奥さんに尋ねて、
歩き数分の距離。でもこの時間ではほとんど売り切れ(^o^)。
しかしセンスのいいお店で、おしゃれだねー。「グランマ」ってお店。ご主人おすすめの
自家製ハーブの塩パン、最高!。「こいつをかじりながら、呑み助は一杯やりますよ。」
とご主人、わかるわかる!。


金鱗湖への人気の道は、この通り。人が押しかけてぎゅうぎゅう状態(^o^)。
それも、ほとんどが東洋系の外人さんだぁ。すごいねー。大体アベックで手をつないで
歩いてる。まあ、日本へようこそ、来てくれてありがとうねー。




大分川にかかる由布見橋。名前の由来は一見の元、この眺めのようだ。いいねー。


由布見橋のたもとの、雰囲気のあるベンチで一休み。実はここ、由布の小部屋が
ほんのすぐそばなのだ。これはいいねー。由布の小部屋、いろんな作戦に利用できそう。
さて1530時、由布の小部屋の温泉解禁時間だ。(ほんとはいつでも入ってOKってお許し頂いたけど。)
帰ってのんびりと温泉入って、今日の自炊晩ごはんは焼肉セットだぞー、飲むぞー!。










朝の気持ちいい湯布院の町を、しばらくじっくりと感じて散策。心が落ち着くね。





ねずみボス指令 大阪城朝ラン作戦

2017年06月15日 07時00分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
昨日から大阪出張。
仕事のことはさておいて、手配してもらったビジネスホテルから大阪城まで、
調べてみたら4km弱。
当然、ラン装備を準備して、朝ラン作戦だ!。


朝6時の大阪城公園は、元気がいいねー。大勢集まってラジオ体操やらダンスの練習
やら。


大阪城公園で30分ほどランして引き揚げだ。天満橋を渡る。

おや、隊長からメールだ。やったー!、10月の横浜マラソン当選だー!。
横浜のタツカズ隊殿、よろしく頼みますぞー(^^)/。




前日の仕事の後で立ち寄った、大阪梅田の立ち飲み屋さん、なかなか旨くて安い。
辛口の三千盛、生きのいい魚、さすが大阪!。

野ねずみ山日記 英彦山のオオヤマレンゲに会いに行こう作戦

2017年06月12日 20時45分17秒 | 野ねずみ作戦活動記録
6月も中盤になると、登り出しが1000mを越えない山は実は最悪。
暑くて虫は大群で襲ってくるし、天候は不順で雨が降るし、正直、九州の低山はこの先
夏の間は登らないほうがいい。(・・・と思う(*_*;)
でも、この季節の最後の最終作戦はこれ、英彦山の貴婦人との邂逅を目指す山旅だ。
今年も咲いてくれてたオオヤマレンゲ、そして英彦山中岳山頂の英彦山ヒメシャラ。
一番いい季節抒情詩を楽しんできた野ねずみ探検隊であった。
















ひたすら、ひたすら登って10時、一休み。ねずみポーズでエネルギー補給の隊長(^o^)。
1015時、救世安民の碑、このあたりが一番きついんだよねー。さあ、行こう!。


1018時、ああーあったねー、この木は保護の柵が作ってあって、毎年みんな会いに来る。
そうねー、今年は少ない?、いやいや蕾は結構あるのでこれからかなー。頑張れー!。
ちなみに表題画像はここの一輪なのだ。


その先の崖の鎖場にあるオオヤマレンゲは、小さな蕾が一つ、やっぱり今年は裏年かな。


なんだかかわいいのでニガナを撮影。息を切らせて英彦山北岳1047時、登頂。


北岳から中岳へ。


ホオジロがイッピツケイジョウとさえずる道。


中岳への途上から北岳を振り返る。


中岳山頂でまず隊長がチェックに行ったヒコサンヒメシャラ、ああー、いてくれたー。
少ないけど咲いていてくれてありがとう。










1232時、行者堂跡を通過。久しぶりに見たお地蔵さまは、ますます飾り物が(^o^)。





 自然観察路でカエルに遭遇(^o^)。


1332時、キャンプ場の草原に到着。ここは秋にはススキヶ原になるのだ。





今回のYAMAP記録→野ねずみ山日記 英彦山のオオヤマレンゲに会いに行こう作戦

野ねずみ山日記 第65回くじゅう山開き in2017\(^o^)/

2017年06月04日 17時45分40秒 | 野ねずみ作戦活動記録
昨年は地震災害と悪天候と隊長のオヤジさん支援作戦で行かなかった”くじゅう山開き”。
今年は天気はバッチリでこれぞ山行日和の空のもと、野ねずみ探検隊は作戦を展開した。
0604日10時の久住山山頂での神事に合わせて作戦を計画。
当日の朝に登山口の牧ノ戸峠に行っても、駐車スペースは全く空いていないのがわかって
いるので、作戦は前日3日のうちに登山口駐車場にX-T探査機を乗り付け、別荘モードに
してX-Tアタックベースを設営し、4日当日は早めに準備して7時前から山行開始。
今年は遅めとはいえ、満開に向かうミヤマキリシマのピンクの紫紅夢景色をゆっくりと
楽しみながらの山旅となった。
山頂で毎年配られるペナントもゲットして、隊長のオヤジさんのお土産としたのであった。

では、作戦展開の報告を開始。


くじゅう山開き前日、作戦はまず水の確保から。今日の夜から明日の作戦展開中に必要
な水を、長者原の登山口で確保。昨年の熊本地震後、一時水が流れなかったけど、復活。
1210時、牧ノ戸登山口の状況確認を兼ねて、牧ノ戸峠へ。この時間はまだまだ今日の
登山客の車がいっぱいだ。とりあえず空きスペースを見つけて、黒岩山側展望所で昼ごはん。


13時、アタックベース設営前に一風呂だと、筋湯温泉打たせ湯へ、この温泉はホントに
効きますよー!。






14時半、再び牧ノ戸峠へ。この時間になると、かなり駐車スペースは余裕で、候補の
ベースキャンプ位置へX-T探査機を軟着陸。黒岩山展望所で景色を楽しんでいると、
幕営装備をボッカして二人組登場。今日はここで幕営。明日は三股山から酷路の藪漕ぎ
でボウガツルにキャンプ、さらに平治を越え黒岳を目指すとか。知る人は身震いだねー。
東京と、岡山の山友二人連れ、うらやましさがこみ上げながら、知っているルート情報
を提供。頑張って、ご安全に・・・。黒岩山を案内すると颯爽と向かう、さすが・・・。










X-Tアタックベースのシュラフの心地よさに、ついつい留め置かれて、0520時準備開始!。
朝ごはんと昼ごはんの仕込みだー。
朝ごはんは、どん兵衛うどんとドライフーズの雑炊群、結構旨いよ、とにかくエネルギーだ。
片付けでお湯を切るとき、手元がくるって隊長にお湯しぶきが(@_@。・・・徹底的にお叱り。
・・・だよね~、寝ぼけててごめんm(_ _)m。


0641時、山行装備を整えていよいよ山行開始。1645時、牧ノ戸峠登山口、入山。


0655時、牧ノ戸第一展望所到着。いつもながらのいい景色。朝の空気が気持ちいいねー。


さあ、ここから沓掛峠を目指して登るのだ。ミヤマキリシマのお出迎えだよー。


結構な坂道だけど、花が励ましてくれると体が動く。


0707時、沓掛峠到着。ここからがくじゅうの山神様の結界。峠を越えると時空が変わる。




タイムトンネルならぬミヤマトンネルが・・・。


0741時、このルートのいつもの休憩ポイント。なかなかいい作戦展開で気持ちいい。
イワカガミが出迎えてくれる。いやー、二年ぶりだー、ごきげんよう!。


もうすぐ西千里ヶ浜、ここまでの道を振り返る、いい景色だねー。


イワカガミを楽しみながら、星生山への道を分ける。今日は行程上星生山回避。
そのうち行こうねー。










はじめて久住山に登った時は、このガレた急坂を上ると膝が震えたねー。でも慣れたのか
隊長も文句を言わずにとくとくと登る。大分登れるようになったかなー。さあ行こ!。


0919時、本当は9時くらいには登頂した久住山。写真撮影の順番待ちの列が・・・。
さあ、開山祭を待って・・・野ねずみ探検隊の大切な家族たちへ・・・メールだ(^^)/。
皆様お元気ですか?。今回は山登りのの報告です。
今日は久住山の山開き。昨日からふもとに車中泊して、朝7時前から登ってきました。
10時から山頂で神事です。皆様のご多幸をお祈りしてきますね~〓。


くじゅう山開き山頂お祝い、90歳の登頂記念!










大休止を終えて下山再開の野ねずみ探検隊、渋滞を抜けて西千里ヶ浜の下りへ、好きなポイント。


さて、下りに寄ってみようと作戦会議した扇が鼻。ウーム、ちょいと色が足りないか?・・・。


1225時、扇が鼻への道へ分かれて行こう。アカドウダン満開也。










扇が鼻の分岐へ戻り道も、ワクワク感がいっぱい。道の脇には花芽いっぱいだよ。


1403時、沓掛峠を下る、1時間ほど時間が押したのは、救急ヘリを見ていたからなのだ。
頭上をかすめるように大急ぎで現れた救急ヘリ、要救を見つけて救急活動がすごい。ありがたい。
しかし、反面教師で、体力、装備のしっかりとした準備とリアルポイントの状況判断、勇気ある
撤退が一番大事だと実感するところがあった。


ハルリンドウと教えていただいたリンドウ。フデリンドウと見分けがつかない(*_*)勉強だ。
1420時、牧ノ戸登山口へ下山完了。山の神様へ、無事のお礼を・・・。


1429時、事前準備のおかげで素早く撤収完了。この椅子をたたんだらX-T探索機はアタックベースを
飛び立つ。いろいろ後の用事があって、急ぎの帰り道へ。
1730時、野ねずみベースではレン猫参謀長が首を長くして報告を待っていた。
ペナントは、隊長のオヤジさんへ、元気でいてください!。

今回のYAMAP記録→野ねずみ山日記 第65回くじゅう山開き in2017\(^o^)/