武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

ケア職の基本

2023-04-20 07:20:24 | 武久の視線
病気になった人も介護を受けている人も
何も特別な人ではない、基本あなたと同じ感情を持つ人間

だからそんなに難しく考えなくても


あなたがされて嫌なことは患者、利用者も嫌がるだろうし
あなたが恥ずかしいことは患者、利用者も恥ずかしいだろう
あなたがしてもらって嬉しかったことは患者、利用者も嬉しいだろう

ケア職の基本は「自分だったら、、、」と考えられる視点に思う。





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一般認識

2023-04-19 08:27:51 | 武久の視線
私が倒れた働き盛りの44歳の頃に思っていたこと

職場の検診などでひっかかった項目を見て
「人間、四十過ぎればガタも出てあたり前だよ、俺は大丈夫」

長生きについて
「俺は他人の世話になってまで長生きしなくてもいいや、太く短くの人生でいい」

人生について
「ときめきや楽しさがなければ人生じゃないね」

勿論のこと医療や福祉などには興味などなかった
病院には医師と看護婦さんと掃除のおばちゃんがいるぐらいに
福祉などは親がお世話になる時が来たら役場でも行ったらいいや

世間の中年男性の一般認識なんてものは、その程度なものである。



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ことわざ

2023-04-18 07:57:00 | 武久の視線
ことわざに「情けは人の為ならず」と言うのがある
人にかけた情けはめぐりめぐって自分に返って来ると言うような意味らしい

介護されている私が言うのもおかしな話なのだが
このことわざ、介護にも言えることのように思える

介護を仕事としている人も、身内を介護している人も
世の中の誰であれ大概の人は、老い介護を受けながら人生を終える

今、あなたが介護していることが、自分が老いて介護を受ける時に返って来る





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生きるすべ

2023-04-17 09:13:10 | 武久の視線
嫌なことも辛いことなども「ものは考えよう」

他人や運とかのせいにするのは止めよう
全てのことには、なるべくしてなった自分の思考や行動があったはず

あーしていたなら、、、こうしていれば、、、と悔やむのを止めよう
いくら後悔したとて、いくら愚痴ったとて現実は何も変わらない

他人と比べるのを止めよう
自分の下と比べ〇〇よりはいいのかも、と安心をしたり
自分の上と比べて羨ましがったり、上を見も下を見てもキリはない

こんな感じで、全てのことは「ものは考えよう」で乗り切り私は生きてゆく



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障害と言うカテゴリ

2023-04-16 07:31:14 | 武久の視線


私は四肢麻痺と言う障害なのだが
当然のことながら、一まとめに障害と言っても部位も程度もみな違う

ただ長年、障害者をやって来て思うのは
その障害者の人は介護が必要な人なのか否か、そしてその介護度は、、、

介護が必要な障害者と、介護を必要としない障害者とでは
精神的なところに大きな差が生まれる感じがする

障害を部位や程度などに分けて考えることとは別に
その障害は介護を必要とするのか否か、みたいな視点も必要なのでは、と思う




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考え過ぎ

2023-04-14 10:06:12 | 武久の視線
介護されている者は動かない(動けない)分、考え過ぎになりがちだ
それは当然のとなのだが、問題なのはその考過ぎになるものの内容

考え過ぎで膨らむものが夢とか希望とか、好いものなら良いのだが、、、

不安や心配などは考えれば、考えるほど悪い方へ悪い方へと考えてしまう
確かに私も不安や心配ごとを考える、がしかし考え過ぎで煮詰まる前に

いくら不安になったり心配ごとを考えたとて、とどのつまりは
「なるようにしかならぬもの」と、ふん切りをつけることを心がけている。




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後の祭り

2023-04-13 07:43:18 | 武久の視線


お葬式などで亡くなった人を悪く言う人はまずいない
私にはそのことと「親孝行したい時に親はなし」とが重なる

亡くなった人を良くは思っていなかった人もいた筈
親が生きていた時、感謝をして親孝孝行でも、、、と思えた人はまれな筈

人が亡くなる、人が仏になると言うことはそう言うことなのかも知れない
死んでからいくらいい人に、感謝される人になっても私には後の祭りに映る




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介護する者と介護される者との埋まらぬ溝

2023-04-11 10:24:08 | 武久の視線

介護する者は忙しさとの闘い
介護される者は退屈さと闘い

介護する者は介護してあげている感が出る
介護される者は好き好んで介護されている訳ではない

介護する者は介護に疲れ
介護される者は介護されることに疲れる

在宅介護生活、、、そこには絶対に埋まらない溝がある
そこを認識し意識しているか、いないかとでは両者の覚悟が違って来る




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障害者

2023-04-10 07:13:04 | 武久の視線
「私は武久さんのことを障害者だとは思っていませんから」

好感とか悪感とか、意図的なところは別としても
一般の人は勿論こと、たまには医療や福祉の人からも言われる言葉だ

否定的ではいけない良くも悪くも身も心も、私は障害者なのである
医療福祉従事者の人たちとは、障害者になっていければ会うことすらなかったはず

障害者になってから私はその部分から目をそむけたことはない
むしろ障害者の視線や心理的なことを私なりに追求している、障害者年金もらっているしね

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森山直太朗

2023-04-09 10:14:16 | 武久の視線

ICUから個室に移され意識はあったのか断片的な記憶は残る
しかし、睡魔に支配されていた私は一日中のほんどは夢の中にいた

その夢の多くの場面に森山直太朗の桜が流れていた
流行っていた直太朗の桜を家内がプレイヤーにセットして置いたらしい

ありがたいことに脳への刺激にと
巡回に来る看護師さんたちがスイッチを押して曲を流してくれていたそうな。





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