武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

自立支援の歪み

2016-12-25 11:13:44 | 武久の視線
僕は、自分の体験した事を元にしか書けない

最近よく見かける記事に
介護度を下げると加算が付く、成果主義的な自立支援の取り組みを見る
僕の通ってたデイの経営者はその加算を心待ちにしていた

大学教授が唱える何とか理論は正しいのかも知れない
でもその理論を実行する介護現場はどうなのだろう?

横になり身体を休めたい高齢者
利用者の要望など耳も貸さず、畳の設置など否定する施設側

椅子に腰かけているのがやっと、みたいな人をマシーンに乗せ
スタッフの力でマシーンを動かす

夜間のトイレを気にし、午後水分を取りたがらない人にも
水分補給を半強制的に薦める

理論的、高圧的上司を崇めているスタッフ、、、
取り上げたらキリがない施設側主導の成果主義型自立支援


僕には 介護と言うより、管理に見えた 



その方たちの心の声はケアマネさん達には届かなかったのだろうか?
ケアマネの仕事の一番先頭にあるべきものは


 利用者の人権を守る ケアプランなり、サービスなどの導入なのだと、
                                            僕は思う。




(撮影 介護フォトライター 野田明宏)
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