ぶく塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

介護保険は、誰のためのもの?

2015-07-17 15:04:21 | 武久の視線
介護保険の専門的な事など知らないし、調べる気もない僕なのだが、、、


僕が体験した介護保険業界では、ケアプランでも介護サービスでも、介護家族の負担軽減が主軸に語られる
要介護の高齢者や、第二被保険者は単なる介護対象者、話し合いなどでも蚊帳の外の感じがある


介護保険の被保険者となった時点で、社会人ではなくなるみたいだ


確かに、介護する家族は大変なのはわかる
しかし、介護家族の負担軽減を先頭に掲げるのはおかしい、



介護保険利用者は、家族の負担になる存在と言わんばかりである
僕は思う、介護保険って誰のためにつくられたものなのだろう?


子どもたちのために学校が、国民のために国会が有るように
介護保険利用高齢者本人や、介護保険第二被保険者本人のために介護保険はあるのだろう



介護家族や、介護保険従事者のためにある介護保険ではない


その人らしい生活、その人らしいケア、利用者本位、、、などを目にするたびに
介護保険の建て前や理想と、現実の差に呆れて無気力になる僕なのである。
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