武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

心のケア

2015-07-08 12:32:50 | 武久の視線
「心のケア」、、、目にはするようにはなったが、介護保険の利用者として実感することはない



あいも変わらず介護生活を苦に起こる事件
そのたびにとりただされる関わりあい、近所づきあい、近所づきあいは個人差、地域差はあるものの


介護保険を利用しているのなら、必ずや月に1回はケアマネが訪問するはずだし
何らかの介護サービスを利用しているのなら、その職員とも接点はあるはず


そんな環境の中で何故?孤立してゆき、自死、心中まで至ってしまうのか?


この生活を体験している僕らはわかるような気がする
介護保険内でアセスメントとか関わり合いと言っても、内容は世間話しなのだ


こちら側から心配事や悩み事を口にしない限り
「最近どうですか?困ってる事や、悩んでる事などないですか?」などと聞かれたことはない


利用者側から想いを伝えない限り、見落とされてしまう辛い想い、苦しい想い
介護保険内にカウンセラー機能はなにもない


身体のケアだけで、その人らしさは保てない


「心のケア」、、、耳ざわりのいいことばだが
介護保険の中では、僕は 絵に描いた餅 にしか見えない感じない。

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