武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

受容

2015-01-30 11:32:07 | 武久の視線
障害受容、病気受容、、、
あの人は障害を受容している、あの方は病気を受容している、と言うのは他人からの言葉であって


当事者とすれば、何を背負ったとしても、生きてゆくには現実を見るしかない
会社が倒産しても、戦争が起こったとしても、人は現実の中に生きて行くのだ、自らの命をたたない限り





どんなに嫌がっても、あがいても、障害が治る訳でもないし
いくら後悔しても、愚痴や文句つけても病気が治る訳でもない


それでも生きて行く、と思えばのり越えるか、かわしながらか、とにかく現実を進むしかない
泣いても吠えても暴れても、笑っても、何にも変わらない、、、どうせ変わらないのなら疲れない様に生きたい


そんな事に気がついた人を、他人は受容したと言うのだろ


障害があるより、病気より、五体満足で健康な事が一番いいのはあたり前の事


支援する人は、その当たり前の事を見失うと
当事者の傷害になってよかったとか、病気になってよかった、とかの言葉を真に受ける。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 人それぞれ | トップ | お荷物 »
最新の画像もっと見る

武久の視線」カテゴリの最新記事