武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

特別意識

2015-04-02 12:28:06 | 武久の視線
障害者は大変、介護生活は大変、障害者には世間が冷たい、在宅介護は世間から取り残され世界、、、
などなどと発信する当事者は多い、確かに障害者も在宅介護生活も、生きづらい生活なのは間違いないのだろう


僕ら夫婦だから言えるのかも知れない、(あなたたちは恵まれているのよ)と思われるのかも知れない、だけど僕らは思う


みんな生活していれば大なり小なりの生きにくさや大変さをを抱えて生きている
比べるのは好まないが、、、ガンのターミナル期の方も、小児病棟で不治の病と闘っている子らも、、、そんな人たちもいる事も事実



人生半ばまで五体満足で生きて来た、人生半ばまでは普通の生活をしていた
今こうゆう生活、体になったからと言って、誰をうらむわけでもないし何かにぶつけたい気持ちもない



生活していく誰もが大変、嫌な人間関係で仕事を続けなければならないのも大変、シングルマザーで仕事し子育てするのだって大変
誰からも認められなくても、誉められなくても食うためは働かなければならない人も大変、、、大変はいっぱいある



僕らだけが、特別に大変なのだとは思わない
大変な生活、大変な障害、惨めな生活、惨めな障害者、、、などの特別意識で自分らの首をしめたくない





僕らは特別に大変なわけではない、それもまたノーマライゼーションなのだと思う!


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