白戸軒のラーメンでマーケッティングとかフリーとか考えた

昨日は、白戸軒のラーメンをゲットしたのだけど、ソフトバンクは太っ腹だとか、こんなことして営業的にはどうなんだろうという感じだけど、よく考えみると、なかなかうまいかも。
先日フリーという本を読んだけど遅ればせながら　フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略-クリス・アンダーソン　読了 - 温故知新～温新知故？、その本に書いてあったマーケッティング手法と同じだなと思った。
この、ラーメンがタダで得られるというのは、消費者の欲望をくすぐる。
フリーという本に書いてあったのは、フリー（無料、タダ）ということで、消費者の関心を引き、結果的には、商品を買わせるという手法。
今のクラウドソフトなどはもっと進んだその変形。
無料でソフトは使わせ、そのサイトにアクセスしたときにスポンサーの広告を見るという手法だ。
この白戸健のラーメンは、その原点的な商品の購買につなげるという手法だと思った。
なぜなら、この販売店に行けばただで貰えるということは以下の２つが必要。
１．販売店を探す。
２．販売店の場所を知る。
今や携帯は機能は大差なく、販売店に何とか来てもらえれば、お客さんが商品を買う確率が高まる。
ドコモなどは販売店数がソフトバンクなどと比べて圧倒的に多いだろう。
なんとなくクルマで走っていても、歩いていても、数分でどっかの店舗に出くわすのではないだろうか。
しかし、ソフトバンクあたりになると、ブラブラ走っていたり歩いていては、なかなか店舗に出くわさないし、なんかの理由でソフトバンクの携帯がほしいと思っても、事前に店舗探しが必要だろう。
そう、そういうときに、この白戸軒のタダラーメンをもらったときの記憶が効いてくるのではと思う。
探さなくても事前に店舗の場所を認識していることになるのだ。
その仕掛けに私はまんまと乗っかったのだ。
実は今日も他の店舗で、もうひとつもらってきた。
iphoneを買った店舗ではまだ貰っていない。
そう、こうして新たな店舗の場所を認識したのだ。
だから、他社の携帯でもいいのだ、むしろ他社の携帯持っている人に店舗を探してきて欲しいのだ。
また、シリアル番号など確認しないのも、同じ人に数店舗覚えてもらうほうがいいから当然なのだ。
うまいとおもうなあ。
本当にこういう意図なのかは？？？？ですけどね。