温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

家族という病/下重暁子 読了~面白かった。同感のところが多かった~

2016-04-16 21:57:11 | 

先週の海外出張時、行きの飛行機で90%読みました、そして、帰りで残りの10%読了。
Amazon.co.jp: 家族という病 (幻冬舎新書): 下重 暁子: 本
内容紹介
家族ほどしんどいものはない。
これまで神聖化されてきた「家族」を斬る!
日本人の多くが「一家団欒」という呪縛にとらわれているが、「家族」はそれほどすばらしいものなのか?
実際には、家族がらみの事件やトラブルは挙げればキリがない。それなのになぜ日本で「家族」は美化されるのか。
一方でもっとも近い存在でありながら、じつは一番理解していなかったことを、家族が他界してから気づく人も多い――。
家族の実態を克明にえぐりつつ、「家族とは何か」を提起する一冊。

下にあるように、賛否両論というか、評判悪いようですね。当然でしょう。FBなんて幸せの押し売りオンパレードが評判な世の中なんですから。FBアクティブユーザーはちょっと古いけど、下によれば2013年で2100万らしい。

その中で15歳から65歳は7700万人。FBを日常的に使っている人は約27%。まあ、これを信じれば3割の人は幸せ自慢が心地いいらしい。でも、7割の人は気持ちよくないのである。サイレントマジョリティですね。私も年賀状の家族写真とか、FBのうまいもの食った、いいもの買った、幸せですみたいな投稿は苦手。少数派だと思っていたけど多数派ですね。これはカミさんも同じ。幸せ自慢は本当に相手を傷つける。家族写真とか、結婚しました、結婚何周年で幸せですみたいなのは、子供のいない人や結婚していない人にはどれほどいらない情報か。無神経な人が3割くらいいるってことかな。まあ、それくらいはいるかな。でも、メディアの伝える情報はいかにもFBとかSNSをやっていないと遅れてるみたいな感じ。困ったもんです。

日本のFacebookアクティブユーザーは2100万人 86%がスマホから - ITmedia ニュース
Facebookは8月14日、日本市場のアクティブユーザー数を発表した。6月末時点で月間アクティブユーザーは2100万人。うち86%に当たる1800万人がモバイルから利用しているという。

アマゾンの書評にあるように賛否両論のようだ。賛同しない人のほうが多いのかな。でもサイレントマジョリティが黙っているんだろうな。だからたくさん売れた。

投稿者レピア2016年4月9日
形式: 新書
この作者の方は、お育ち的にも、コンプレックスが多い方のようで、すべての物事を、悪い方向へまたは、冷めた目で見られているかんじでした。結婚、出産、育児など、忍耐もたくさん必要ですが、それ以上の幸せや、愛に出会えます。
家族は、いろんな国のようにいろんなカラーがあります。作者さんの語られてるほど、悪い面ばかりじゃありません。
反対に、家族は、このせちがらい世の中、一番の味方って思うこともあります。

こういうことを言ってくれる日本人を探していました。
投稿者山田 優子2016年4月1日
形式: 新書|Amazonで購入
私が誰にも言えずに、でも何だかわからない居心地の悪さを感じながら暮らしていた本音をズバズバ言って下さる本に出会えて、気持ちがすーっ!!!としました。いい歳をした子供への(特に息子)過干渉な親、子供を身ごもり育てることの素晴らしさを語る専業主婦。
家族の話しかしない、主婦の会話。私も耐えられません。母の子への愛は、その関係性においては素晴らしい神と子羊かもしれませんが、一歩外から見れば我が身の一部が可愛いだけのエゴなんです。
著者にもっと、その真理をついたような本を書いていただきたい。
価値観の狭い日本ではこういったこと、なかなか言えませんから、生きづらい。

この本は、そういう疑問を持っているサイレントマジョリティに勇気を与えてくれるものです。また下重さんの生き方やいろいろあったことが垣間見れて興味深かった。うちの母の親父も軍人で母の親父さんが日本刀を手入れしていた話など聞いたことを思いだした。
私は同感したので、いかにあえてポジティブな意見のサイトを紹介しておきます。
「理想的な家族」を盲信するのは間違っている | ミセス・パンプキンの人生相談室 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
ほかの幸福な家族をまねた“偽装家族”への警鐘
しかし、私がこの本に書かれたことを間違っていると言っているわけではありません。共感するところも多々ありました。「家族のことしか話題がない人はつまらない」「夫のことを『主人』と呼ぶおかしな文化」「家族の期待は最悪のプレッシャー」など、どれももっともなことだと思います。言い古された言葉のようにも思いますが、それが1冊に収まったことで、読者に与えたインパクトは大きかったと思われます。

家族という病の著者がテレビ出演!その内容が壮絶すぎてエグいww
下重暁子さんに寄れば、やはり家族という
存在で悩まれている人が多いとその根幹
ともいうべき言葉を残されています。
「家族は良くあって欲しい、というのが理想ですよ。でも実際は、家族ほど一番近くて一番分からないものはない」
本当にその通りだなと思いました。
私も家族間のトラブルで悩んでいた時期がありましたので...

» 下重暁子著「家族という病」が興味深いC.J.Woman
「家族という病」によると
日本人の多くが「一家団欒」という言葉にあこがれ、そうあらねばならないという呪縛にとらわれている。しかし、そもそも「家族」とは、それほどすばらしいものなのか。・・・・・・・
とある。
 「家族のことしか話題がない人はつまらない」
「家族写真入りの年賀状は幸せの押し売り」と一刀両断。
家族の実態をえぐりつつ、「家族とは何か」を提唱する一冊になっている。


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