温故知新~温新知故?

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ジム・ホール・トリビュート ロン・カーター・ウィズ・ラリー・コリエル~圧巻ラヴェルのボレロのソロ~

2014-01-27 07:00:04 | 音楽
Larry Coryell - Ravel's Bolero Expo 92
昨日は、久々にライブ鑑賞。上の映像は昨日のものではないけど、素晴らしかったRavel's Bolero。
ジム・ホール・トリビュート・フィーチャリング・ロン・カーター・ウィズ・ラリー・コリエル & ピーター・バーンスタインという内容で、ジム・ホールトリビュートということで、実に渋い演奏だった。ギター2本にロン・カーターのベースという構成でドラム抜き。ドラム抜きかぁ~と思ったんだけど、演奏が始まってロン・カーターの超人的なことをしても正確無比なベースプレイを聴いているとドラムはいらない、あるいは自然に自分の耳に聞こえてくるような演奏だった。
圧巻は、ラヴェルのボレロをアコースティック・ギターでラリー・コリエルが演奏したとき。ギターはオーケストラだというのを立証する演奏。複雑な和音をどのような指使いで弾いているのだろうという感じ。彼も去年で70歳のようだ。さすがに一番最初の映像の頃ほどの迫力はなかったけど、趣の渋い演奏だった。
2012年の演奏があった。
Larry Coryell - IridiumLive! 8 6 2012 - Bolero

ラリー・コリエルというギタリストを知ったのは、私が高校か大学の時、ゲーリー・バートンのコンサートへ彼目当てで行った時にさかのぼる。彼目当てだったのに、確かコンサート直前になって、ギターがジェリー・ハーンという人に変わってしまったのだ。ラリー・コリエルが見たかった、聴きたかったのに。
ジェリーハーンもラリー・コリエルばりの演奏だったけど、やはりラリー・コリエルの、当時ジャズでもロックっぽい演奏をするという評判だったフィードバック奏法(ギターのマイクをアンプに向けてハウリングさせるというもの)を駆使したものを聴きたかった。そのような演奏あるいはジャズとロックの融合というのはまだ珍しい時代だった。彼らのコンサートで日比谷公会堂の楽屋に行ってサインをもらい、ベースのスティーブ・スワローからトラフィックというグループがいいよと教わって、早速かった覚えがある。
JIM HALL Tribute featuringRON CARTER with LARRY CORYELL & PETER BERNSTEIN |ジム・ホール・トリビュート・フィーチャリング・ロン・カーター・ウィズ・ラリー・コリエル & ピーター・バーンスタイン
昔のラリー・コリエルの映像見つけました。
LARRY CORYELL-GARY BURTON 1967 Berlin

LARRY CORYELL-GARY BURTON: Montreaux 1971

最近の彼の演奏もあった。
Larry Coryell at the Jimi Hendrix 69th Birthday Celebration "Blue Monk" "Jam 292"

ギターレッスンの映像もかなりあるみたい。
A Lesson on "The King Family" taught by Larry Coryell

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1 コメント

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コリエル (Log)
2014-07-25 22:00:33
こんにちは。宜しくお願いします。
その当時、コリエルはドラッグにはまっていたので、療養中だったか、捕まったかじゃないですかね?
その後、愛人のエミリー・レムラーまでドラッグに手を出してしまい、オーバードーズでこの世を去ってしまう(一般には交通事故とされているが)。
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