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カナダのTVドラマ「アウトブレイク」を見た〜コロナ、浮気、イヌイット、ゲイ〜

2020-08-24 21:06:19 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
新型コロナ感染拡大を予言「アウトブレイク 感染拡大」予告編

土曜だったか、朝日新聞を読んでいて真山仁がコンテイジョンという感染爆発の映画を紹介していたので、アマゾンプライムで見れるかと思って検索していたら、無料ではなかったが、他にアウトブレイクというカナダのTVドラマを見つけた。
新型コロナ感染拡大を予言?パニックスリラー「アウトブレイク」配信決定&予告編公開 : 映画ニュース - 映画.com
[映画.com ニュース] 新型コロナウイルスのパンデミックを描いたカナダ発のテレビシリーズ「アウトブレイク 感染拡大」が、7月3日から日本初配信されることが決定した。あわせて、フィクションでありながら、現在の世界情勢を予言したかのような描写が収められた予告編が公開された。
同作は、カナダで大ヒットを飛ばしたパニックスリラー。撮影は、中国で最初の新型コロナウイルス感染者が発見されるよりも前に行われており、カナダでは1~3月に放送された。ドラマ内では、日々の入念な手洗いやマスク着用といったウイルス対策、ソーシャルディスタンスの提唱や、感染拡大に伴うマスク不足による転売問題、集団感染(クラスター)や院内感染の恐怖、誤情報に伴う人種差別などが描かれ、さまざまな点で現実とリンクする。

下のサイトにあるように、このようなパンデミック映画はいろいろある。ダステンホフマンの出演する同名の「アウトブレイク」も有名なようだ。でも、このカナダ版の「アウトブレイク」はTVドラマでエピソードは10もある。1エピソードが約40分なので、400分すなわち約7時間だ。にもかかわらず、私は興味を持ち、予告編を見て、これは面白そうだと思って、日曜日に一気に8エピソード見てしまった。
見出すと、俳優がいい、皆淡々と演じている。だから、ドキュメンタリーを見ているようだ。今年の1月から3月にカナダで公開され話題になったようだ。本当に実際起こることを1ヶ月前に見ている感じだったろう。感染の恐怖が感染予防の手洗いやマスクの着用など、実際経験しているものとなじように描かれている。さらに、浮気、ゲイ、イヌイット(少数民族いじめ)、マスクの転売など現実に日本で起きていることが生々しく描かれている。それらによって、途中で夕食タイムを経て1日で6時間ほど見てしまった。非常に面白いし、興味深い。日本で毎日ワイドショーなどで、3蜜を防ぐことやコロナウイルスとはなにかの説明をしているが、それらをもっとわかりやすく知ることができる。日本のメディア関係者は、この映画を見るべきだ。政府の大臣が連れてきたメディア対応の人物が登場するが、その男の発言なども、もっともだけど、うざいなという感じも、リアルだ。
パンデミック映画のフェーズ別徹底比較【ネタバレあり】 - シネマトゥデイ
世界中でそして、日本でも拡がり続ける新型コロナウイルスの脅威。このことを予言していたかのような映画がスティーヴン・ソダーバーグ監督の『コンテイジョン』です。感染を意味するコンテイジョン(=Contagion)という言葉をタイトルにした本作はウイルスの感染拡大の様子や、医療従事者の苦悩、拡散されるデマなど、現実の今と重なる部分が多く、驚かされます。
 この特集では『コンテイジョン』と同じくウイルスの感染拡大を描いた5作品『コンテイジョン』(2011)、『アウトブレイク』(1995)、『感染列島』(2008)、『復活の日』(1980)、『FLU 運命の36時間』(2013)を選びました。

以下のサイトでは主演のフランス系カナダ人女優ジュリー・ルブレトンのインタビューが紹介されている。
新型コロナ予言ドラマ、現実と酷似で主演女優が「私のセリフを盗んだ?」 : 映画ニュース - 映画.com
ドラマと現実が酷似「もっとも弱い立場にある人たちがもっともひどい目に遭う」
――放送されてからしばらくして実際に新型コロナウイルスが発見されましたが、そのときのお気持ちをお聞かせください。
「こんなことはありえない」とスタッフやキャストと連絡を取り合いました。恐怖を感じたほどです。それと同時に興味深かったですね。ドラマの内容が現実に非常に近い描写になったので、脚本家たちや私たちがいい仕事をできていたと証明されたような気持ちでした。そして、それは同時に残念なことでした。現実ではドラマのようになってほしくなかったからです。
もちろん、脚本家たちが入念なリサーチをしていたことは知っていました。しかし、医学的なことではなく人間的な部分までもドラマと同じようになってしまうとは……。医療用マスクやハンドサニタイザーの不足もそうです。初めのころは、1本4ドル程度のハンドサニタイザーを700ドルで転売するような人たちがいました。狂気の沙汰です。この状況を利用しようとする人たちは、ただただおぞましいとしか言えません。そんなことでお金を儲けたい人がいるということが、残念でなりませんでした。日本ではトイレットペーパーも不足したと聞いています。

挨拶のキスは2度としない! パンデミック直前の放送が教育に
――ドラマ内では、人々の衛生観念の差が如実に描かれました。現実に新型コロナウイルスが発生する前のあなたの意識はどのようなものでしたか?
以前は適度に意識する程度でしたが、いまは非常に意識するようになりました。アジアの文化では、家に入るときに靴を脱ぎますよね。考えてみればそれはごく基本的なことで、地下鉄に乗った靴で家にあがるなんてすごく不潔です。手洗いも同じで、なぜ小さい子どもには手を洗わせるのに、大人は洗わないのか不思議です。このような基本的なことは、私たちの生活習慣の一部であるべきだと思います。

新型コロナ予言ドラマ、現実と酷似で主演女優が「私のセリフを盗んだ?」 : 映画ニュース - 映画.com
■コロナ禍で主人公の夫が不倫! サブストーリーにも注目
――ご自身は医者になりたかったと伺っていますが、感染症専門医であるアンヌ=マリーを演じた感想を教えて下さい。
やっと医者になるという夢を生きることができて、とても楽しかったです。あの激しさ、強さが大好きです。毎日が生死に関わる状況なんですよね。感情を脇に置いて仕事をしなければならないし、誰かの人生に影響を与えるような咄嗟の決断をするために、プロフェッショナルでいなければならない。とても楽しかったです。

他にも、いろいろ紹介されているので、引用しておきます。長いけど、非常に面白いです。今回はシーズン1ですが、シーズン2が予定されているようです。おすすめです。
イントロダクション&ストーリー | 海外ドラマ『アウトブレイク ―感染拡大―』公式サイト|7月3日(金)〜緊急配信決定!
2019年末、東アジアで突如として発生し、瞬く間に世界へ拡大した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、世界の在りようを一変させた。この新たな感染症は、全世界で累計感染者が約1,000万人、累計死亡者が約50万人(※2020年6月末現在)を超え、戦争時にも匹敵する犠牲者を生むなど、戦後最悪の感染症となりつつある。
2020年1月7日(火)21時より、カナダで初放映されるやいなや、同時間帯のチャンネル占有率、驚異の35.5%を記録するなど、社会現象となったTVドラマがある。それがコロナウイルスパニック・スリラー「アウトブレイク ―感染拡大―」(仏語原題:Epidemie/英題:Outbreak)だ。このドラマで描かれたのは、カナダ・ケベック州モントリオールの街中に、突如として流行し始めた未知の【新型コロナウイルス】。劇中で【CoVA】(読み:コヴァ)と名付けられたウイルスはすぐに街中に蔓延、モントリオールの人々は治療薬もワクチンもない中、感染力が強く、致死率が高いこの未知のウイルスとの戦いに巻き込まれていく。



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