時間の概念として無限に過去から無限に未来はおかしいということは以前に書いたけど、これは有名な問題のようだ。
時間の矢 - Wikipedia
時間の矢の不思議 - 量子論の不思議な世界
時間の矢 - 哲学的な何か、あと科学とか
実は昨日朝日新聞の書評に取り上げられていた下の内容を読んで、下の本が読みたくなり、同じような疑問に興味がある人がいること、あるいは有名な話だということを知って今回また取り上げた。
(思い出す本 忘れない本)『確実性の終焉』 物理学者・米沢富美子さん:朝日新聞デジタル
下の本のほうが安いし、読みやすいかな。それにしても、このことに関する本はいっぱいあるようですね。いくつか読んでみる必要がありそう。また、読んだら感想などまた書きます。
Amazon.co.jp: どうして時間は「流れる」のか (PHP新書): 二間瀬敏史: 本
時間の矢 - Wikipedia
時間の矢(じかんのや、Arrow of time)は、時間の非対称性(不可逆性)を表す言葉。
空間は前後左右上下とどの方向についても対称的に移動できるのに、時間は過去から未来にむけての一方向にしか(非対称的にしか)進行することがない。これを、一度放ってしまえば戻ってくることはない矢で例えたもの。なぜ時間は過去の方向には進まないのかという謎であり、イギリスの物理学者、サー・アーサー・エディントンが提唱した。
時間の矢の不思議 - 量子論の不思議な世界
時間の矢の問題をご存じですか? 時間には物理学者を悩ませてきたひとつの問題があるのです。
今回は、この問題について説明してみようと思います。
日常的な時間の矢
私たちの身の回りを見渡してみると、この世界には不可逆な現象が満ちています。
たとえば、水の入ったガラスのコップがテーブルから落ちる様子を想像してみましょう。 ガラスのコップが砕け散り、水がこぼれる現象は自然です。 一方、砕けたガラスの破片がくっついて、ひとつのガラスのコップが生成され、 こぼれた水がそのコップに収束する現象はとても奇妙です。
時間の矢 - 哲学的な何か、あと科学とか
しかし。
水というのは、結局、水分子という粒子(ボールみたいなもの)の集まりなのだが、
その水を構成する原子・分子のミクロな運動に着目したときは、
話がまったく異なってくる。
たとえば、「ある分子Aが、分子Bに衝突して、分子Bを弾き飛ばした」
という現象をビデオにとって、ある人に「順再生」と「逆再生」の両方を見せてみて、
「順再生しているのはどっちでしょう?」と質問したとしよう。
彼は、この質問に答えることができるだろうか?
実は、原理的にいって、どっちがどっちなのかを答えることは出来ない。
実は昨日朝日新聞の書評に取り上げられていた下の内容を読んで、下の本が読みたくなり、同じような疑問に興味がある人がいること、あるいは有名な話だということを知って今回また取り上げた。
(思い出す本 忘れない本)『確実性の終焉』 物理学者・米沢富美子さん:朝日新聞デジタル
◇「時間は無限」に至福の喜び
私は子どものころからずっと、いかに生きるべきか、愛とはなにかを考えるよりも、宇宙の果てはどうなっているのか、時間は無限の昔からあったのかを心配していました。物理学を専攻した理由のひとつは、そういうことを知りたかったから。
下の本のほうが安いし、読みやすいかな。それにしても、このことに関する本はいっぱいあるようですね。いくつか読んでみる必要がありそう。また、読んだら感想などまた書きます。
Amazon.co.jp: どうして時間は「流れる」のか (PHP新書): 二間瀬敏史: 本
なぜ、時間は過去から未来に流れるのか。誰もが一度は疑問に思ったのではないか。たしかに「時間って何?」とあらためて問われると、明確に答えられる人はいないだろう。
生物学的にも、哲学的にも、いろいろな答えはありそうだが、本書は、時間の謎について考える物理学者が「時間はなぜ流れるのか」や「時間はどのように流れるのか」といった問題をとりあげていく。極力数式を使わずに、図を多用し、文系の人にもわかりやすくまとめている。