温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

米テスラ、特許を全面開放~私も特許アイデアを公開する決心しそう~

2014-06-16 14:15:48 | 乗り物
この記事凄いね。
米テスラ、特許を全面開放 EVの技術革新促す  :日本経済新聞
米電気自動車(EV)メーカー、テスラモーターズは12日、全ての特許を開放すると発表した。幅広い外部の技術者、部品メーカーなどの協力を呼び込み、技術革新を促す狙い。

下は全く同感、今の特許制度は全くくだらない。経営の戦略みたいになっているのは全くナンセンスだと思う。もともと、特許は街の発明家などの弱いものの権利を守るはずが、大企業が100人がらみの人を使って、それぞれ特許戦略とか言って無駄な労力を使っている。私は10年ほど前から企業に勤めなくなったら、自分の持っているアイデアをウエブなどで公開して特許性あるいは新規性をなくして、大企業が特許を取れなくしようと思っていた。そろそろやるべき時が来たかな。
イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は同社のブログで「昔は特許は良いものと思い込んでいたが、現在では大企業が自社を防御する道具になり、技術革新の妨げとなっている」と指摘。

太っ腹! テスラ、電気自動車関連の特許をオープンソースに? : ギズモード・ジャパン
特許ゴロが蔓延るテクノロジーの世界において、この一手は新しい風となるかも知れません。アイデアを独り占めしようとするのではなく、むしろ積極的に共有することができたなら、未来はもっと早く私たちのもとに来るかも知れませんね。

アップルとサムソンの特許抗争、小保方の特許を守らんがための発言行動など、全くくだらない。
テスラのイーロン・マスク、特許を全面開放する決断に込められた「信念」
テスラは誠意を持って同社の技術を利用する企業に対して、特許侵害の訴訟を起こさないことを決めた。

テスラ・モーターズは特許権を放棄したのか? | 栗原潔のIT弁理士日記
要するに、特許は防衛的にのみ使うということで、twitter社のポリシー等と同様です。こういう考え方は、少なくとも成長中の市場では今後も広まっていくと思います。

夢の扉 工学博士の光吉(みつよし)俊二~声で感情がわかる~

2014-06-16 10:49:53 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
TBS「夢の扉+」6月15日 #157「音声認識の未来を開く2人」

2014年6月15日:放送内容|TBSテレビ:夢の扉+
一方、工学博士の光吉(みつよし)俊二が取り組んでいるのは、
人間の声から喜怒哀楽・・その心理状態を分析するというユニークな研究。
東日本大震災の際、救援活動に携わった自衛官たちの「自覚症状のないストレス」を
光吉の音声認識技術があぶり出し、診療に活かされた。


今日はお休みをもらいました。

昨日の夢の扉は音声認識と声で感情を判断する話題だった。
私は2番めの声で感情を判断する技術がおもしろかった。上の動画でもあるけど、「全然寂しくない」と言っていても、この技術を使えば、哀しみの感情だとバレてしまう。嘘発見器みたい。面白い。色々な使い方が考えられそう。実用的には番組でも紹介されていたけど、情緒不安定やうつ病の検知に使えるようだ。
この光吉俊二さんは元彫刻家と珍しい経歴の持ち主。少年の頃は格闘家に憧れていたようだ。その風貌は格闘家っぽい、その人が感情の研究というギャップも面白い。
その彫刻家は,なぜITの世界を志したのか - 技術経営 - 日経テクノロジーオンライン
(前回の「肉食系研究者,人間の感情を究める」から読む方はこちら)
 ITベンチャー「AGI」の社長を務め,人間の感情を認識する技術「ST(Sensibility Technology)」を確立した光吉俊二氏は,北海道札幌市の出身。地元の高校を卒業した後,多摩美術大学で芸術家への道を歩み始めた。
 その経歴はユニークだ。格闘家を志す少年時代から始まり,彫刻家という原点を経て,IT技術の研究者となり,ベンチャー企業の経営者に至る。全く関連性のなさそうな職業に携わってきた,まさに極端と極端の組み合わせである。

色々な製品があるようだ。どれか試してみようかな。
感情認識・感情分析のAGI
AGI: STとは
ST(Sensibility Technology: 感性制御技術)、PST(Psychoanalysis System Technology: 医療用音声精神分析技術)は、当社及びAGI社で10年以上に渡って開発を続けている、声から感情を認識する技術です。STは、言葉、国籍、性別、年齢、個人差の影響を受けることなく、音声から感情をリアルタイムに認識することができます。

AGI: 製品一覧
当社は感性制御技術STをコアとした感情認識ソリューションを中核に据えて、ロボットソリューション、モバイルソリューションを推進します。そして、心で苦しむ人々の手助けをするためのサービス開発を支援します。当社の主な製品のカタログを以下にご紹介します。大まかに、スマートフォンやDS用のST Lightは認識精度を60%以下程度、通常のST、CRM用は70%程度、医療機器による医療分析用(医師限定)は80%~90%レベルで脳の情動活動との一致が可能になるように提供してまいります。