温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

中国は電子書籍の「影の先進国」だそうだ。電子書籍でも中国に遅れ?

2010-06-29 22:56:28 | コンピュータ、ハイテク
この記事によれば、電子書籍でも日本は進歩のスピードが中国よりずっと遅いようだ。
電気自動車でもそうだが、現状のインフラが整備されていることが仇となっているようだ。
先進国では、すでに昔から時間をかけてインフラが整備されてきたものは、そのインフラの既得権みたいなものがあるから、新しい革命的なデバイスなどが現れても、インフラ整備の速度にブレーキがかかってしまう。
ガソリンのインフラなど、電気よりずっと危険だし、お金もかかる。でも、我々先進国は何年もかけてそれを作り上げて来た。
ところが、中国ではいまさら、ガソリンのインフラを広大な国に広げるのは大変なお金と時間がかかる。
それでは、そこそこ整備されている電気を使った電気自動車と考えるのは自然だ。
それと似たような話で本そのものを整備するより一気に電子書籍となる訳だ。
電線の電話でなく電波の携帯電話の普及もそうだ。
日本は既得権を持っている人たちの保護や、彼らの主張を聞いていると遅れるのは必至だ。
書籍では、再販制度、返本制度とか旧態然とした保護制度みたいなのは、その業界ではない私のような一読者は、ちっとも必要性を感じない。
また、本は装丁などすばらしいが、高すぎると思う。
高いきれいな本があるのは良いけど、シンプルな読むだけの安いバージョンも欲しい。あるいは最初から文庫で7~800円で出して欲しい。
わら半紙みたいな黄色い紙でも読めりゃあ良いんだけど。
そうすれば、電子書籍にはいかないかも?。
これらはCDにもいえる。
日本のCD高過ぎ。J-POPは¥3,000というのは!????。
政治がだらしないのかな?
選挙が近いけど、このようなことがちっとも論点にならない。
事業仕分けも既得権益の一掃という視点で徹底して欲しい。
そうすれば日本も少しは変わるかも。
言い換えると、そこに手がつかない限りに本は変わらない。
中国は電子書籍の「影の先進国」 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!
例えば,電子書籍の最重要ファクターとも言えるコンテンツ数。米国では,米Amazon.com社の「Kindle」初代機が2007年11月に発売された際,対応するコンテンツの数は9万でした。当時,この9万という数は非常に多いということで話題になりました。
 一方,中国で2007年の時点に発行されていた電子書籍コンテンツの数は,なんと60万もあったとのこと。もっとも,厳密には量だけでなく質の比較も必要ですが,少なくとも量だけでも中国の電子書籍の進み具合の速さがうかがえます。