先日、鳩山元首相の「裸踊り」発言が話題になっていたようだが、今日はそのものずばり裸踊りの動画をまずは見て欲しい。
動画とはこれ。
裸の男とリーダーシップ (映像全編に日本語字幕付)
鳩山前首相の発言はこれ。
鳩山前首相：ツイッターの「裸踊り」発言 真意めぐり憶測 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)鳩山由紀夫前首相が１５日、ネット上に短い文章を掲載する交流サイト「ツイッター」で、内閣の目玉だった「新しい公共」に関し「『裸踊り』をさせてくださったみなさん、ありがとうございました」と書き込み、真意をめぐり憶測を呼んでいる。
皆さんはこれを見て何かを感じましたか？
実はこれは、本日ツイッターで「Twitter社会論」という本で有名な津田大介さんの投稿で知った動画である。
津田大介さんは「Twitter社会論」で金髪で有名。かつ、最近はツイッターと言えば彼という感じのジャーナリストである。
メディアジャーナリスト。早稲田大学大学院政治学研究科非常勤講師。
Amazon.co.jp： Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y): 津田 大介: 本
彼のツイッターページはこれ。
津田大介 (tsuda) on Twitter
その彼が今日こう呟いた。
鳩山由紀夫の「裸踊り」発言で一躍有名になったこの動画、海外でも相当有名な存在のようで、この前のGov 2.0 Expoのセッションでもソーシャル・メディアをどう社会変革につなげていくか説明するデモとして紹介されてた。http://j.mp/a5A39K
まさに、鳩山元首相の発言と密接にリンクしている感じ。
私も、この動画を見ていろいろ考えた。
私はエンジニアとして、世界一にこだわってきたけど、あるアイデアのスタート時点はいつもこの動画のような感じ、「○○はまた馬鹿なことを言い出した」など。
まさに馬鹿なこと＝馬鹿踊りだ。
そして、私は、そのアイデアの正当性を訴えるためにこの動画のように、プレゼ資料などで踊るのだ。
リーダー＝先頭に立って踊る。信念を持って先頭に立つという訳だ。
踊ってみせないと誰も何も感じない。
新しいこと、常識外のこと、そのアイデアが先見性があればあるほど奇異なものに見えあたかも馬鹿踊りのように見えるのだ。
そして、この動画でも語っているようにフォロワー支持者が現れる。
その支持者が、有能あるいは気の利いた人間であるかどうかが成功につながるかどうかを左右するのだ。
まったく、この動画の通りのことが製品開発でもあるのだ。
フォロワーというか最初の支援者が、どのように周囲の人を巻き込むあるいは成功できるかがキーとなる。
その後は、付和雷同というか、流行というか、ブームというか、普通の人が、一部の権威者みたいな人がいいというので、私も指示しよう、私も、私もという感じで、大きなうねりとなって行く。
この動画は、そのような社会の中で起こる変革の様子を短い時間で上手に表現していると思う。
笑いとともに、感動ものだ。すばらしい。
