温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

若者のクルマ離れ

2009-01-28 22:34:57 | 乗り物
若者の車離れを分析した記事だ。
これは、下に引用した記事の続編。
筆者は最初の記事を書いて読者からの多くのコメントを読んでさらに分析したのが下の記事。
私は(1)、(3)を強調したい。
今たまたまアメリカングラフィティを見ているけど、これは1973年の映画。
このころ、私は大学卒業。
だから、この映画で描かれたクルマと音楽と女の子が青春のすべてだった。
そして、当時日本ではこの映画のような体験にあこがれたものだった。
この作品は73年に、63年以前を描いた映画だとおもうけど、それでも我々は夢でしか望めないあこがれだった。
そのくらい日本とアメリカは差があったなあ。
最初の若者の車離れに話を戻すと、様相は一変している。
クルマと音楽と女の子のかわりはなんなんだろう?
携帯と着メロと萌え~かな?
クルマなんか、全然登場しないよなぁ~。
環境対応しても、魅力的でないよね。左脳では理解できるけど、アメリカングラフィティのころの魅力的なものは右脳的では?
この右脳左脳という表現は、科学的には根拠がないらしけど、まあ、わかりやすいから勘弁してください。理屈=左脳、感覚=右脳ということで!

若者のクルマ離れ、読者コメントから再考:日経ビジネスオンライン
指摘されたポイントを要約すると以下のようになる。
(1)魅力のない商品
 ・販売量の減少を理由に、大手ですら「走り」を追求したモデルから撤退するなどメーカー自身が若年層ユーザーの育成を怠った
 ・打って出るという市場提案型のクルマが少なくなった
(2)社会や需要の構造的問題
 ・少子高齢化で市場縮小は必然
 ・保有台数は減少局面にあり、すでに飽和状態に達したので市場縮小は不自然でない
(3)ライフスタイルや価値観の変化
 ・クルマより他の消費財やサービスに使いたい
 ・親世代が子供をドライブに連れて行くなど使い方の魅力を伝えなかった
 ・異性をデートに誘うためのツールとはなり得なくなった
 ・お金に余裕があっても高いクルマには乗りたくない(環境性能などで選択)
(4)コストがかかり過ぎ
 ・税金や駐車場代など維持費が高く、費用対効果からクルマは不要
 ・大都市圏では公共交通手段で十分
 ・クルマが必要な地方では多くの若者が軽自動車の中古車を選択する
 ・初期費用を節約するためクルマはできるだけ長く乗りたい

若者のクルマ離れ、その本質は「購買力」の欠如:日経ビジネスオンライン

大丸浜松店の出店を断念

2009-01-28 19:40:40 | ニュース
浜松では駅周辺の一等地にあった老舗百貨店が2001年倒産して以来、その跡地のしように関してずっと話題だった。
2006年に大丸の話が出てきてやっとまとまりそうだったのに、結局ダメになったようだ。
ほんと、一等地なのに、どうなっているんだろう。
でも、地方では駅周辺の繁華街は車生活の人には魅力が感じられない。
飲み屋がやっと商売ができているくらいだろう。
地方では町に買い物なんかには来ない。
郊外の大規模モールにクルマで行って、大きな買い物をしてかえるに決まっている。
東京に行って驚くのは、皆が家電屋さん行って大木に荷物を手に持って帰る姿だ。
東京の人はたくましい。
asahi.com(朝日新聞社):大丸浜松店の出店を断念 Jフロント、販売不振が深刻 - ショッピング
静岡政治・経済:大丸、浜松出店を断念 消費低迷で見直し
「大丸」浜松進出をめぐる動き
 2001年11月 百貨店「松菱」が経営破たん
 02年6月 松菱跡再生協議会を設立
 03年12月 松菱跡再生事業提案競技(コンペ)で「アサヒコーポレーション」(アサヒ社)を開発施行者に決定
 04年9月 松菱の債権債務処理、所有権の移転完了
 05年3月 松菱跡再生協議会が解散
 06年6月 松菱跡に百貨店「大丸」浮上
 7月 大丸、出店年内合意の見通しが示される
 07年3月 大丸、アサヒ社、浜松市が10年11月開店を目標にした確認書に調印
 7月 大丸出店、基本合意発表
 9月 大丸と松坂屋ホールディングスが共同持ち株会社「J・フロントリテイリング」を設立
 08年3月 J・フロントリテイリングが浜松に現地事務所を開設
 4月 出店時期が1年遅れ11年秋にずれこむ見通しとJ・フロントリテイリングが見解示す
 9月 大丸がアサヒ社との基本協定を白紙に。地権者交渉は大手建設会社「大林組」が引き継ぐ
 09年1月26日 J・フロントリテイリングが浜松への出店断念を発表