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2024年3月に読んだ本

2024-04-01 | Books
3月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1627
ナイス数:48

デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界感想
★★★★☆デヴィット・ストーン・マーティンという画家の描いた1950年代からのジャズレコードのジャケットのコレクションの紹介だ。ジャズには全くと言っていいほど詳しくないのでデヴィット・ストーン・マーティンという人物は知らなかったが、いくつもの絵を見ているとなかなか味わい深イラストだと感じるようになってきた。
読了日:03月28日 著者:村上 春樹
旅する練習旅する練習感想
★★★★☆新型コロナウイルスによる臨時休校となった小学校を卒業した姪と鹿島アントラーズの本拠地まで合宿で借りっぱなしにしていた文庫本を返す旅。それも歩いてだ。ロードムービーさながらの旅にもうひとり合流して、かけがいのない思い出を作っていくのだが。なんとも言えない終わり方だ。
読了日:03月24日 著者:乗代 雄介
珈琲店タレーランの事件簿 7 悲しみの底に角砂糖を沈めて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 7 悲しみの底に角砂糖を沈めて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
★★★★☆第7集は短編集。同じ短編集の第4集とは少し趣きが違う。だいぶこなれた感じがするが、やはりこのシリーズは長編のほうが良いかな。
読了日:03月19日 著者:岡崎 琢磨
言の葉さやげ (河出文庫 い 36-2)言の葉さやげ (河出文庫 い 36-2)感想
詩人の茨木のり子のエッセイ集だが、書かれたのは1968年から1980年だ。時代を感じさせるものもあるが、詩や言葉について言えばいま読んでも説得力のある内容だった。
読了日:03月14日 著者:茨木 のり子
珈琲店タレーランの事件簿 6 コーヒーカップいっぱいの愛 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 6 コーヒーカップいっぱいの愛 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
★★★★☆珈琲店タレーランのオーナーの亡くなった妻の不可解な行動を探る美星とアオヤマ。妻の千恵の過去にまで遡り突き止めたその行動の真意とは?
読了日:03月11日 著者:岡崎 琢磨
空想の補助線――幾何学、折り紙、ときどき宇宙空想の補助線――幾何学、折り紙、ときどき宇宙感想
★★★★☆折り紙作家であり研究者と天文台のエンジニアのエッセイは理系的な発想、考え方と折り紙が馴染むことが分かる。数学者から詩・俳句、歴史へと折り紙で繋ぐ連想が面白い。
読了日:03月08日 著者:前川淳
1973年に生まれて: 団塊ジュニア世代の半世紀1973年に生まれて: 団塊ジュニア世代の半世紀感想
★★ ★☆☆1973年生まれは2023年に50歳となる。その1973年から現在までのトピックをあんなこともあったと思いながら、懐かしんで読んだが、さてそこにあるものはなんだろう?
読了日:03月01日 著者:速水 健朗

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