梅之芝居日記

歌舞伎俳優の修行をはじめてから15年がたちました。
日々の舞台の記録、お芝居ばなし等、お楽しみ下さい。

中津川でした

2010年07月23日 | 芝居
名古屋駅前から貸し切りバスで1時間半、岐阜県中津川市<中津川市東美濃ふれあいセンター>。久しぶりの2回公演でした。
創立10周年の当会館は、客席数は550席ほどながら、本花道があって回り舞台があって、桟敷席もある本格的な劇場。それもそのはず、この地方は昔より<地芝居>が盛んな地。毎年いくつもの地区がここに集まって、日頃の研鑽を披露されているそうです。お芝居大好きな土地柄ということでお客様の反応も大変良く、また名古屋の大向こうさんもいらっしゃいましたので雰囲気もいつも以上。嬉しくなりました。

表はあいかわらずの炎天下ですが、会館内は空調設備の充実のおかげか、舞台まで快適な温度。涼しいとまではいきませんけれど、なにもしないのに汗が出るということはなかったので助かりました。

             ◯

『合同公演』開幕まで、ひと月をきってしまいました。
8月に入ってからの稽古予定が着々と決まってきています。今は各自の準備と<営業活動>。
20人という、これまでにくらべてかなり少ないメンバーで、全8回、4000枚近いチケットを売ってゆくのは、正直言ってかなり大変ですが、国立劇場様、養成課様はじめ、多くの関係各位の多大なるお力添えを賜りながら、一生懸命取り組んでおります。
お陰様で、21日(土)と22日(日)のヒル公演は残席僅少となりましたが、20日(金)と23日(月)の平日公演、およびヨル公演にまだ余裕がございますので、何卒よろしくお願い申し上げます!