私の実家、神奈川県鎌倉市大船<鎌倉芸術館>での2回公演をもちまして、『公文協東コース巡業』はめでたく千穐楽を迎えることができました。
かなり“濃い”巡業でした。
『重の井子別れ』腰元、『勧進帳』富樫の裃後見、『七段目』仲居という本役3つに加え、実は公演半ばで、体調不良により休演なさった方がいらした関係で、『近江のお兼』の幕切れに、お兼が乗る<二段>を出す黒衣の後見も勤めることになりまして、結局昼夜4本のお芝居に関わることとなりました。
毎日毎日会場が変わる<巡業>というものは、普段の興行にくらべて独自の緊張感があるものです。そういう環境でこれほど舞台に出させて頂いたのは、実は初めての経験でございました。『重の井』の腰元は初役でもありましたし、『勧進帳』への早ごしらえもありで、色々な面でドキドキが常につきまとっておりました。
最初の頃は、正直申しまして、しんどいというか苦しいというか、ネガティブな感情ばかりもってしまいましたが、日を追うごとに、そういう状況にも慣れることができました。
どんなときでも、楽しんで、明るく働いたほうがよいのだけれど、なかなかその境地には達せないもの…。
自分ひとりでは、ずーっと悶々としていたのでしょうが、気のおけない仲間たちや、スタッフの皆様と過ごす時間のおかげで、徐々に肩の力を抜くことができました。
仲間の有難さを、これほど実感した巡業はなかったです。心から感謝!
『勧進帳』富樫の後見は本日で154回目。
ようやく、入り口に来た思いです。
やっぱり、数をこなさなければ見えてこないものがありますね。
ブキッチョだから、経験をとにかく重ねないと、体が覚えてくれません。
これからも、慌てず、焦らず、自分のペースで修行してまいります。
どんなに遅い歩みになるとしても…!
◯
いよいよ気持ちを切り替えて、『合同公演』へ!
ひたすら、真剣に、一途に。
よろしくお願いいたします!
かなり“濃い”巡業でした。
『重の井子別れ』腰元、『勧進帳』富樫の裃後見、『七段目』仲居という本役3つに加え、実は公演半ばで、体調不良により休演なさった方がいらした関係で、『近江のお兼』の幕切れに、お兼が乗る<二段>を出す黒衣の後見も勤めることになりまして、結局昼夜4本のお芝居に関わることとなりました。
毎日毎日会場が変わる<巡業>というものは、普段の興行にくらべて独自の緊張感があるものです。そういう環境でこれほど舞台に出させて頂いたのは、実は初めての経験でございました。『重の井』の腰元は初役でもありましたし、『勧進帳』への早ごしらえもありで、色々な面でドキドキが常につきまとっておりました。
最初の頃は、正直申しまして、しんどいというか苦しいというか、ネガティブな感情ばかりもってしまいましたが、日を追うごとに、そういう状況にも慣れることができました。
どんなときでも、楽しんで、明るく働いたほうがよいのだけれど、なかなかその境地には達せないもの…。
自分ひとりでは、ずーっと悶々としていたのでしょうが、気のおけない仲間たちや、スタッフの皆様と過ごす時間のおかげで、徐々に肩の力を抜くことができました。
仲間の有難さを、これほど実感した巡業はなかったです。心から感謝!
『勧進帳』富樫の後見は本日で154回目。
ようやく、入り口に来た思いです。
やっぱり、数をこなさなければ見えてこないものがありますね。
ブキッチョだから、経験をとにかく重ねないと、体が覚えてくれません。
これからも、慌てず、焦らず、自分のペースで修行してまいります。
どんなに遅い歩みになるとしても…!
◯
いよいよ気持ちを切り替えて、『合同公演』へ!
ひたすら、真剣に、一途に。
よろしくお願いいたします!