Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

さらば!死に絶えた岩場・湯河原幕岩

2010-12-07 13:04:46 | フリークライミング

 

12月6日。今日は月稜会の集会日。集会日には、毎回近場の岩場でフリークライミングをしている。
今回は湯河原幕岩。湯河原幕岩に行くときはいつも気分が良くない。それは2~3年前からだ。なぜならばいつ行っても「幕岩マスター軍団」に集中力をそがれてしまうから。今日もきました「幕岩マスター軍団」。われわれがトイレなどを済ませて出発準備を整えていると、来ましたきました。バスで乗り付けて続々降りてくるわ。ハイカーの集団かと思いきや、ザックにメットがぶら下がっている。今日はいつもより早いお出まし。岩場に着くと、後から後から仲間が集まってくる。桃源郷周辺は飴玉に群がるありんこ状態。数十名の軍団(聞いた話によると、◎いら×山岳会というところの集まりらしい。違っていたら申し訳ない)にたかられて悲惨。「昨日はこうだった」って、「何?昨日も来てたのかよ!」。他に行くところはないのかい!? ・・・とはいえ、ほかの岩場に現れられても困るんだけど。登っている様子はクライミングというより荷揚げ。着くなり回り込んでトップロープを張り、びんびんにロープで引っ張り上げて、登っているというよりまさしく荷揚げ。まあ、それでたのしいんだったら「お好きにどうぞ」なんだけれど、どうにもならないのは騒々しさ。まともに本気で登れる状況じゃない。ひとりひとりのマナーが悪いわけではないのだが、何せあの人数で押し掛けてくるのだから声もでかくなるのは仕方ない。そんな中で集中できれば、かなりの集中力がつくんだろうけど。

 

もう行きたくない。決してルートのせいではない。もはやフリークライミングをするような雰囲気ではない。「老人の社交場」、「フィールドアスレチック」、「死に絶えた岩場」。多分「日本100岩場」が改定されたら削除されるだろう。


写真は「シャックシャイン」をトライ中のみじかいさん。トップロープなのが残念。わしは「もうじきバカンス」をRP。