タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

民泊クロ兵衛から~26

2017年09月23日 | 旅行のことなど
雰囲気はあるけれど

今日も志々伎山麓に行きました。

昨日の午後、渡りを止めた群れがいたようなので、頑張って早く行ったのですが、、、、

結論から言えば三匹目のドジョウはいませんでした。

    

夜が明けきらぬ前に現地について、、、

観察準備が整う前に、、、、目の前を、、、、

    

ハチクマが近くを飛びました。このあとも、、、何羽か低く飛んで、、、、

志自岐山を超えないで木の上に下りて、、、、長時間飛び去らないでいました。

距離があるので写真的には良くないのですが、証拠物件として紹介します。

  

近くで2羽が止まっているのを見るのはタカ長にはめずらしいのですが、他にも止まっているのが多くて、、、

  

  

写真的には遠くても、狭い範囲の中に何羽ものハチクマが止まっているのを見るのは珍しのではないでしょうか?

やはり、ここがハチクマが集中し、飛び立ち場所に近いことを思わせる風景だと思えるのです。

このようにハチクマがたくさん観察できる雰囲気はありましたが、、、

今日は在庫切れか、200羽を少し超えたくらいしかカウントできませんでした。

昨日は屏風岳の方向から、時には200羽近いハチクマが流れてきましたが、今日は最大で18羽、これでは数は増えないようです。

それとコース、、今日は屏風岳の右のほうから観察ポイントの上に流れてきました。

日によって飛ぶコースも微妙に違うようです。

    

志自岐山では一度だけ50羽くらいのタカ柱が立ちました。山の向こうからわきあがったハチクマと観察ポイントの左から志々伎山を目指したハチクマが合流して多くなっていくのを見ることが出来ました。

数的には満足できない内容でしたが、車で通りかかった地元の人からこの近くのことを教えてもらうことが出来ました。

情報収集としてはチョットだけ成果のあった今日の観察です。



民泊クロ兵衛から~25

2017年09月23日 | 旅行のことなど
志々伎山麓から

今日も志々伎山に来ました。

昨日はにぎやかだった屏風岳は静かなもので何も飛びません。

柳の下に三匹目のドジョウはいないのでしょうか?

目の前の山のあちこちにハチクマが5羽止まっていますがまだ飛びたちません。

民泊クロ兵衛から~24

2017年09月22日 | 旅行のことなど
やはりキ印?

昨日の各地の渡り記録を見て、二匹目のドジョウをねらって志々伎山のふもとに行きました。

出かける時は雨、、、、現地に着いたときは曇り、、、、しかし、厚い雲。

    

観察を始めて志々伎山のほうを見たら、、、、何、、、これは???

厚い雲の下で帆翔している鳥をよく見ると、、、何と何と、、、これがハチクマ。時間は7時20分でした。

その後も志々伎山の方向で何回もタカ柱が立ちましたが、こちらは3方向から流れてきているみたいで、、、

180度反対側の屏風岳のほうから流れてくるハチクマをカウントしながら、志々伎山のハチクマをカウントするのは独りでは無理でした。

    

これが屏風岳、この方向にタカ柱が立っているのを見つけると、、、

しばらく待っていると観察ポイントの前に流れて来るので、その流れが目の前の電柱を通過した時に数えると比較的正確にカウントできます。

その流れが長々と続き、、、100羽以上が6回あり、そのうちには200羽ちかくなったものがあります。

このポイントでの観察は2回目なので、目のつけどころも少しは分かって来て、19日よりは正確なカウントが出来ました、、、、

と言いたいのですが、志々伎山の方向と屏風岳から流れてくるタカを一人で数えるのは最初から無理、、、、

2回目のカウントなので19日よりは精度が上がった、と言うことしか言えません。

そのような状態で記録した数は2,000羽ちかくなりました。

柳の下に2匹目のドジョウが、、、、それも大きなドジョウがいたようです。

天気は曇り時々弱雨で、時には傘をさして数えました。

そうまでしてタカを数えるのは、はるばる広島から来ているという思いがあるからです。

それにしても弱雨の中でも傘をさして空を見ているのですから、、、やはりこれはキ印ですね。

でも、雨模様の中の観察もいいことがありました。

タカ長の目でもハチクマをゲット出来ました。そしてもう一つ、晴れた日より涼しいので集中力が落ちませんでした。

だから、この天気の中で7時間も空を見続けることが出来たのです。

そのような天気なので写真を撮るチャンスはほとんどありませんでした。

そのため今日はタカの写真はナシです。



民泊クロ兵衛から~22

2017年09月21日 | 旅行のことなど
蚊帳の隅でコソコソと

今日も冷水岳の展望台に上がりました。昨日のねぐら立ちがあった時間には観察を開始しましたが、、、、

今朝は何もナシ、、、、天気は昨日より良いのですが、早朝は何も飛びませんでした。

天気は曇りで、

    

平戸島が墨絵のように見えました。中央の峰が平戸島の最高峰、安満岳です。

これより左は雲の中、志々伎山や屏風岳はまったく見ることが出来ませんでした。

    

8時ころ明るくなって、展望台の下に見える棚田に陽が射したので、カメラを変な角度にかまえて、棚田と安満岳を撮ってみました。

朝早い時間にはハチクマもそれなりに飛びました。時には30羽くらいのタカ柱を見ることが出来ましたが、、、

北九州の方からは威勢のいい数字が報告されていて、、それに比べたらこちらの数字は伸びなくて、、、、

午後になるとほとんど飛ばなくなりました。

その時間になるとトビがやたら多く飛び、識別に苦労する割には報われない観察になりました。

一応3桁の渡りを見たので「蚊帳の外」とは言えませんが、だからと言って蚊帳の中で頑張った実感もなくて、、、

蚊帳の隅っこでゴソゴソ何かをしていたような一日でした。

    

タカ長としては最初の写真の平戸島や、その前の海をバックに飛ぶハチクマを撮りたいのですが、今日もそのチャンスはありませんでした。

今日は光線状態も悪くて、写真的には昨日より悪かったのですが、その写真を少しだけ紹介します。

    

    

    

独り生活が続いていますが、元気でやっています。

今日は海鮮の夕食の予定でしたが、体力をつけるために肉(と言っても黒豚ですが、、、、)にしました。

夕食の準備が半分終わったころ「長崎の女(ひと)」から刺身とイカの煮つけの差し入れがあり、今夜は海鮮と肉の豪華な(?)夕食になりました。

目をかけて下さる人がいるのですから、有難いことですね。

   

民泊クロ兵衛から~20

2017年09月20日 | 旅行のことなど
今日は海

冷水岳に行くつもりで家を出たら、、、、、外は曇り、、、、厚い雲です。

しかし、他にすることもないので予定通り冷水岳の展望台に行ったら、ここの調査主任氏がいて、、、、

聞いてみるとつい先ほどねぐら立ちのハチクマが2羽飛んだとか、、、、

    

九十九島もハッキリと見えない、もやった天気でしたが、かすかな期待を胸に、調査主任氏とおしゃべりしながらタカの飛来を待ちました。

しかし、ほとんど飛ばなくて、、、、おまけに小さな雨が降って来て、、、雨を避けられる展望台の2回に避難。

その雨は永くは続きませんでしたが、天気の回復は見込めない状況、、、、16時まで貯砂すると言う調査主任氏と二人、腹を決めてタカを待つことにし巻いた。

そうすると、、、、昨日と同じ昼ころになってハチクマが飛来し、そのハチクマはすべて九十九島の方向に飛んで行きました。

これまでは平戸島の志々伎山の方向に飛んで行くのばかり見てきたので、今日はそれとは違うコースを飛んで行くので新鮮に感じました。

    

    

    

タカ長的には平戸側の海をバックに飛んでくれる方が好きなのですが、、、、

そのようなチャンスはなかなかありません。

昨日は志々伎山の山をバックに飛ぶハチクマ、今日は九十九島の海をバックに飛ぶハチクマ、、、

昨日と今日、山を飛ぶハチクマと海を飛ぶハチクマの両方を楽しませてもらったことになります。

    

このような天気なのに高く飛ぶハチクマが多くて、中にはそのまま雲の中に消えて行くハチクマもいました。

しかし、中には低いところを帆翔してくれるハチクマもいて、そのようなハチクマを二人だけで、、、しかも、一等席で見るのは申し訳ない気分でした。

    

天気が天気なので写真的にはいいものはありませんが、、、、本日のベスト3に入るものはこの程度撮れました。

一時は雨であきらめかけていた今日の観察で、数は多くはありませんでしたが、近くを飛ぶハチクマを見て、、、、

トータルで100羽以上の渡りを見たのですからラッキーでした。

明日も冷水岳の展望台に上るつもりです。



    

    

民泊クロ兵衛から~18

2017年09月19日 | 旅行のことなど
今日はアタリだ!

平戸島の志々伎山のふもとに行きました。

今日は登山はナシ、タカの渡りの観察地さがしのつもりで行きました。

早寝早起きして現地には6時半頃着きました。

観察に良さそうな場所はすぐに見つかりました。

    

前方に志々伎山を見ることが出来る開けた場所、、、、ここをポイント1としました。

もう一つは志々伎山により近い道路のそば、歩道で観察できます。ここがポイント2.

ポイント2では1時間観察しましたが、結論的にはポイント1が良さそうです。

昼ころ屏風岳のほうから多くのハチクマが流れてきて、独りでは正確なカウントは不可能な状態になりました。

    

    

そのハチクマが志々伎山の前で帆翔したり、、、、流れたり、、、、、

あっという間に4桁くらいになりました。

    

写真的には適した場所ではないようですが、それでもすぐ近くを飛ぶハチクマがゼロではありませんでした。

そのうえ、、、アカハラダカの大きな群れもやって来て、アカハラダカの群れを見ることの少ないタカ長には、あの群れが300なのか、500なのか判断がつきませんでした。

13時まで見ましたが、まだまだ渡りが続いていましたから、もう少し遅くまで見たら相当な数になったはずです。

しかし、帰って主夫をしないといけないタカ長、それにあまり入れ込んでも疲れがたまるだけ、もし、事故をしたら何のための観察か分からなくなるので、後ろ髪をひかれる思いで観察地を後にしました。

    

今日は観察地さがし、、、、ということで川内峠に立ち寄り、1時間くらい観察しました。

ここでも10羽のハチクマとアカハラダカらしい小型のタカを2羽見ました。

今日は忙しい一日でしたが、これまでの留飲を下げるような渡りを見ることが出来て幸せでした。