タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

憶念の心

2016年05月21日 | 日々雑感
5月18日の歴史散歩のことです。

この歴史散歩では神社仏閣を訪ねることが多いのですが、その日は清原山蓮照寺を訪ね、休憩させていただきました。

    

この山号を見るといま話題の元プロ野球選手と同じで、、、、

というのは講師の先生のジョークですが、これは「せいげんざん」と読むようですね。

    

このお寺は被爆建物になっているようで、その関係の人が多く訪ねてこられるということでした。

しかし、私たちの訪問の意図は被爆とは関係ないので、そのことを伝えると、、、、

「私は人見知りする性質だから、、、、」と自己紹介された住職さんが、長々と話をされて、、、、

時計が気になることに、、、、、

しかし、お茶お菓子の接待まで受けたので聞かないわけにもいかなくて、、、、

というような義務感からではないのですが、そこで聞いた言葉が、、、、

「憶念の心」という言葉でした。何事も忘れやすいタカ長、すぐにメモしました。

帰宅してネット検索するといろいろな説明が出てきて、そのどれをここで紹介すればよいのか分からないので、、、

とりあえず上記のものをリンクできるようにしました。関心のある人はいろいろ勉強してください。

    

その話の途中で、何かギッシリ書かれた紙を配られ、、

何かと思って見ると、何と何と、、それはさだまさしの案山子歌詞カードでした。

住職さんは、ここには「憶念の心」(おくねんのしん)が歌われている言われ、、、、

その曲を流してくださったのです。さだまさしの曲は好きなので一曲まるまる楽しませてもらったのですが、、

歴史散歩で訪ねた寺でさだまさしの歌を聴くとは、、、、これこそ想定外のことでした。

でも、この曲、いわれてみると親心がシッカリと歌われており、、、

その曲を若き日のさだまさしが書いたことに思いをはせると、さだまさしという人はただ者ではないですね。

その才能にあらためて驚嘆しました。

タカ長のように不勉強で不信心なものはこの言葉のもつ深い意味を書くことが出来ないのですが、ネットをみると

仏教用語。記憶して心にとどめておくこと。浄土教では阿弥陀仏を常に心に銘記して忘れないという意味に用いている。親鸞は特に憶念と真実の信心とを同一のものとみなしている。

このように説明されていました。いずれにしてもタカ長が説明できる言葉ではないので、、、、、

上記のようなエピソードを紹介させていただきました。

それにしてもあの住職さん、何が人見知りする性質なのでしょうか、初対面の人に長々と話をして、、、、、。


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4 コメント

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Unknown (三面相)
2016-05-21 09:17:26
憶念の心、いい勉強をさせていただきました。
ありがとうございます。
今回もいい歴史散歩で素晴らしいですね。
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おはようございます (ヒューマン)
2016-05-21 09:38:07
憶念の心
心にとめて忘れないことですね
なかなか実行できないヒューマンです
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三面相さんへ (タカ長)
2016-05-21 20:15:48
この歴史散歩の先生は博学の人で教えられることが多いですね。
それに地元の神社仏閣にも詳しくて、今回のようなハプニングに恵まれるのでしょう。
外に出れば何かに出遭えます。老骨にムチ打って外に出たいですね。
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ヒューマンさんへ (タカ長)
2016-05-21 20:20:56
タカ長も忘れてばかりですが、これは何かの記憶ではなくて、人していつも思い続けていることだと思います。
しかし、人しての道ははずさないよう日々反省しています。
このような思いも「憶年の心」になるのでしょうか?
不勉強なタカ長には分かりませんが、それもまた「憶年の心」だということにしています。
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