タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

リベンジしました

2020年07月23日 | 山歩きから
何故かしらまた画面がくずれて読み難くなりました。勝手ですが、我慢して読んで下さるようお願いいたします。 先日、路傍の説明版を見てふらりと出かけた巨樹さがし、その時は事前勉強をしていなかったので失敗しました。 そこで今日リベンジのつもりで出かけました。 天気予報を見ると傘マークの連続で、その中で今日は曇り予報だったので、今日しかないと思ったのです。      いつもの道をいつものように歩いて大杉集落に行くと、早い時間でしたが同級生の姿が見えました。 そこで彼を訪ね、その巨樹群のことを聞きました。彼とそのような話をしたことはありません。 彼の話によると、そもそもここは大杉ではなくて、正式には「大原」だと言うことでした。 国土地理院の地図にも大杉となっているので、タカ長ブログでのこれまで通り大杉としますが、地籍簿では「大原」となっているのでしょう。 先日見た説明版にも「大原」の地名がありましたが、そこは別の場所だと思っていました。 それともうひとつ。タカ長たちが「大杉山」と勝手に言っている峰を、彼らは「高森」と呼んでいるそうです。      そのような話をしていたら、案内してやると言うことになり、彼と一緒に山に向かいました。 今は住んでいない彼の家の敷地を通り、小さな尾根をまくように少し登り、その先から左に鋭角に下りたところが森の入り口でした。 その先に先日タカ長が登った尾根が見えました。      巨樹群の森はこの谷地形のなかでした。 ここがその森だ、と言われてもそれらしいもは見えない感じでした。 灌木の中に1本の巨樹があれば目立つのでしょうが、同じような樹ばかりだと目立たないのでしょう。      現場には説明版もありました。その先に40メートルの杉がありましたが、特別大きな樹には見えませんでした。 その時間、今にも降りそうな天気で、森の中は暗くて、長居無用の感じでした。      彼によるとこのあたりは江戸時代の隠田の跡で、言われてみれば何段もの段差が見えました。 しかし、田としてはとても小さなものだったはずです。当時、年貢の取り立てが厳しくて、そのような所でも耕作せざるを得なかったのでしょう。      仕事の手を休めて案内してもらったのでゆっくりは出来ません。 森なのかから強引に、先日とは反対側の尾根に登りました。そこには彼がつけた作業道があり、ここで彼と別れました。 タカ長は左へ向けて山頂へ、友だちは右に下がってゆきました。 この双幹の杉も根本は大きなものでした。      もう少し登ると伐採地に出ました。先日、その先が茂っているように感じてひき返した伐採地です。 大杉峠から山頂を往復していたときは見えなかったのですが、このあたりには彼がつけた作業道があちこちにありました。 ここは彼の持山ですから、何をしようが彼の勝手、と言うことです。      大杉山(高森)の山頂には展望はありませんが、でも、山頂を踏まないのも何となくおかしいような気がして、この写真を撮るためだけに登りました。 本当に短時間の山頂でしたが、下山を始めるころ雨が降ってきました。その雨の中の下山、傘がさせる作業道が有難いです。      仲間たちとの裏山歩きの時より1時間早くスタートして、丁度12時にいつもの駐車場に帰って来ました。 雨は降りましたが気になるほどの雨ではありませんでした。      今日の記録です。 左側のループのなかに巨樹の森があります。個人の持山なので大勢で出かけるのは憚られます。 しかし、ルートを外さないで歩くことは了解してもらっているので、今度は天気の良い日に誰かを案内して行きたいと思っています。