タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

マスクはキライ

2020年07月13日 | 日々雑感
7月から活動を再開したある山関係の団体から、コロナウイル感染症対策の文章が送られてきました。

他団体の文章なのでいちいちコメントしませんが、もし、タカ長がそこの会員だったら、即退会したくなることが書かれています。

    

昨今の風潮に違和感を感じていたタカ長ですが、国立病院機構仙台医療センター長 西村秀一(にしむらひでかず)氏のインタビュー記事(朝日新聞7月11日)を読んで、少しだけ心が整理されたような気がしました。

タカ長の違和感の一番底にあるのは、今の世の中が「ゼロリスクを求めすぎている」からだと感じました。

今回の新型コロナウイルは望まれたものではありませんし、感染しても良いとは誰も言えませんが、それにしてもゼロリスクを求めすぎて、おかしな状況に進んでいるのではないかと感じているのです。

最初に言われていた「正しく恐れる」と言うことばは、今は死語になったの?

               

おかしな状況の一つがマスクです。世の中マスク、マスク、マスクの状況ですが、この状況は正常なの?

あの人たちはマスクをすると、杉花粉と同じようにコロナウイルを防げると思っているの?

      

確かにマスクをすると杉花粉は防げるようです。コロナウイルに比べると圧倒的に大きいからです。

杉花粉とコロナウイルを同じ比率で拡大したとします。

杉花粉を直径2メートルまで拡大しても、コロナウイルスはパチンコ玉くらいしかありません。

直径2メートルの花粉は1メートルメッシュのマスクで防げるでしょうが、パチンコ玉大のウイルスは5ミリメッシュでないと防げないでしょう。

そのようなマスクがあるとは思えませんが、もし、あったとしても、そんなものを着用すると呼吸が出来なくなります。

              

新型コロナウイルは空気感染ではなくて、飛沫感染や接触感染だと言われています。そのことあわせて考えれば答えは出ているように思うのですが、、、、、、。

マジメにマスクをして熱中症になったら自己責任?

    

屋外でのプロスポーツを観戦できるようになりましたが、、、、
席の感覚を十分開けて、その上声も出してはいけない状況でマスク着用。

先日の、強風の中のロッテの試合。皆さんマスク着用でしたが、、、、アッあれは寒さ対策だったの?

              

スーパーでの買い物ではタカ長もマスクをしていますが、買い物中にお客さんと接近することは普通にあります。しかし、そこではフリー。でも、レジに並ぶときは2メートル間隔をあけるように指導される。

何で?前後2メートル空けたそばをお客さんが歩いていますよ。

怖がることを怠ると、密かに忍び寄る病が⼈々を飲み込んで⾏きます

でも、恐れすぎると、楽しみは断たれ、時に仲間との⻲裂さえ⽣みます
                                
                                日本登山医学会代表理事・⾅杵尚志

先日紹介したことばですが、山を愛する人は⾅杵尚志氏のことばに深く噛みしめるべきだと思っています。