タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

眠った子どもが

2019年07月06日 | 日々雑感
6月29日に紹介したように、北九州市の鳥友がアジア猛禽類ネットワークのシンポジウムでポスター発表します。

そのことでいろいろ相談を受けています。

    

彼女のフィールドは高塔山です。

その高塔山に行ったことがあります。工業地帯の西端にある観察地です。

タカ長が行ったときは、ビックリするような、大きな渡りを見ることは出来ませんでした。

見たのは普通の渡りです。

    

鳥友の話では、あの工業地帯からハチクマの帯が2本流れたことがあるそうです。

そのようなビックな渡りが出現するのは、ハチクマが工業地帯の高炉から発生する上昇気流を利用していたから、、、、、

というようなことらしいのです。

    

ハチクマが上昇気流を利用して高度を上げるのはよく知られていることですが、高炉の熱を利用しているというのは初めて得る知見でした。

各地の観察地にはそれぞれの事情があります。その現場に行って初めて得る知見あります。

それは良いのですが、シンポジウムで発表する素案の中にそのことが明記されていないのがタカ長の不満でした。

そこで、例によってタカ長の「ど真ん中のストレート」です。

そうしたら、同じことを指摘した、タカの世界の先輩もいたようで、タカ長の目もまんざらではないと、ひとり悦に入ったものです。

    

そのようなことをしながら、、、、、

このようなスライドを作成してマレーシアでプレゼンしたことを思い出しました。

今ではすっかりおさぼりしていますが、タカ長にもそのような日があったのです。

    

その高塔山に行って、シンポジウム本番に向けてハッパをかけてやろうか、と考えています。

高塔山のふもとのホテルに泊まって、海外のシンポジウムのことや、そこで活躍している鳥友たちのことを話していると、、、、

寝た子を起こされるような気がするかも分かりません。

寝た子を起こされてもこの歳になって行くところはありませんが、、、、、

鳥友でも、山友でも、地域の友だちとでも、色々な話をするのは楽しいものですね。