タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

登山が出来た

2018年03月24日 | 山歩きから
    

昨日の堂床山登山というか、、、、可部冠山集中登山というか、、、、とにかく昨日紹介した軌跡です。

スタート・ゴール地点は軌跡の一番下、南原峡の竜頭ヶ原園地の駐車場です。

健脚組はここから堂床山に、、、、、タカ長たちは南原峡の渓谷沿いの道を行きます。

    

のんびり、のんびりと歩き、、、

渓谷沿いに咲いているトサミズキの花などを見ながら進みます。

    

  

私たちはこのコースを何度も歩いていますが、、、、考えてみればいつも可部冠山からの下りコースとして利用していました。

今日はその逆コースになります。

    

逆コースを歩くと目線も変わり、、、、

    

このような渓流風景は初めて見るような気がしました。

登山を終えて園地に帰るときは、渓流をふり返って見ることはなかったように思います。

    

渓流沿いの道から可部峠への登山道にはいります。

あいかわらずゆるやかな登りです。一緒に歩いているのは男性2名に女性が4名、6名のパーティです。

    

先頭を歩くのはいつもタカカノです。タカカノは足が速くて、大勢で歩くときは最後尾との間が空きすぎてしまうのですが、、、

昨日は正しい歩き方をしてくれたというか、、、、最後尾を歩くタカ長の声が届いたというか、、、、、

とにかく一つのグループとして行動できました。昨日の歩き方は◎です。

   

そのようにして歩きながら、、、、思ったより早く可部峠に着き、、、

そこから可部冠山に登ります。短時間の登りです。

   

かの有名な岩崎元郎さんの本を読むまでもないことですが、一人のリーダーの目が届くのは5名までと言われています。

つまり、、、理想的な人数はリーダーをふくめて6名まで、、、、5名くらいが一番効率的だということです。

少なくとも4名で、それ以下になると万一の時の対応に困ることになります。

3名で歩いているときに1名が不調になるとかトラブルを起こすと、、、、

1名が不調になった人に付き添うと、もう一人の人が独りで助けを呼ぶために走ることになります。

2名で助けを呼ぶために奔走すれば、不調になった人を一人おいておくことになります。だから最低4名が必要なのです。

その意味でいえば昨日の登山はまぁ理想的な登山でした。

    

そのような登山は時間の無駄がないのでしょうか、、、、、

花の写真を撮ったりしながらのんびりと登りましたが、結果的にはコースタイム(分県登山ガイド広島県の山)より若干早く可部冠山に山頂の到着しました。

いまの時代は、、、、山に登りたい人は多くても、リーダーが出来る人は少なくて、、、、

グループで登る時は一人のリーダーのもとに多くの参加者が集まります。

私たちのグループの場合は多くても20名くらいで、そのグループは最低限の教育はしているのでバラバラになることはありませんし、、、

仲間内のことなので対応策は講じられるのですが、、、、

ネットで見ると40名以上で歩いているグループもあります。そのようなグループがどのように歩いておられるのかタカ長には分かりませんが、、、

タカ長の知る限りでは、、、、一番お粗末な登り方をしているのが「市民ハイキング」とか言われているグループです。

その次におかしいのがいわゆるツアー登山で、これら二つはタカ長的には登山とは認めていません。

そのような現状をみると、、、、昨日のタカ長グループ6名の登山は、、、、理想的とまで言えるかどうか分かりませんが、、、

タカ長的には◎で、久しぶりに登山らしい登山をしたような気がしました。

昨日の登山は「集中登山」と言えるものでしたが、、、、、

思わぬかたちでいい登山が出来ました。

このような登山をこれからも考えて行きたいですね。