タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

木陰があるから

2014年07月12日 | 山歩きから
私たちが裏山と言っているのは、広島市の西端と廿日市市の境界にある極楽寺山(693m)の東面です。700mに満たない低山です。

山に登る人は誰でも山頂からの雄大な眺望にあこがれます。タカ長たちも例外ではありませんが、、、、、

わが裏山で展望を楽しむことが出来るポイントは限られます。少ないのです。

極楽寺山の山頂からの展望はほとんどゼロにちかく、お世辞にも展望の良い山とはいえません。小さな展望を楽しむとしたら、たとえば障子岩の上とか、、、、、伐採地とか、、、、、高圧線の鉄塔の下とか、、、、、

    

その数少ない展望台といえる71番鉄塔です。ここからの風景は何回も紹介していますが、、、、、

    

ここからは広島では人気の大峰山とか、この窓ヶ山などを見ることが出来、わが裏屋のビュウポイントだといえます。

    

しかし、私たちが歩くコースのほとんどは木陰の道です。展望など楽しむことは望むべきもありませんが、、、、、、

木陰の道はこの時期の山歩きには利点となります。標高が低くて山の涼しさなどあまり体感できませんが、それでも汗をかくことをいとわなければ7月でも8月でも歩きつづけることができます。

健康のために山を歩いている私たちとしては、大きな山に月1回行くより小さな裏山歩きを毎週継続するほうが良いのです。そのためには、この時期は木陰の道というわけです。

    

木陰の下には昨日も紹介したウスキキヌガサタケなどのキノコを楽しむことが出来ます。もちろん数は少なくても花もあります。

    

これはサンコタケというキノコです。詳しくは黄色の字をクリックして下さい。

    

花やキノコだけではなく野鳥も楽しむことが出来ます。いま普通に声が聞けるのはキビタキやオオルリ、クロツグミなどですが、、、、、

多くの人に来ていただくほどのものはありませんが、ここをフィールドにして歩いていると、サンコウチョウはもちろんですが、、、、、、

コマドリを見たこともありますし、ヤイロチョウが目の前に下りて(落ちて)きたこともあります。

そのようなことを考えると、わが裏山は展望のない木陰の道で良かったといえそうです。

ここがもし展望の良い、太陽がいっぱいの草山だったら、、、6月中旬から3ヶ月間は開店休業になるはずですから、、、、、、。

明日はヤボ用があって田舎に行くのでブログの更新はできません。