タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ウスキキヌガサタケ

2014年07月11日 | 山歩きから
台風8号は何事もなく通過しました。

大きな台風ということで今日7月11日の予定をキャンセルされた人も多かったはずです。私たちの団地の行事も中止にしたものがあります。

私たちの裏山歩きはそのときの空模様を見て決めますから、何日も前から中止することはありません。気持ちの上ではキャンセルになるかも分からないと思っていましたが、、、、

今日は問題なく裏山歩きが出来ました。

今日のコースですが、、、、、、

私たちはときどきいつものところに集まった人の中から「臨時リーダー」を選び、そのリーダーにその日の案内をしてもらっています。いってみれば山歩きの勉強の一環、皆が知っている裏山歩きだからできる、突然のリーダー指名です。

今日のリーダーに頼んだのは、久しぶりに参加したCさんで、、、、、、

リーダーに指名されて喜んだ彼女は、今日どうしても行ってみたいと思っていたウスキキヌガサタケが期待できる尾根に向かいました。

結果は正解。たくさんのウスキキヌガサタケを見ることが出来ました。

    

   

    

全国的に見ると色の白いキヌガサタケが多いようですが、わが裏山で見ることが出来るのはこのウスキキヌガサタケだけです。このウスキキヌガサタケの分布はどのようになっているのか、気にしながら研究していないのですが、、、、、、、分布範囲は広いのかなぁ???

    

これが何か分かりますか?何かの卵のように見えますが、、、、、、、これがウスキキヌガサタケの卵です。といっても「卵」と呼んでいいのかどうかは知りません。あくまでタカ長の勝手ないいかたです。

左の画像、3ヶ並んでいる真ん中のもの、殻が割れて中のゼリー状のものが見えています。ここからウスキキヌガサタケがはえてきます。その様子をコマ撮りしたことはないのですが、、、、、、ネットでよい動画を見つけましたので、、、、、、

関心のある人はこちらをクリックして下さい。百聞は一見にしかず、、、、、、ですね。

    

倒れていたのを抜いてみるとこのようになっていました。卵の下はヒゲのような根がありました。この根から養分を吸って成長するのでしょうが、、、、

殻が割れて数時間で紹介したような姿になるようです。しかし、実際には落ち葉などに邪魔されて、きれいな立ち姿を見ることが出来るのは少ないですね。

    

足元の黄色く見えているのがウスキキヌガサタケです。このあたりであれこれしゃべりながら休憩して往路を下山しました。

    

この倒木は今回の雨で倒れたのではありませんが、、、、、

この時期はこのような森の中を歩くコースが良いですね。その面ではわが裏山のコースはほとんど森の中なので、太陽の下をあることはほとんどありません。だから、暑い夏でも裏山歩きを続けることができるのですね。

    

これは今日の臨時リーダーへのご褒美です。新しく見つけたキクラゲです。

このような手土産があるときにリーダーに指名された彼女はラッキーだった、ということですね。いつも手土産があるとはかぎりませんから、、、、、。

    

最後のわけの分からない画像です。

この森の中でサンコウチョウが営巣しているらしいのです。タカ長たちがキクラゲを採っているときタカカノたちはサンコウチョウの姿を見たようです。

しかし、その巣を確認することはできなったとか、、、、、、繁殖の邪魔をしてはいけないので、深追いしないで退散したのは正解ですね。