タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

旧河内峠への道

2007年12月26日 | 山歩きから
 クリスマスケーキを食べ過ぎたわけではないのですが(本当はその意味もあって)今日の好天に誘われて裏山を歩いてきました。目的地は中国自然歩道の「旧河内峠」です。

 旧河内峠は昔は「都志見往来」の峠であり、いまは中国自然歩道荒谷林道から魚切ダムの上流部白川集落を結んでいる歩道にある峠です。このあたり一帯は99年の豪雨で甚大な被害を受け、その復旧対策工事の一つとして荒谷林道との出合いに開放型の砂防ダムが建設されています。



 現在は砂防ダム工事もそれに付帯する工事も終わり、このダムの右側、左岸側に立派な道が出来、その舗装路の先から峠に登る道が細々と続いています。この峠道は荒れたままですが峠までは歩けます。しかし、旧河内峠から先は崩落したままで簡単には通過できないようです。タカ長は確認していないのですが、今日あった登山者からの情報です。



 これは新しく出来た道の下流側を見たところ。



 これは上流側。ガードレールが尽きるところから山道に入って5~600mで旧河内峠に着きます。

 この砂防ダム方面を紹介したのは、この何の変哲もない茂みに多くの野鳥を見たからです。ダム工事が終わってはじめて来たので、もともと鳥の濃度が濃いいのか、それともたまたま今日多かったのかは不明です。何所を歩いても野鳥の少ないこの冬ですが、その中では確かに今日の砂防ダム上流一帯には多くの鳥がいました。
ほとんど人の訪れるところではないので小鳥たちも安心して道のそばまで出てきていたのでしょうか?

 特別な鳥ではありません。普通種ばかりです。主なものは下記の通りです。

 ミヤマホオジロ  今日一番多かったです。
 アオジ
 ジョウビタキ
 ウグイス
 シジュウカラ
 ヤマガラ
 ミソサザイ
 シロハラ

などなどです。赤い鳥を見つけることは出来ませんでした。もちろんカラスもトビも見ました。マメに記録すればまだまだいたようですが、今日は汗を流すために歩いていたので野鳥の記録としては不十分なものです。

この冬は何度か行ってみたいと考えています。そのときも多くの野鳥がいるでしょうか?