タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

山口県大黒山・竜ヶ岳を歩く

2007年12月05日 | 山歩きから
 
冬型の気圧配置になり山口県にも霜が下りた12月5日、岩国市周東町の大黒山・竜ヶ岳の稜線を歩いてきました。



 霜の下りた林道を登り大黒山の東尾根に取り付きます。前方に特徴ある岩山が見えます。



 その岩山と同じくらい高度を上げると周東町の町並みが見えてきます。



 この岩に座って東を見るとハチクマの渡りも見えそうですが、もちろん今はその時期ではありません。トビ1羽も見えませんでした。大黒山(323.4m)は平凡な頂上で写真にはなりそうもありません。南西にはこれから登る竜ヶ岳が見えます。



 標高400mにも満たない山ですが結構紅葉が楽しめます。山道はしっかりしていますが、見た目以上に登降があって「山旅をしている」と言う実感を持つことが出来ました。明るい尾根歩き、とガイドブックには書いてあったのですが想像していたような尾根道は少なかったようです。

 

 せめてこの程度の尾根歩きを期待していたのですが、、、、、、



 周東町憩いの森の林道に降りると今日の山歩きは終了します。標高の低い山の割には変化に富んでいて、結構楽しい山歩きでした。

 しかし、鳥の面ではサッパリ、空を飛んでいたのはトビが5羽、下山してからハイタカ1羽飛んでいるのを見たくらいです。小鳥類の姿も少なく、野鳥の面では不作の山歩きでした。

 野鳥の面ではタカ長の裏山が一枚も二枚も上です。私たちは恵まれたところに住んでいることを実感した山歩きでした。