タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

一粒で三度美味しいBW(バードウォッチング)

2007年12月04日 | 旅行のことなど
 お菓子のコマーシャルのようなタイトルですが、一粒で三度美味しいのが私たちの趣味バードウォッチングなのです。バーダーには皆分かっていることなので今更言うこともないのですが、、、、、。

   1:行く前に情報を集めあれこれ想像する楽しみ
   2:フィールドでの探鳥
   3:帰宅してからその日の鳥を思い返す楽しみ

 この楽しみは国内の探鳥旅行も海外でのBWも同じなのですが、しかし、海外に出ると国内では見ることの出来ない多くの鳥に遭遇するチャンスも多くなるので、やはり海外での探鳥旅行のほうが美味しいのは当然のことです。



 タカ長は4月にARRCNのシンポジュームに出席の予定ですから、今春使ったこのような図鑑を引っ張り出して、、、、



 やはり最初はタカのページを開きます。ベトナムではこのページにあるクロカッコウハヤブサの渡りが見られるはずだとか、ハチクマを見ることが出来るのだろうかと想像します。

 

 今大会のシンボルマークになっているシロハラヒメハヤブサは会場のあるタム・ダオ国立公園では見られないようなので、個人的にクック・フォン国立公園に行かなければ行けないなぁ。



 図鑑だけでなくインターネットでこのようなページを探し出して情報収集もします。タム・ダオ国立公園の目玉の一つは「ハクオウチョウ」らしいことが分かります。



 このように特徴的な姿をしていれば初めての探鳥地でも探し出すことが出来るのではないかと期待が膨らみます。それにしてこの図鑑で見ると頭の白い部分が平凡に描かれていますが、実物はこんなに薄っぺらなものではないと確信を持って夢を描きます。それと言うのも今春のマレーシアでの経験があるから。



 マレーシアのフレーザーヒルでみたこのサルタンガラ、図鑑では頭の上に黄色のものが薄っぺらに描かれていますが(それしか描きようが無いからですが、、、、)実際に見たサルタンガラはこんなものではありませんでした。カラ類ですから忙しく動き回るのでスコープでゆっくり観察、とは行きませんでしたが、緑の葉の中で映える黄色い房模様の素晴らしさは言葉では表せそうの無いもので、その鮮やかさは今でも脳裏に焼きついています。

 シンポジューム終了後はクック・フォン国立公園やカット・バ国立公園を訪ね、世界遺産のハロン湾の1泊クルージングを楽しむと言うタカ長としては超デラックスな探鳥旅行になります。

 これなら一粒で四度も五度も美味しいBWになりそうですね。今から胸を膨らませています。