タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

八幡川河口で探鳥会

2007年12月24日 | タカの渡り観察
 野鳥の会広島県支部の今年最後の探鳥会に行きました。最近は探鳥会に出席することがほとんどないタカ長ですが、毎年この探鳥会には参加しています。

 一番の目的は、、、、、ここにやって来る珍鳥と言いたいのですが、本当のところはここに集まってくる人に会うことです。タカ長の会員暦は一応ベテランと言えるくらいの年数は経ていますが、たまに探鳥会に行くと知らない人ばかりでまるで新人の気分にさせられます。

 しかし、八幡川河口の探鳥会に行くと多くの仲間に会えるのです。それが楽しくて行くのですから、持参するのは双眼鏡だけ、フィールドスコープは人の物を借用することを前提にしている不真面目なバーダーです。



 八幡川の河口は埋め立て工事が進行中。平素は立ち入ることができない埋立地に特別に入れていただけるのがこの探鳥会の魅力のひとつです。ここからは宮島がすぐ近くに望まれます。

 

 この池に集まる水鳥を見るのがこの探鳥会の目玉。クロツラヘラサギも1羽いました。ミコアイサもいました。オカヨシガモやハシビロガモもいました。カモの仲間は13種記録しましたが、タカ長は友だちとおしゃべりしたり、空を飛んでいるミサゴを見ていました。チョウゲンボウも遠くでホバリングしていました。



 工事が終わると水鳥公園ができると聞いていますがどの程度の規模になるのでしょうか?多くの野鳥たちが安心して羽を休めるほどの広さがあるのでしょうか?気になるところです。



 この水辺を中心に野鳥の楽園が出来ることを願ってやみません。



 これはチョッとしたいたずら。コンパクトデジカメをフィールドスコープの接眼レンズに当ててシャッターを押したらズグロカモメが写りました。今日記録された2羽のズグロカモメのうちの1羽です。