タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

韓国最大の自然湿地~ウポ(牛浦)沼

2007年11月13日 | 韓国情報
 韓国慶尚南道昌寧郡にある韓国最大の自然湿地ウポ沼にも行きました。



 早朝のウポ沼に通じる道のそばではダルマエナガの群れに出会いました。



 ウポ沼湿原は牛浦、木浦、砂旨浦、チョクチボル、以上4つの総称で広さ854ha,貯水面積は231.4haの低層湿原です。1998年3月2日にはラムサール条約に登録されています。



 私の訪れた10月中旬は冬鳥も揃っていなくて鳥は少なかったですが、それでも仔細に見ればカモの仲間などはかなり入っていたようです。何しろ広いのですから相当数入らないと鳥が目立つことはないのでしょうか?



 当然のことですが湿地内は車両通行禁止ですから安心して自然観察できます。このウポ沼のことは1回のブログでは紹介できないので随時紹介させて頂くつもりです。ご期待下さい。

 このウポ沼は日本ではほとんど知られていないように感じています。このウポ沼をはじめ慶尚南道にはチュナム(注南)貯水池など優れた探鳥地があります。日本からも近いところなので、多くの人に訪ねて頂きたいと考えています。

今日の観察~番外編-1

2007年11月13日 | タカの渡り観察
 タカを見る人は青空を見ると体がウズウズしてきて、家でジッとして居れない人種みたいですね。やはり「家に居れない症候群」の、それもかなり重症の部に属するようです。

11月13日   晴

 観察者   トビ吉
 観察時間  9:00-14:00

   ハイタカ     東向き 1
   ハイタカSP   西向き 1

 やはり時期が去れば渡らないのですね。それが分かっていて出かけるのは病人である証拠ですが、しかし、この病人は人畜に害を与えるわけではありませんからじっと見守ることにしましょう。

 重病人ではないタカ長は観察期間中に貯まった雑用を少しだけ片付けました。