タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

出前自然史博物館

2007年11月12日 | タカの渡り観察
 昨日の日曜日、このブログでも紹介したことのある「出前自然史博物館」へ友達を誘って出かけました。



朝一に出かけましたが予想以上の人出でにぎわっていました。



全国各地にあるこの種の博物館、しかし、恥ずかしいことかも分かりませんが広島にはないのです。そのためタカ長の鳥友たちが広島に自然史博物館を作る運動をしています。



中に入ってタカ長が先ず行ったのはこの展示。これはクマタカの剥製です。



タカ長の好きなハチクマの好物、キイロスズメバチの巣です。



これは化石の発掘体験コーナーです。子どもだけでなく大人の人も熱心に刷毛で土を掃いて化石を掘り出していました。

 最先端の自然史博物館は、もはや博物館と名のつく施設に対して思い描かれるような”薄暗く閑散とした建物の中に、古びたモノや珍奇なモノが並べられたガラスケースが置かれている”場所ではありません。そこは、来館者自らが見て触れて学べる、楽しみながら参加体験できる知的娯楽空間なのです(当日のパンフレットから)

 この化石発掘コーナーはそのコンセプトに沿った展示なのでしょう。他のコーナーでも親子が学芸員の方と楽しんでいましたが、タカ長のデジカメの電池が切れたので撮影できませんでした(お粗末)



 もちろん従来型の展示もありました。これはコーカサスオオカブト。タカ長には良く分かりませんが、マニアに人にはたまらないのでしょうね。何も分からないタカ長は「一匹いくらするのだろう」と不謹慎なことを考えていました。

 主催者側には事情があるのでしょうが、一日だけだったのはチョッとだけ不満でした。これを見たら孫が喜びそうだから、と思っても今日限りでは手が打てないのです。○○さんの孫にも見せてやりたかったのですが、、、、、

 一日だけでなく常設の自然史博物館が出来て「地球が誕生した46億年前から現在そして未来へと連綿と続く時の流れを体験しながら、自然、環境、生命について学び考える」ことがいつでも出来るようになることを願ってやみません。

 この記事に関心のある人は下記の連絡先へ声をかけて下さるようお願い致します。

「自然の博物館」をつくる会事務局
  〒732-0051  広島市南区光が丘11-31-302  松浦方
     ℡・Fax 082-264-2448