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北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

悲鳴

2024-08-17 21:08:09 | 日記
昨日の夕暮れに居間のカーテンを閉めたのはルンバだ。
その時は誰も気が付かなかったし、居間の端にあるテーブルで夕食をとりテレビも見ていた。

私がシャワーを浴びソファーに座って髪を拭いていた時、突然悲鳴か響き渡った。
スリスリが私の後ろを指さして何かを叫んでいる。
それにルンバが加わって悲鳴の二重唱。

何事かは分からないけれど異変を感じた私は立ち上がって彼女たちの方へ急ぎ、指さす方を見たら何か知らないけれど大きな黒いものがカーテンに貼り付いていた。

4~5センチはあるように見える真っ黒い何かはピクリとも動かない。
ホコリ? 生き物じゃ無いような気がするけれどと言ってみたものの誰も近寄らない。

スリスリはスマホを取り出して拡大撮影を試みた。
その映像を見たら毛が沢山生えた脚のようなのが3本確認できた。つまり生き物だ。
私の大嫌いな蜘蛛かも知れない。

毛がモジャモジャしているのは大嫌いな私。

男でも女でも剛毛はダメ。そして、蜘蛛はもっとダメ。

と云うことで蜘蛛係はいつもスリスリが担当しているのだが、そのスリスリでさえ腰が引けている。

スリスリに殺虫剤を渡し、私は後ろから「やっつけろ「と指示。

「動かないから死んでいるのかも知れないよ」と云いながらもシュ~~~~~ッとしたら、突然動き出した。
ギャーッと叫ぶ3人。

一度下まで落ちた蜘蛛は苦しみながらもまた這い上がってきた。
何とかしなければと果敢に責めるスリスリと失神直前の私たち。

スリスリはテイッシュを何枚も重ね丸めて捕獲しナイロンの袋へ入れて入口をギュッ。

これで大丈夫と思ったのだが、黒い影はカーテンに残ったままなのでスリスリが近づいて見たら蜘蛛の卵みたいだと云うのでさらにシュッしたのだが、それを取り除く勇気はないみたいだ。

掴んだ途端、中から何匹も動いて出てきたらと思うと手を出せないのだ。

と云うことでオンナ二人で相談したのだろう。カーテンを買いに行くことになった。
ニトリでその二人が選んだカーテンが16000円。
「誰が払うんだ」と訊いたら「蜘蛛」だという。
でも蜘蛛から送金されるまで立て替えてと云って自分の財布を出す気配は全くない。

蜘蛛の卵と一緒に暮らすのに耐えられない私は、おとなしく財布を取り出した。