※ 昨日 オンネトーの続き(海鮮丼)
とにかく海鮮丼を食べてもらいたい私はラストオーダーの時間に間に合わせる為にアクセルを踏み続けた。
その頑張りがあって余裕で間に合いそうなので日暮れが迫っているけれど最短ルートから外れて左折した。
多分、Yさん達の見たことが無い直線道路を走るためだ。
「直線道路だよ」と云って車を飛ばしたのだが、日暮れ間近の路上に3頭のエゾシカを見つけて減速。
「鹿だ」と云って脇を抜けようとしたら、一度車を避けて右へ逃げた小鹿が突然戻ってきて車の左前にゴン。
バックミラーで見たら、ヒョコヒョコしながら藪の中へ入っていくのが見えた。
鹿って本当にバカなのだ。車が見えていても当たり屋みたいに突っ込んでくる。
だから漢字で馬鹿と書いた時、頭の良い馬は先に、頭の悪い鹿は後に書くのだと思っている。
車には凹みも無く無事に海鮮丼店に到着。食堂は2Fにあってエレベーターが付いているのも調査済みだ。
二人を食堂へ案内して私たちは外へ。だってルンバがイクラや食べられない魚があり過ぎて注文が面倒くさいから。
私達は近場で適当に食べて二人を迎えに戻りライトアップされた北海道三名橋の一つである幣舞橋(ぬさまいばし)を見せ、ホテルまで送ったのだがYさんが嬉しそうに私に近寄って
「部屋がダブルベッドで、何年かぶりに二人並んで寝るんや」とニタニタ。
私は一瞬(脚を蹴ったろか)と思ったのだけれど何とか堪えた。
夫婦だから あんなことや こんなことをしても咎める方が可笑しいと気が付いたからだけれど………でも何か笑顔がムカついた。