北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

雪原の ピタゴラス

2017-01-07 22:15:22 | ウォーキング


今朝は かなり寒かった。
少し冷え症の傾向があるので、枕元には靴下を置いてあるのだが、今朝はガマンできなくて モゾモゾと布団の中で靴下を穿いた。

なんでもマイナス15度だったとか。そして沖縄はプラス25度だって。

その差 40度。気象予報士も驚いていた。



朝食後 まだそんなに暖まっていない空気の中 ウォーキングに出た。

阿寒川の支流、大楽毛川は凍結し さらに雪で覆われていた。
その雪に点々と続く足跡は、ここをメインルートとして沢山の動物が利用している証拠だ。



よつ葉乳業から高専裏へと入り一生懸命歩いていると 久しぶりに恐れていた症状が出てきた。



本当は この先500メートル程 ジョギングしようかと思っていたのに、そんな余裕は無くなり、全てのエネルギーをK門様へ集中し ギュッと引き締めた。



宇宙戦艦ヤマトが全エネルギーを あの波動砲へ集中させるのに似ている。

ただ違うのは、エネルギーが100%充填されても発射できないと云うことだ。

雪原を汚したくないと云う強い気持ちを持ち続け、最後の交差点を抜けて
ギュッとしたまま団地への坂を下りた。

最短コースをとる為、隣の空き地を斜め横断することに決めた。

直角三角形の二辺の和は 他の一辺より長い と云う あのピタゴラスの定理の応用だ。
一分 一秒を縮めるには これしかない。

しかし、その空き地まできて驚いた。雪が積み上げられて普通に歩ける状態では無くなっていたからだ。

雪原で ピタゴラスの定理は使えないと云うことだ。

一瞬迷った末、普通に道路を迂回することにした。

今頃は もう着いているハズなのにと思う気持ちが 心を弱くする。

こりゃ、マジにヤバいかも と思いながら最後の角を曲がり玄関の鍵を強く握りしめた。