TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

映画「死に花」(2004年)

2008年06月29日 | 映画、TV・ラジオ番組
映画「黄色い花」が面白い映画であったので、他の犬童一心監督作品が
見たくなりました。そこでレンタルしてきたDVDがこの「死に花」。

入居一時金が7000万円からという、高級老人ホームの住人達の物語。
仲の良い仲間のうちの一人が亡くなり、この先をどう生きるかと考えて
いた時、彼の遺品に「死に花」と書かれたノートがあった。
それは河川敷から堤防に穴を開けて地下を掘り進み、銀行の地下金庫を
狙う荒唐無稽な計画であった。

それにしても計画実行には資金が必要なのですが、映画を作るつもりで
準備したお金が、計画が頓挫して余っているという仲間の後押しもあって
突っ走ってしまう老人達。あまりの無謀さに
「年を考えろよ!」と突っ込みを入れたくもなりました。

加齢のせいでポカミスをしながらも、着々と準備をしていく姿は
時間とお金があるからこその姿であるなぁと思っていました。
そう、お金も無く暇も無いような我々には到底出来ない無謀な姿。
見ていて羨ましくも思えてきました。

狙うのは金庫に収納されている現金17億円。
銀行強盗としては史上最高額なんて言っていましたが、誰も捕まった場合を
考えずにどんどん地下を掘り進む姿は楽しそうでした。
まぁ仮に捕まったとしても、この年齢では先が見えている。
そんな気持ちもあるのでしょう。
老いに逆らうかのような生き方は、これから先の自分自身にも
参考になるかも知れないです。(銀行強盗はしないけど・・・)

棺桶を用意して入ってみたら気持ちが良くて、このまま逝っちゃおうか・・・
などというシーンもあり、シュールな感じもあったのですが
後半からのスピード感、泥にまみれる老人たちの姿は、若者顔負け。
老いを扱う映画なので、重いモノかと思っていましたが、笑いと哀感のある
活劇のような作品でした。

ただ見ていて、あの年代になる前にやっておけることはやっておこう
そんな気がしました。

死に花(2004) - goo 映画死に花(2004) - goo 映画

アグネス・チャン「ひなげしの花」(夜のヒットスタジオ)

2008年06月28日 | アグネス・チャン
皆さんは動画投稿サイトを見ることがありますか。
ワタシは寝る前などにYouTubeを良く見ています。
その多数アップされている70年代、80年代のアイドルソングの中から
気に行った曲は、ダウンロードツールを使ってハードディスクに保存しています。
また最近は音質が良くなって来ているのが嬉しいです。

それで先日、アグネス・チャンさんで検索をした時に、まぁ~懐かしいというか
ちょっと恥ずかしくなるような動画がアップされているのを見つけてしまいました。
それは、1978年8月14日放送の「夜のヒットスタジオ」。
アグネスがカナダ留学から帰国した、その日に出演した番組です。

実はこの日、アグネスの帰国を歓迎する「ファンの集い」が
東京新橋のヤクルトホールで行われて、ワタシはそれに参加しました。
ものすごい盛り上がり方でしたので、アグネスも思わず涙ぐむような
こともありましたが、とてもあたたかく迎えるイベントでありました。

そしてその後、「夜のヒットスタジオ」に出演するアグネスを
ファンの方が一緒に番組でも応援をするということになっていました。
そう、良くある「人の輪」的な企画なのです。

ワタシはそのフジテレビ(河田町の時代)にも行きまして
生放送に参加して応援してきました。
アグネスの後から、ぞろぞろと付いて行って、スタジオにファンが集まったのです。
現場の方の指示で歩いていたら、カメラに近い位置になってしまって・・・
結果として、よ~くわかるように映ってしまいました。

VTRで見たことはありましたが、それはそれで気恥ずかしいものがありました。
でもまさかこの時代になってYouTubeで過去の自分と遭遇するとは。
「夜のヒットスタジオ」は衛星放送などでは、流れることがあるようですが
ワタシのところにはその環境はないので、今回久しぶりに再会しました。

「やっていることは当時と変わらないなぁ」という思いがあるのですが
まぁそれも良いでしょうと決め付けております。
なかなか経験できないことが出来て、その証があるということは
幸福なことでしょうね。良い思い出です。

ちなみにその動画はこれです。
でも探さないでくださいよ!

城之内早苗「あじさい橋」(1986年)

2008年06月25日 | アイドルPOPS【80年代】
6月のこの時期は、一年の中でも特徴的な季節であるといえるでしょう。
停滞している梅雨前線が南下したり北上したりと、めまぐるしく状況が
変化するので、天気予報も難しいと気象予報士の方が言っておりました。

それでも、梅雨時ですから仕方ないです。
この時期が過ぎれば「夏」です!
でも夏が好きではない方にとっては、それを思うとさらに憂鬱になる
かも知れないですが・・・。
もうすぐやってくる夏の前に、しっとりする時間があっても良いと思います。

雨の季節に咲く花の代表的なものは「紫陽花」の花。
一般家庭の庭先や近所の公園など、いたるところで見かけることがありますが
時には「紫陽花の名所」で鑑賞してみたいと思っています。
そして、BGMには城之内早苗さんの「あじさい橋」が良いですね。

おニャン子クラブ在籍中のメンバーのソロデビューとしては異例の
「演歌で勝負」の城之内早苗さん。歌唱力・表現力、そしてこぶしも
ばっちりグゥ~の歌い手さんです。

「夕焼けニャンニャン」の番組中では、かなり異色の曲という印象でしたが
今となって聞いてみると、アイドルPOPSではないので
いつまでも聞くことができる、普遍的な魅力のある楽曲という感じを持ちました。

作詞:秋元康さん、作曲・編曲:見岳章さん。
秋元康さんと見岳章さんの組み合わせは、美空ひばりさん最後のヒット曲
「川の流れのように」と同じです。さすがにいい曲であると思います。

今週の週末あたり、もう一度どこかに紫陽花でも見に行こうかな。
そんな気分になりました。

陳美齢「CIRCLE GAME(團轉的人生)」(1971年)

2008年06月24日 | アグネス・チャン
この曲はアグネス・チャンさんの香港でのデビュー曲。
ですから、タイトルも香港盤の表記通りに書いてみました。

「サークル・ゲーム(THE CIRCLE GAME)」はMGM映画「いちご白書(THE STRAWBERRY STATEMENT)」の
主題歌でオリジナルはバフィー・セントメリー。とってもアメリカンな曲です。

そして、アグネス・チャンさんの「サークル・ゲーム」は当然のことでは
ありますが、アジアンテイストな感じです。そして演奏がとってもシンプル。
アコギとマンドリンとハモンドオルガンっぽいキーボードとEベースのみという
ドラムレスの構成。それにより、手作り感のあるあたたかい音になっています。

「サークル・ゲーム」でのアグネスの歌声は、ほとんどが「ひなげしの花」のような
裏声ではなくてストレートな声なのです。サビのところでちょっと裏声を使っていますが
個人的にはアグネスの地声の部分が好みなのです。
B面の「DAY IS DONE(日落之歌)」も一部で裏声になる部分がありますが
全て高い声ということではないですね。香港でのデビューシングルは
ファン的にはそそられる一枚です。

ところで、アグネスがデビューしたLIFEレコードの香港盤には「STEREOMONO」という
表記があって、いつも「何だろうね・・・」と思っています。
レコード盤はステレオで録音されていますが、何故ゆえに「MONO」が付いているのか・・・。
そこが謎ではあります。

映画「築地魚河岸三代目」(2008年)

2008年06月21日 | 映画、TV・ラジオ番組
原作のコミックスを全く読んだことが無いので、あえてキャラクターなどの
予備知識を持たずに映画を見てきました。そこで予告編も見ずに
作品についてニュートラルに近い状態で椅子に座りました。

まずはエリート商社マンの赤木旬太郎(大沢たかお)が、どうして築地に
行くようになったかというところですね。どう見ても、収入は多そうで
無難に仕事を続けていれば金銭的には困らないだろうにねぇ。
そしてその仕事を辞めてまで、自分の居場所を築地に求めてしまうという
荒唐無稽さにちょっと無理を感じてしまうのです。でもコミックスが
原作ですから、それも有りかなと思って見ていました
そして、オーバーアクションとも思える言動で笑いを取るところは
「ザ・マジックアワー」の佐藤浩市さんと張り合っているかのような印象を持ちました。

でもこちらはコメディーではなく人情ドラマ。時に熱くなる、築地で働く人々との
人情劇は、とかく置き去りにしてきたような人と人の繋がりの大切さを教えてくれます。
特に「魚辰」で働く人は、原作を知らないので比較は出来ないですが、こういう人が
いそうな感じがすると思えるキャスティングです。そのあたりは寅さんや
釣りバカ日誌で実績のある松竹の映画ですから、さすがに描き方が上手
であると思いました。

さて、映画の中で出て来る魚料理。これがまたどれも美味しく見えて
スーパーのパック入りの魚とは全く次元の違う世界。
日本の食文化の基本は魚ですから、本当に美味しい魚が食べたくなりました。

すでに次作の予定があるということで、シリーズ化も決定している
「築地魚河岸三代目」。今回の作品はご挨拶代わりの第一作という位置付けで
あるなら、登場人物のだいたいの感じは掴めました。
ですから、早くも次作が楽しみになってきました。

それにしても、本多俊之さんのサックスの音が都会的でカッコ良いです。
魚河岸に流れるサックスは、とてもクールで良かったです。

築地魚河岸三代目 - goo 映画築地魚河岸三代目 - goo 映画

映画「黄色い涙」(2007年)

2008年06月19日 | 映画、TV・ラジオ番組
「嵐」のメンバーが揃って出演の映画ですから、アイドル映画に違いない
と思っていました。ですから昨年の公開の時も気にはしていませんでした。
ところが、DVDがレンタルショップに置いてあったので、ちょっと見ようかと
思って借りてきました。

東京オリンピックと新幹線開業の直前の東京で、それぞれ希望を持ち
夢の実現を目指す若者達を描いた映画。
漫画家を目指す村岡栄介(二宮和也)歌手の井上章一(相葉雅紀)、画家の下川圭(大野智)
小説家の向井竜三(櫻井翔)そして新聞配達の従業員勝間田祐二(松本潤)
この「嵐」のメンバーが演じる若者像は、アイドル映画とは程遠い地味なものでした。
夢を追いながらも、不器用でうまくいかずに苦悩する様子には、ついつい自分達の
青年の頃と重ね合わせて思えるような、普通の姿がありました。

派手な事件が起こることも無く、淡々と進むひと夏の物語は
女性関係も入って、こじれることもありますが、それも青年時代の通過点。
こうして悩んだり、苦しんだりして大人になるのだよと・・・。
彼らが、狭い部屋で共に暮らしている姿は、我々の学生時代の友人の下宿での
ザゴ寝を思い出させてくれて、懐かしさを覚えました。

それにしてもCGをほとんど使わずに、昭和の雰囲気を出している映像は
リアリティがあります。そして日本中を探して見つけた商店街や駅などは
セットでは出せない本物の魅力があります。
そしてこの映画のロケ地はファンの間では「聖地」になっているようですね。
商店街のロケ地、愛知県江南市は近いから、ちょっと見に行きたくもなりました。

生まれた時から家に電話があり、エアコンがあり、風呂もある暮らしをしている
今の若者達は、この映画を見てどう思っただろうか。お金に困って質屋に行くところ
は理解出来たのでしょうかね。

ちょっとまとまったお金が入ると酒盛りする所は若者の特権のようなもの。
男同士の共同生活も結構楽しそうで、若いって良いよなとしみじみ思いました。
流行の昭和を描いた映画ではありますが、見終わった後の感じが
とても良かった映画でした。

黄色い涙 - goo 映画黄色い涙 - goo 映画

もうコスモスが咲いている!

2008年06月16日 | 街と暮らし
この頃、週末になると自転車に乗って出かけています。
軽い運動と、もうひとつのブログのネタ探しも兼ねて
近所の公園や大高緑地公園(名古屋市緑区)などに行くことが多いです。
また、大高緑地に行けば森林浴も出来るので、癒し効果も期待できるのです。

その途中、遊歩道になっている扇川の堤防道路を自転車で走っています。
水の流れを見ると、これもまた気持ちが安らぐような気になるので
時には、止まって流れを見ることもあります。
扇川もかつては汚れていた時期がありましたが、最近ではきれいになり
それで魚も増えてきて、水鳥の姿を良く見かけます。

さらに扇川の遊歩道沿いには、花が植えられているので、自転車で走りながら
いつも楽しませてもらっています。
ちょうど日曜日に通りかかったら、数人で花壇の整備をされていました。

花の写真を撮りながら話しかけてみたら、「扇川 花・水・木の会」の方で
四季を通して花が楽しめるように、活動をされているとの事でした。
ネットで調べたら、「扇川 花・水・木の会」というのは緑区で活動する
「花水緑の会」の部会ということでした。

とてもきれいに花を咲かせていらっしゃるので、すごいなぁと思っています。
このコスモスは早咲きの種類と教えていただきました。

さてこの「花水緑の会」の活動は、まちづくり部門において、名古屋市の
都市景観賞を受賞しているのです。区民なのに良く知らなかったです。
そう言えば、緑区内を走っていると、通りに花が咲かせてある所も多く
まちづくりに関する意識が高い地域という印象を持っています。

緑区がさらに文字通りの『花と緑のまち』になればと思いました。

映画「ザ・マジックアワー」(2008年)

2008年06月15日 | 映画、TV・ラジオ番組
この頃いろいろなTV番組に、監督・脚本の三谷幸喜さんが、ものすごい勢いで
宣伝のために出演されています。日本映画でこれほどの宣伝は見たことがないので
そこまで、オススメするのなら見ておこうと思ったのです。
レイトショーで行くと終演は0時を過ぎますが、土曜日ならいいでしょう。
そして出かけた、シネコンは満席。考えることは同じです。

暗黒街のボス(西田敏行)の愛人マリ(深津絵里)に手を出してしまった手下の
備後登(妻夫木聡)。ただでは済まない状態になったのですが、落とし前として
伝説の狙撃者"デラ富樫"を連れてきたら、命は保障するという事になった。
ところが、デラ富樫など知らないので、売れない映画俳優村田大樹(佐藤浩市)
を備後登が雇い、デラ富樫としてボスの前で演技をしてもらうというストーリー。

村田大樹に対しては自主映画の撮影と言うことにしてあり、もともとが
備後登の思いつきから始まったもの。行き当たりばったりで撮影用のカメラさえ
無い状態。これでこの先どうなるのという、だましながら進めていく構図は
観客に対してのハラハラ感をもたらしています。

映画の中で、もうひとつの映画を見ているようであり、さらに売れない映画俳優の
好きだった映画が、劇場で何度も映し出されていて「うる星やつら」に良く出てくる
「夢落ち」的な感覚もあったのですが、こちらはそこまでは行かなかったです。

映画内で映画を作る現場を見せるのは、内輪受け的なところもあって
少々府に落ちないところも感じました。でも「マジックアワー」という言葉自体が
映画の世界の言葉なので、基本はそれかな・・・とも思ったのです。

最初から感じたのはこのだましを、どういう形で収めるのかを、想像しながら見てました。
で、それに関しては、ちょっとあっけない感じは持ちました。
しかし、それは映画というものが持つ「御都合主義」と思って見ていました。
ドキュメンタリーではなく、あくまでもコメディー作品。笑いのツボとか
映画の楽しさを観客に伝えようと言うことについては、良く計算された作品と思いました。

それにしても伊吹吾郎さんは渋い・・・。そしていつかは印籠を出すのでは・・・。
と思っていましたが「撤収!」の一言は最高でした!
「ザ・マジックアワー」良く出来たコメディーとワタシは思いました。

ザ・マジックアワー - goo 映画
ザ・マジックアワー - goo 映画

続・ワンセグチューナー

2008年06月13日 | オーディオ・パソコン
数日前ここに書いたワンセグチューナーですが、ちょっと改造しました。
電波が弱いという表示が出て、画像が途切れるのでやはり使い勝手が良くないのです。
そこで、手持ちのロッドアンテナを使って、外部アンテナを自作しました。

名古屋の大須アメ横ビルの部品屋さんで、他に使うつもりで300円で買った
アンテナでしたが、予定変更でデッドストックになってしまったものです。
何とか使う用事は無いかなと、ココロの奥で思っていましたが
やっと日の目を見ることになりました。

まずアンテナの根元の部分をアクリル板にネジで止めました。
その時にリード線も一緒にネジで共締めしておきました。そして、そこから
伸ばした線の先端にはクリップをハンダ付けしました。
さらに、ワンセグチューナーに付いているアンテナを取り外して
その根元をリード線の先のクリップで挟み込む。コレで終了。

電源ONでワンセグチューナーを働かせたら、全く問題なしで
付属のアンテナを使っていた時より、格段に受信状態が良くなりました。
これで、楽しくワンセグ放送が受信できるということで、満足しております。

浅田美代子「この胸にこの髪に」(1975年)

2008年06月11日 | アイドルPOPS【70年代】
せっかくなので6月3日付けのブログに書いた、手持ちのカセットテープを
聞き始めています。そうしたらいろいろとラジオ番組の録音テープがあったのですが
コレはなかなか凄いぞ!というテープが出てきました。

愛知県一宮市民会館で録音された「歌う明星 ヤング・ソング・ショー」。
実はこの番組の公開録音に行っているのです。ですからオンエアを録音して
残してあったのですね。司会は夏木ゆたかさん。(おぉ・・・)

出演者は、1番目リトル・ギャング(男の子2人組みユニット)メンバーの一人は曾我泰久さん
後に野村義男さんらとTHE GOOD-BYE結成。そしてもう一人の方はベーシストの松原秀樹さん。
この子達の歌は、なかなか良かったと記憶しています。オンエア曲は「アイ・ラブ・ユー」。

2番目は豊川誕さん。地味でした。オンエア曲は「星めぐり」。
3番目はジャニーズ・ジュニア・スペシャル。会場のボルテージは最高潮。
そしてオンエア曲は「ハートの夢」。
4番目は荒川務さん。歌は残して無かったです・・・。

よくもこのメンバーが揃ったイベントに、入れたものだと思いました。
もちろん抽選でしたけどね。

5番目はメインの歌手の浅田美代子さん。もちろん彼女が見たいがために、応募したのです。
ですから当選したのはホント、ラッキーでしたよ。

そして浅田美代子さんだけは、オンエアで流れた曲が2曲。
「トップ・オブ・ザ・ワールド」(もちろん日本語で)と新曲の「この胸にこの髪に」。
会場ではもう数曲歌ってくれたと思いますが、生で聞いていたのですね。

さて公開録音でも歌ってくれた「この胸にこの髪に」は今までのアイドル路線からちょっと
背伸びした感じの歌です。彼から別れを告げられ、去って行ったあの人を思う失恋ソングで
彼女らしく、ゆったりと切な~く歌っています。

  女の意地というものね
  涙をこらえるのも

どちらかと言うと演歌的な表現ですけど、彼女が歌うと可愛さが加わります。
つらいことだけど、頑張って耐えなきゃねって感じですね。

作詞:橋本淳さん、作曲:中村泰士さん、編曲:森岡賢一郎さん。

意外と思われるかも知れないですが、浅田美代子さんの歌ではワタシのお気に入り。
もちろん可愛いアイドルPOPSも好きですが、一曲を選ぶなら「この胸にこの髪に」です。
彼女がこんな感じの曲を歌う、という意外性もあるのですが、切な~く歌うところが
とても良いです。聞いていて耳から頭にしみ込んできます。

ですからなかなかの名曲とワタシは思います。
ベスト盤などには収録されていますので、興味がある方にはオススメの一曲です。

GOLDEN☆BEST/浅田美代子

Sony Music Direct

Amazon.comで詳細を見る




RCサクセション「雨あがりの夜空に」(1980年)

2008年06月09日 | 国内グループ
今日は6月9日で「ROCKの日」なので、とびっきりロックなナンバーが聞きたくなりました。
そこで持ってきたのがRCサクセションの「雨あがりの夜空に」。
昼間に雷を伴った激しい雨が降りましたが、その雨もあがり、名古屋では月も見えています。
ですから、ちょうどこの曲が似合うと思っているのです。

さてRCサクセションにとって「雨あがりの夜空に」は代表的なヒット曲で
今もラジオから流れて来ることがありますね。
歌詞は深読みすると少々きわどいですが、それはノリで行ってしまう、そこが魅力ですね。

作詞・作曲:忌野清志郎さん&仲井戸麗市さん、編曲:RCサクセション&椎名和夫さん。
編曲の椎名和夫さんは初期のムーンライダースのメンバーです。
そして、サポートミュージシャンがジャケットの裏にクレジットされていて
ピアノ:中西康晴さん、シンセサイザー:難波弘之さんの名前がありました。

中西康晴さんといえば上田正樹とサウス・トゥ・サウスでピアノを弾いていた方で
生きの良い跳ねるような音を出す方という印象を持っています。
この曲でもところどころで、彼らしい音が聞こえてきます。

梅雨のじめっとした日でも、ズドドンと鳴るドラムとベースの響き、そして忌野清志郎さんの
ボーカルから生まれる骨太のロックを聴けば、気分も少しは晴れることでしょう。

堀江美都子「ハロー!サンディベル」(1981年)

2008年06月08日 | アニメ関係
ふと思い立ったように聞きたくなった、80年代のアニメソング。
一時期、アニソンを聞き込んでいましたから、たまには聞きたくなりました。
それもカーステレオが良いですね。思わず歌ってしまっても
とりあえず周囲に迷惑は及びませんからね。

さて、堀江美都子さんはアニソンの女王ですから、歌ってきた曲はものすごく多いです。
ですからどの曲をネタにしようかと思っていましたが、今日はこの「ハロー!サンディベル」。

「ハロー!サンディベル」は東映アニメーションの作品で放送は1981年3月から1982年2月。
番組自体はほとんど見ていませんでしたが、オープニング曲がやたらとカッコいいのです。
どしょっぱつの固めのベースとドラムがドドド・・・と鳴って、ギターとストリングスが
すぐに加わる短いながらもインパクトのあるイントロ。
そしてAメロからPOPなアレンジでぐいぐい押してきます。

ストリングスが入る重厚さを持ちながらも、ギターがガンガン鳴るサウンドは
80年代の松田聖子さんの楽曲を思わせる、まさにアイドルPOPS王道路線。
それでいて堀江美都子さんの歌声は、アイドル系の可愛さを秘めつつもパワフルに
響いてきます。それがこの曲の最大の魅力。

彼女のコンサートやイベントなどで、この曲を歌うとファンは盛り上がっていました。
でも飛んだり跳ねたりターンしたりはしなかったですよ。
まだそのようなノリは無かったです。
でもコールとかは凄かった(^^♪

作詞:三浦徳子さん、作曲:渡辺岳夫さん、編曲:久石譲さん。
アニソンとしては、良く出来ていて、ファン的に盛り上がる代表的なナンバーでした。

藤前干潟(名古屋市南区)

2008年06月07日 | 名古屋市内観光
ポートメッセなごやで行われている福祉関係の展示会に行った帰りに
一度は行きたかった藤前干潟に行ってきました。
いつもなら、クルマで行くのですが、ガソリン代も高くなり
駐車場の料金も節約したいので、今回は公共交通機関で移動しました。

ポートメッセなごやへの最寄の公共交通機関はあおなみ線。
その、あおなみ線の野跡駅からすぐ近くに藤前干潟があります。

名古屋港の中にある渡り鳥の飛来地であるこの干潟は、鳥たちにとっては大切な場所。
ところがゴミの埋め立て場にする計画が持ち上がり、それがきっかけで
名古屋市民にも知られる場所となりました。
ゴミを減らすために、名古屋市は徹底的な分別を行い、ゴミの分量は画期的に
減りました。そしてこの藤前干潟は残ったのです。

潮風を受けながら、歩いていたらバシャバシャバシャ・・・と音がして
カワウの群れが水面に群がっていました。
写真を撮った後で野鳥観察館に行き、スタッフの方にうかがったら
低空で飛んだり、水面を泳いだり、潜ったりしながら、子魚を採っているらしいです。
そして、営巣地に戻りヒナにえさを与えているのだそうです。

カワウが居るところには、餌となるボラの稚魚がいるらしく
追い込んで狩りをしているのですって。ただそれを横取りする連中もいて
過酷な争いになることもあるのだそうです。

藤前干潟に初めて来たのですが、野鳥の姿を見ることが出来て
なかなか興味深いものがありました。
でも野鳥の写真を撮ろうと思うとコンパクトデジカメではちょっと辛い・・・。

古いカセットテープ

2008年06月03日 | オーディオ・パソコン
「カセットテープは使い終えたティッシュペーパーの箱に入ります」
そんなことがFMレコパルなどの雑誌に書いてあったのでしょう。
昔のワタシは、そのまま実行していたようですね。
物置を片付けていたら、そのままの形で出てきました。

カセットテープの背に雑誌の切り抜きを入れる手法もどこかで仕入れた
のでしょうね。アグネス・チャンさんと木之内みどりさんの、グラビアが
背中に入ったカセットテープ。懐かしい!
写真を切り抜く時にケースの厚み分を切り取らないと、縦長になってしまうので
その計算もしてありますね。意外とマメに細工してます。

このカセットテープの中身というと、年代はかなり古いです。
昭和50年頃の音源ですね。と言うと1975年ですか・・・。
でもちゃんと音は聞けました。カセットテープは結構丈夫なのですね。

収録されている内容は、当時のAMラジオの深夜放送だったり
TVの音楽番組などで、フォークソングやアグネスの歌などなど。
録音方法はラジカセなので、ラジオはそのまま録音ボタンオンですが
TVはどうしたかというと、この当時はTVのイヤホン端子を
ラジカセのライン入力に入れて録音していました。

マイクをスピーカーに向けて「声出さないで!」ではないので
それなりの音で録音できています。
今聞いても、臨場感というか、70年代の勢いが十分伝わる音源です。

この音源、全て聞こうと思うと、ものすごく時間がかかりそう・・・
でも聞きたいですね。青春が凝縮しているから。


竹内まりや「チャンスの前髪/人生の扉」(2007年)

2008年06月01日 | 国内女性アーティスト
「人生の扉」を改めて聞きました。本当にココロにしみる曲です。

アルバム「Denim」が発売された当時から話題になっていて
ゆっくり聞こうと思っていましたが、なかなか買うには至らなかったのです。
でもたまたま中古盤を見つけてしまったので、迷わず買いました。
本来なら、ちゃんと買うべきなのですけどね。ごめんなさいです。

50代の女性を歌った歌ではありますが、もちろん男のワタシが聞いても
響いてきます。もうすぐその年齢が近いって事も確かですけどね。
一日一日を精一杯生きていくことは、小さなことでも吸収して
記憶にとどめていくその繰り返し。
それはすなわち『円熟』へのステップなのでしょう。
50代を迎えるのにあたって参考になり、また希望を持たせてくれる
深いメッセージソングと思います。

作詞、作曲は竹内まりやさん。編曲は山下達郎さんとセンチメンタル・シティ・ロマンス。
センチメンタル・シティ・ロマンスと言えば、今年で結成35年になる
ベテランのバンドです。そして今回のレコーディングで参加しているセンチのメンバーで
ドラムを担当されているのは、元シュガーベイブの野口明彦氏。

シュガーベイブと言えば、山下達郎さんもバンドメンバーですから
旧知の仲間ですね。皆がそれぞれ音楽活動を続けられて、いろいろな人生の扉を
開けて前に進んでこられたのでしょう。
大人の音楽であり、大人が味わうべき音楽はこれだな、と感じます。

さて、センチメンタル・シティ・ロマンスといえばウェストコーストサウンドが
似合うと思っていますが、この曲はまさにウェストコーストサウンド。
ゆったりとして落ち着いた流れを聞いていると、何故かわくわくしてきます。
求めていた音を見つけたかのような感覚とでも言いましょうか
わくわくして、満足感さえ感じるのです。

イントロの細井豊さんのピアノを聞くだけでグッと来て、中野督夫さん、細井豊さん
告井延隆さんによるコーラスは、まさにセンチの音で嬉しくなるハーモニー。
山下達郎さんもコーラスとギターなどで参加されていますが
この曲では達郎さんの色は抑えてありますね。

やはり告井延隆さんのペダル・スティールは何度聞いても泣けますし、また間奏の
フラットマンドリンの音が絶品!
コレだけでも十分聞く価値があったなぁと思いました。

ネタを書く間、何度も繰り返して聞いていますが、この曲は良いです!

第13回ハロプロ楽曲大賞’15

 
「ハロプロ楽曲大賞」とは、モーニング娘。およびハロー!プロジェクト所属アーティストが
1年間に発表した曲をみんなで順位付けして楽しもうという催しです。今年で14回目。
投票カテゴリは「楽曲部門」「MV部門」「推しメン部門」の3部門です。
◆バナーをクリックするとハロプロ楽曲大賞サイトにジャンプします。
※文章及びバナーはハロプロ楽曲大賞サイトより転載しました

管理人より

いつもこのブログを読んでいただきありがとうございます 記事に直接関係の無いコメント、トラックバックは予告無く削除させていただく場合がございます。 よろしくお願いします。