TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

大西結花「アラベスク・ロマネスク」(1985年)

2007年03月31日 | アイドルPOPS【80年代】
「ガシャ~ン」
いきなり、ガラスの割れる音から始める「アラベスク・ロマネスク」は
大西結花さんのデビュー曲。タイトルも早口言葉みたいですし
サウンドも打ち込みを多用したメリハリのある音が耳に残って
一度聞いたら忘れられない個性的な楽曲です。

「アラベスク・ロマネスク」は魔女の呪文で、作詞は宮原芽映さんの詩。
魔女といっても若い娘ですから、妖しくもなく可愛い感じで
こんな魔法だったら、わざとかかったふりをしても良いかなと
思ってしまうのです。何しろ朝のTV番組「おはようスタジオ」での
白のミニの衣装がとても眩しかったから・・・。
まさに当時のアイドル歌手の王道路線、正統派アイドルは
こうでなくてはいけません。

そしてこの曲は2月発売であり、B面は「春のコサージュ」ですから
ちょうど今時、春の曲と思っています。春に現れた彼女の歌声は
ちょっと荒削りなハイトーンボイスですが、春眠で寝ぼけたところに
聞くと「ピクッ!」と反応してしまうような魅力があります。

大西結花さんというと、デビュー当時出演した相米慎二監督作品の
「台風クラブ」での演技が際立っていました。ワタシは一緒に出ていた
工藤夕貴ちゃん目当てで映画を見たのですが、なかなか頑張って
いるなぁと思っていました。あの映画は内容的にも今の時代ですと
TVでの放送は不可能でしょうから、見るならDVDでしょうね。

さらにあの、スケバン刑事での中村由真、浅香唯と組んだ「風間三姉妹」。
ユニット名義でシングル盤も出していましたし、ものすごく人気もありました。
当時のアイドル達は勢いもありましたし、魅力的でしたからメンバーそれぞれに
きっちりファンも付いて、皆で盛り上がる相乗効果もありました。

今も大西結花さんはTVなどで時折見かけるので、これからも活躍して
欲しいと思います。

芳本美代子「白いバスケット・シューズ」(1985年)

2007年03月29日 | アイドルPOPS【80年代】
新聞にはこの間まで「スキー場たより」が掲載されていましたが
いつしか「桜情報」が掲載されるようになりました。
そういえば、いつのまにか学校も春休みになって
宿題の無い休みを謳歌している、お子様達も多いでしょう。

春になると、暖かい風と、やわらかな日差しとともに
何とな~く、ちょっと懐かしい「春の曲」が聞きたくなります。
今は「桜」がタイトルに付く直球勝負的な楽曲が多いですが
80年代には「桜」の曲はそれほど多くは無かったと思います。

芳本美代子さんの「白いバスケット・シューズ」は
砂丘での若いカップルの物語。
  
  春の風が冷たくて 借りたの スタジアム・ジャンパー

スタジアム・ジャンパーが似合うのは、20代前半までだろうな
それに体格もある程度良く無いと、そもそも格好が悪い。
最初にこの歌を聞いた時、こんな事を一度はやってみたかったとも思った
のですが、過去においても自分にとって似合うはずも無いアイテムでした
のでスタジアム・ジャンパーは一度も買ったことなかったです。

それにしても、春になると何故かまず思い出すのはこの曲。
芳本美代子さんのデビュー曲であり、TV東京「おはようスタジオ」には
良く芳本美代子さんが出ていましたから、ワタシにとって印象が強いのでしょう。

そういえば「みっちょん」と呼んでいましたね。あの言い方は好きでした。
この当時はおニャン子クラブが売れ始める直前の、空前のアイドルブーム
の最中でした。そしてアイドル歌手が出演出来るような歌番組もありましたから
82年組や同期の方々が頑張っている中でも、みっちょんの明るさと元気の良さは
目立っていたと思います。

この「白いバスケット・シューズ」作詞は松本隆さん、作曲は井上大輔さん。
ワタシの大好きな松本隆さんの作品ですので、それだけでもお気に入りの曲。
ちなみに芳本美代子さんはテイチクの所属でした。テイチクと言えば「演歌」
ですが「アイドル歌手のレコードも出すんだぁ」と思っていました。
でもいきなりデビュー曲がこの曲ですから「なかなか力をいれているな」
とも思ったのです。

とにかくみっちょんの曲は名曲が多いので、またネタにしようと思っています。


サクラサク(名古屋市名東区)

2007年03月27日 | 街と暮らし
名古屋も桜の開花宣言が出ていますが、実際のところはまだ一分咲き程度。
でも、まぁどんな感じか見てみようと、お昼に藤が丘の桜並木の
様子を見に行ってきました。

ほとんどの木はまだつぼみがついた程度でしたが
郵便局の前の桜は、ちらほらと咲いていました。
もうすぐ、この通りが桜のアーチになると思うと、わくわくしてきます。

ただ藤が丘周辺の桜並木は、老朽化した木を切り倒してしまったので
今年から少し寂しくなってしまいました。でも仕方無いですね。

風「22才の別れ」(1975年)

2007年03月25日 | 国内グループ
これが青春なのですよ。
今となっては口に出しにくい言葉かもしれないですが
あの当時、思春期を送っていた若者達も
今や40代も半ば過ぎ。
しっかりおじさんになっています。

それでもココロのどこかには、まだまだやれると言う
自信とも野心ともいえるものを持っているはず。
そして、あの当時の恋愛を思い出す事だって・・・

この夏に大林宣彦監督作品の「22才の別れ」が
公開になります。もちろんこの歌がモチーフとなっていて
それはそのまま大人の物語になっているようです。
大林監督が伊勢正三さんの歌の世界を
どのように描いてくれるか、興味があります。
公開されたら、見に行こうかな。

招き猫ミュージアム(愛知県瀬戸市)

2007年03月19日 | お出かけ&プチ旅行
昨日の続きです。
瀬戸蔵の無料開放で、館内をじっくり見学したあと
近所にある「招き猫ミュージアム」もこの日は無料で見られる
ということなので、そちらにも足を運びました。

この「招き猫ミュージアム」は招き猫の個人コレクションが展示
してあり、この分野では日本最大の博物館との事。
内部は二階になっていて、一階部分は入場無料のグッズショップで
二階がギャラリーになっています。

階段を上がっていくと、目の前には大小の招き猫がずらりと並び
ちょっとわくわくしました。ひとつひとつが大きさも、色も表情も
違いがあって、その違いに味わいがありじっくり眺めておりました。
また、右手を上げている猫、左手を上げている猫、そして両手を
上げている猫もいたのですが、片手を地面に着けている猫もいて
なかなか、一度にこれだけの種類の招き猫を見ることは
出来ないぞと思ったのでした。

多くの猫たちに囲まれ、その目線を全て受け止めてしまうと
なんだか異空間に入ったかのような感覚になりました。
ここは猫好きの方なら、長居しそうな場所です。
内部の写真撮影はNGなので、建物入り口のみ撮っておきました。

また隣りの「おもだか屋」は招き猫を中心とした和雑貨のお店で
ここの空間も趣きがあってなかなか良いところです。

瀬戸蔵(愛知県瀬戸市)

2007年03月18日 | お出かけ&プチ旅行
「せともの」発祥の地、愛知県瀬戸市の中心部
名鉄瀬戸線「尾張瀬戸駅」に近いところに「瀬戸蔵」と
呼ばれる施設があります。

愛知万博開催で注目の瀬戸市に、もっと多くの観光客を
呼ぼうという事もあってか、立派な施設でした。
瀬戸物の販売店もありますが、2階・3階のミュージアムの展示は
結構スケールが大きくて、びっくりでした。

建物の中に旧尾張瀬戸駅が再現してあり、当時走っていた
電車(瀬戸電)の先頭車両もあるのです。
そして、やきもの工場や集積所の再現など、薄暗い建物内に
いるとちょっとしたタイムスリップ感覚でした。

その他、ものすごい数の瀬戸焼の展示があり
特に巨大灯篭には驚き。良く作ったものだと思いますし
これは運ぶのもタイヘンだろうなと・・・

じつはこの「瀬戸蔵」は開館2周年記念イベントで
この土日入館無料でした。それならちょっと行って来ようと。
ちなみに入館料は一般500円、高校・大学生・65歳以上が300円
中学生以下は無料です。

瀬戸には仕事の関係で良く行っているのですが、この「瀬戸蔵」には
今回初めて入りました。なかなか瀬戸市観光協会も力を入れて
集客に力を入れているぞと実感させられる施設でありました。

南沙織「人恋しくて」(1975年)

2007年03月17日 | アイドルPOPS【70年代】
音楽の世界では沖縄出身の歌手やバンドが大活躍していますが
沖縄出身といえば「南沙織」さんの名前が真っ先に思いつくのです。

デビュー曲は「17歳」。後にあの森高千里さんがカバーした名曲です。
当時はまだ沖縄はアメリカから返還されてなくて、沖縄というと
遠~いところという印象を持っていました。
ところがその沖縄から1971年に、長い黒髪に焼けた肌のキュートな
女の子がやってきたのです。

当時はまだ「女性アイドル歌手」というジャンルで活躍される方は
決して多くはなかったので、その健康的な姿と笑顔に若者たちは
くらくらとやられて一躍人気者になりました。

ただ、彼女の歌はアイドル歌手とは言え純粋なPOPS路線であり
一般的に言われる「歌謡曲」のくくりには入らないと思っています。
というのもデビュー曲からずっと作詞は有馬三恵子さん、そして
作曲が筒美京平さんという作家陣で曲が作られてきましたので
完全なる良質なアイドルPOPSであったのです。

ところがこの「人恋しくて」はその路線から離れ、ニューミュージックの
作家陣によって作られました。作詞は中里綴さん、作曲は田山雅充さん
そして編曲は水谷公生さんでありました。そしてこの曲は大ヒット。
そんなこともあってか、ニューニュージック系の歌がその後増えて
尾崎亜美さんの手による「春の予感」のヒットにもつながったと思います。

「人恋しくて」は夏に発売されたので、秋から冬の歌と思っていましたが
 
  風は昼間は 暖かいけれど 夜はまだまだ 肌寒くなって・・・

などという歌詞からすると、今の時期かもとも思っています。
何と言ってもこの「人恋しくて」はワタシが大好きな失恋ソング。
当時から良く聞いてはうるうるしておりました。
優しく切ない歌声は、一人で聞くとぐっと来るものがありますね。

ついでながらカップリング曲の「ひとつぶの涙」も作詞・作曲・編曲が
「人恋しくて」と同じであり、同じく失恋ソング。ただこちらの曲は
ウェストコーストサウンドで、明るくさっぱりと好きな人との別れを
歌っています。

歌詞には「さくらの花びら」や「花吹雪舞う頃」などという言葉が
ありますので、こちらは春の歌でしょう。そうすると、A面の
「人恋しくて」も春の歌かもと思ったのでした。

南沙織さんの歌は、良いですねぇ。
アルバムも持っているから、また聴きなおしてみようと思います。


中山美穂「色・ホワイトブレンド」(1986年)

2007年03月14日 | アイドルPOPS【80年代】
このところの寒の戻りで、2月頃の陽気に逆戻り。
朝夕は「寒~い」と首をすくめるような状態なのですが
春の化粧品メーカーキャンペーンソングを持ってきました。

中山美穂さんの「色・ホワイトブレンド」は1986年資生堂
春のキャンペーンソング。ですからジャケット写真も
バッチリメイクの中山美穂さんです。当時は16歳ですから
これはかなり背伸びをさせて撮ったのだろうなと思います。

曲の作詞・作曲は竹内まりやさん。
もう彼女らしい作品で、安心して聞ける楽曲です。
古い言い方ですが、若さあふれるリズミカルな歌詞!
であって、それをうまく歌っているのは中山美穂さんの魅力です。

化粧品メーカーのキャンペーンソングには名曲が多いです。


イルカ「なごり雪」(1975年)

2007年03月12日 | 国内女性アーティスト
暖冬暖冬と言われ、異常とも思える暖かさだった2月が過ぎ
3月も半ば近くになると、もしかするとこのまま春になるのかも・・・
と思っていました。ところがどっこい!寒の戻りで
ものすごく寒くなりました。

名古屋も昨日と今日は日中でも黒い雲が流れて
時折、雪が舞っていました。
たぶんこれが「なごり雪」になるかもね・・・と思っていたら
頭の中には「なごり雪」のメロディーが流れてきました。
発想はありふれているけれど、我々の世代の方なら
誰でもそんなことを思っていると思います。

言わずと知れたイルカさんの(変な書き方)大ヒットナンバー。
当時の中学・高校生でフォークギターを抱えていた人なら
誰でも弾き語りで歌ったことはあるはず。
ワタシもその一人。

ただあえて言うなら、作詞・作曲は伊勢正三さんで
イルカさんのオリジナル曲では無いのです。そう
伊勢正三さんの「なごり雪」は味わい深い歌声でとても好きです。
でもこの曲がヒットしたのはイルカさんが歌ったからであると思う。
なぜならオトコ歌を女性が歌うというのは、男女問わず
受け入れられやすいからと思うのです。

  春が来て君はきれいになった
  去年よりずっときれいになった

などと言われたら、女子は舞い上がってしまうのでしょうか。
そんなこと言った事など無いから、わからないけどね。



斉藤由貴「卒業」(1985年)

2007年03月11日 | アイドルPOPS【80年代】
3月2日付けのブログで斉藤由貴さんの「卒業」について

  そしてタイトルに「卒業」が付く曲の中でワタシが最も好きな曲。
  じゃぁ何故シングル盤を持っていないのか・・・

などと書いたのですが、今日某リサイクルショップで見つけました!
この曲は彼女のデビュー曲。デビュー曲は押さえておこうという
必然性があったので、黄色の背景をバックに、キラキラとした目で
写っている由貴ちゃんのジャケット写真を見たら、即購入でした。

改めてシングル盤で「卒業」を聞きなおしましたが、シングル盤は
45回転で33回転1/3のLP盤より回転数も速く、また1曲あたりの
レコード盤の溝は広くて深いので、音にも深みが出て繊細な音まで
表現できますから、理論的に音は良いはずです。
実際聞き比べても、シングル盤の方が音は良いので、「卒業」が
見つかってラッキーでした。

この曲には、明星食品「青春という名のラーメン」イメージソング
と記されています。確かカップ麺でしたよね。あの頃はアイドルが
CMにも良く出ていました。
家で録画した昔のVTRを見ていると古いCMもそのまま残っている
のでたまには「なんじゃコリャ!」と言うCMも出てきます。
斉藤由貴さんは、良くCMに出ていたので寝ているVTRを
発掘すると何か出て来るかも・・・
と思いつつ「卒業」のシングル盤に聞き入ったワタシです。

そう言えば、斉藤由貴さんって何本か映画にも出ていました。
何だか「雪の断章・情熱」とか「恋する女たち」が見たくなりました。

安全地帯「好きさ」(1986年)

2007年03月10日 | アニメ関係
「これ本当にもらっちゃて良いですか!」

ちょいと前の事ですが、完動品のレーザーディスクプレーヤーを
「もう不要になったので、欲しかったら持って行って良いよ」
と言われたのです。
もちろん持っていないのでありがたく頂戴いたしました。

ただし、全くLDのソフトなど持っていないので
ハードオフやブックオフを廻って何か無いかと探しておりました。
そうしたら、ハードオフで「めぞん一刻」のTVシリーズ完全収録版の
LD【1】から【24】までまとめて売られているではないですか。

値段もジャンク扱いで安かったのですが、持ち合わせや
今後の資金計画の点で難がありそうでしたので、その場は退却。
しかし、考え直して翌日購入しました。
ハードオフはクレジットカードが使えるので、衝動買いですわ・・・

そして、時間があるときに「めぞん一刻」を見ているのです。
当時ビデオに録画したけれど、LDで見るとさすがに画質は綺麗ですね。
それに音も良くて、のめり込みますね。

TVシリーズの「めぞん一刻」は「うる星やつら」が終了した次の番組でした。
また放送時間もゴールデンでしたから、コミックスと比べて、TVアニメは
お子様でも見られる内容になっていますね。
ただ朱美さんのセクシーな姿や、やたらに酒飲み宴会をする姿を
お子様方にすり込むのはどうかと思うけど、大人ってこう言うものなのだ!
と教えているのであろうと・・・
さらに四谷氏の不気味さに、子供は泣くかもとも思いますが・・・

安全地帯の「好きさ」は「めぞん一刻」の38話から52話にかけての
オープニングテーマとして使われました。玉置浩二さんのささやく声と
歌詞は、この時期の放送内容と合っていると思います。
今ちょうどこのあたりを見ているので、オープニングテーマもついつい
繰り返し見てしまい、アタマの中に「好きさ~」が染み付いてきました。

でも、なかなか良いですよこの曲。アニソンというよりは
トレンディードラマの主題歌みたいで、洗練されています。
アニメの主題歌は本来なら、アニメ歌手と言う方が歌うものであって
欲しいと思っているのですが、「めぞん一刻」のような連続ドラマっぽい
作品なら、この方が良いでしょう。

倉田まり子「グラジュエイション」(1979年)

2007年03月09日 | アイドルPOPS【70年代】
そろそろ卒業式シーズンも終わりますが、もうひとつ卒業ソングを
持ってきました。「グラジュエイション」はおそらくアイドル歌手が歌う
卒業ソングとしては古い部類になると思います。
しかも「卒業」と書かずにカタカナ表記というのは珍しいです。

倉田まり子さんのデビューシングルは、この「グラジュエイション」。
イントロのギュワ~ンというギターの音はかっこ良く、ストリングスが
かぶさってくる、まさに70年代の音ですね。
当時のワタシは、デビュー曲はなるべく押さえておこうとしていた
のですが、何故かこのシングル盤も持っていないのです。
セカンドシングルの「いつかあなたの歌が」は持っているのに。

彼女の歌声はナチュラルであって、伸びのある高域がなかなかいい感じ。
そして優しい歌い方は男子好みです。黒髪も可愛いし。
ただ顔立ちと声の質は、石川ひとみさんに似ていますね。
今またこうしてアルバムをゆっくり聞いていますが、B4、B5の曲などは
石川ひとみさんが歌っているかのような気になるほどです。

「投資ジャーナル事件」に巻き込まれたりして芸能界からは引退されましたが
今は独立起業して、坪田まり子の名で研修ビジネスをされているそうです。


倉田まり子/あなたにめぐり逢えて

A1. HOW! ワンダフル
A2. 翼のない鳥
A3. 落葉のメロディ
A4. サンセット・キッス
A5. あなたにめぐり逢えて・・・・
B1. グラジュエイション
B2. いつかあなたの歌が
B3. 愛すれど悲し
B4. エンジェル・アイズ
B5. 虹の未来

手塚さとみ「ボビーに片想い」(1979年)

2007年03月06日 | アイドルPOPS【70年代】
卒業ソングが続いたので、ちょっと趣向を変えてみます。
今回レコードラックから取り出したのは、手塚さとみさんの「ボビーに片想い」。
作詞が松本隆さんで作曲は松任谷由実さんという、まさに青春ソングの
王道路線といった作品です。
片想いというタイトルではありますが、実は失恋した女の子が
あれは片想いだったと思えが気が楽になる・・・と考えようとする
そんな内容の失恋もの。とかく重くなりそうなテーマではありますが
そこは松本隆さん、きれいにまとまっています。

手塚さとみさんの歌は上手ではないですが(失礼!)
一生懸命歌っているところが伝わってきて、それがいい味になっています。

手塚さとみさんはユニチカの2代目マスコットガールとして芸能界デビュー。
グラビアアイドルという言葉は、この頃あったのでしょうか
週刊誌などのグラビアを飾る事も多くて、健康的なアイドルと言う
印象を持っていました。その後もTVドラマや映画出演などで
活躍されていますが、当時は歌手としてレコード盤も出していました。

ジャケット写真はとびっきりの美少女系ですし、バンドで巻いた
教科書とノートってのが学生らしくって良いですねぇ。
ファッションも70年代後半に見かけた普通の大学生って感じで
懐かしい~ってところです。

この「ボビーに片想い」は後におニャン子クラブの新田恵利さんが
アルバム「E-AREA」(1986年)でカバーしました。
もぉびっくりでした。まさかこの曲がカバーされるとは思いも寄らず・・・。
両方聞いてみて思ったのは、歌が上手過ぎては、かえってこの曲は
聞き手に伝わらない・・・のであろう と、そんな気持ちになったのです。

男女間における普遍的なテーマであり、共感が持てる歌詞ですから
また誰かがカバーしてくれないかなぁ・・・。
そう思っているのです。

大高緑地公園(名古屋市緑区)

2007年03月04日 | 名古屋市内観光
天気がとても良い日曜日でしたので
梅の花でも見に行こうと、近所の大高緑地公園に行ってきました。

「梅林はあのあたりにあったはず・・・」
というあやふやな記憶なので、駐車場にクルマを置いて
適当に歩いていったのです。
うっそうと茂る林を過ぎて、芝生の公園を横目に見ていたら
花の香りが漂ってきました。

「あそこにあった!」
高台から見下ろすような梅林は、とうに盛りも過ぎて
すでに散り始めておりました。
それでもせっかく来たので、写真だけは撮っておこうと思い
暖かい風が吹く中、風が凪ぐのを待っておりました。

しかしこの暖かさは桜が散る頃の暖かさでは・・・
と思いたくもなる程でした。
この分ですと、桜も早く咲きそうですね。

南野陽子「吐息でネット」(1988年)

2007年03月03日 | アイドルPOPS【80年代】
ストレートな卒業ソングでは無いですが「吐息でネット」には
卒業式の風景が歌われています。

 卒業式に はなやぐ並木道

彼氏を愛しはじめた頃は、そんな卒業式の時期だった。
と歌う、南野陽子さんのヒット曲は、1988年カネボウ化粧品
「春のイメージソング」でした。明るく華やかな中にも
乙女ココロの複雑さが伝わってきていとおしくなります。

 吐息であなたを縛りたい

そんな至近距離まで近づくと、どうにかなっちゃいますよ。

「吐息でネット」の作詞は田口俊さん。田口俊さんはこの1988年に
年間作詞家売り上げ1位を記録した方です。
作曲はジューシィ・フルーツでギターを担当されていた柴矢俊彦さん。
そしてあの大ヒット曲「おさかな天国」の作曲者でもあります。
編曲は萩田光雄さん。超のつくほど有名な楽曲の数々を編曲して
世に送り出しておられます。

そんな3人の手による作品を、「はいからさんが通る」で
人気者となった南野陽子さんが歌ったので、大ヒットしました。
それは当然のこと、今聞いてもいい曲です。

ところで化粧品メーカーの春のイメージソングと言えば名曲が多くて
そればかり集めたCDもありますね。
そんな曲もまた聞いてみようと思います。

第13回ハロプロ楽曲大賞’15

 
「ハロプロ楽曲大賞」とは、モーニング娘。およびハロー!プロジェクト所属アーティストが
1年間に発表した曲をみんなで順位付けして楽しもうという催しです。今年で14回目。
投票カテゴリは「楽曲部門」「MV部門」「推しメン部門」の3部門です。
◆バナーをクリックするとハロプロ楽曲大賞サイトにジャンプします。
※文章及びバナーはハロプロ楽曲大賞サイトより転載しました

管理人より

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