TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

君とめぐり会えた奇跡~♪

2008年11月30日 | 雑記帖
ここ数年ラジオから流れるJ-POPを聞いていると
この「君とめぐり会えた奇跡~♪」というフレーズが
やたらに多いような気がしています。

「口に出すのはとても恥ずかしいような台詞だけど
 歌にすればそのまま言えるさ、そして気持ちが伝わるさ・・・」

って言うけど、実際歌っていて恥ずかしくないのかなぁ。

 「60億分の1の君に出会えた奇跡・・・」

恋愛対象として付き合う相手は同姓でもかまわないのぉ。
(地球の人口は約60億人)
ヨーロッパやアフリカ、アメリカなどの全世界の人と知り合う確率と
隣町の人と知り合う確率が全く同じって思っているのだろうか・・・。
本当にそうなら、日本は各国の人々で入り混じり、凄いことになるだろうな。

まあね、約30億分の1(同姓は抜いて)の奇跡で出会った相手でさえ
長続きしないことも多いから、結局は口先だけじゃぁないのかな。
それにしても、何でも「奇跡」の一言で済まそうとするのがツラい。

その他にも歯の浮きそうな恥ずかしい言葉が何度も出てくる最近のJ-POP。
 「お前を一生守るから・・・」

若者独特の世界観かも知れないけど、画一的な「口説き言葉」の羅列で
作詞者の個性ってのが感じられないのです。
歌謡曲の時代なら比喩的表現やちょっと遠まわしな言い方をして
聞き手に想像させるような歌詞表現が多かったけど、今はストレートに
物事を歌詞にしないと、聞き手も詞の世界を理解できないのでしょうかね。

またラップ系ですと、文字数を増やさないといけないので
どうしても口語調になって、言葉に深みがないですね。

「お前と出会って、あ~して、こ~して・・・」

それに共感できるのなら、それでも仕方ないけど、同じような歌詞がいろいろな曲に
何度も出てくるので、聞いているだけで「あ~ぁまたコレね」と思ってしまうのです。
しかもそんな曲がそこそこ売れて、音楽番組のパーソナリティでさえ
「名曲です是非聞いてください!」なのですよ・・・

若者向けの曲を、作詞の専門家と呼ばれる方々が手がけなくなってから
この傾向は強くなっています。バンド志向のため作詞・作曲をメンバー自身で
行うようになってから、明らかに歌詞のレベルが下がったと思うのです。

手元にある古い本ですが「ロック作詞講座」にこんな内容が書かれています。

 「感動を人に伝えるための作詞であり、伝える方法としては
  自分自身のオリジナルな言葉で伝える」

どこかの歌詞を拾ってまとめて作ったような歌詞では、飽きられます。
事実ロングヒットが生まれにくいのは、歌詞にも問題がある思う。
本当に良い歌詞であれば、皆に支持されて売れる曲もまだまだ生まれると思う。

来年こそは「君とめぐり会えた奇跡~♪」というフレーズが少なくなることを
願っている、音楽好きなおっさんの独り言でした。

 ※「ロック作詞講座」遠藤幸三・著 シンコー・ミュージック発行

秋の日、そして紅葉

2008年11月29日 | 名古屋市内観光
名古屋市内の紅葉はこの週末くらいが一番見頃でしょうか。
それでも早くから色付いた葉はもう枯れ始めていますから
そろそろ終わりという感じもします。

写真は名古屋市天白区の仏地院で撮りました。
住宅地の中にあるお寺ですが、紅葉が見事で
ワタシの他にも、もう一人カメラを持った人が来ていました。

お天気が良い日には、カメラを片手に散歩をするのは最高ですね。
でもそろそろ、年賀状の準備をしないといけないです。
来週はもう12月ですから・・・。

紅葉を見てきた

2008年11月23日 | 街と暮らし
昨日の事ですが、紅葉を見に行きました。
何と言っても朝から良い天気でしたから
出かけようかなぁと言う思いつきなのです。

行った先は愛知県の犬山市。
まずは『尾張のもみじでら』として「寂光院」へ。
ここは紅葉の名所なので人も多く、カメラを持った方が目立ちました。
その中でも、女性が一人で来ていて、しかも一眼レフを持っている。
そんな方を何人か見かけました。

紅葉としては、全て赤く染まると言う状態ではないですが
「寂光院」の本堂のあたりは、良い感じに色付いておりました。
そこで撮った写真はもうひとつのブログにアップしてあります。

この紅葉の写真は、桃太郎神社と寂光院の間にあった公園で撮りました。
これこそ秋の風情ですねぇ。

「戦力外通告」TBSテレビ「バース・デイ」編

2008年11月16日 | 雑記帖
今年のプロ野球も日本シリーズ、そしてアジアシリーズが終わりました。
この時期になると、契約更改やトレードの話が新聞のスポーツ欄を
にぎわすようになります。いくらダウンしたとか、アップしたとか
チーム間のトレード話が話題になってきます。
そして、その一方では戦力外通告を受ける選手もいます。

この本のサブタイトルは『プロ野球を「クビ」になった男たち』
シーズンが終わった後に、契約更改やトレードの話では無く
突然に戦力外通告(クビ勧告)を受け、職を失った野球選手への
インタビューがまとめられた本です。

TBS系「バース・デイ」で放送された内容を元にしてあり
大越基さん、田中一徳さん、橋本清さん、石毛博史さん、野村克則さん
への取材で構成されています。

どこの世界でも、多大な迷惑・損出を与えたりすれば「クビ」になる
ことはあります。そうでなくても経営上仕方なく人員削減で
人を減らすことはあります。その点ではプロ野球選手だけが特別ではないです。

ただ、プロ野球選手の場合は30代で戦力外通告を受けることが多いです。
家族持ちであれば生活もあります。今まで野球一本で過ごしてきた彼らには
新しい社会・生活パターンに持っていくのは並大抵の事ではないと思う。
コーチなどの形で野球にかかわる仕事が出来る方はまだ良くて
転身を余儀なくさせられる方が多いでしょう。

この本には、取材を受けた元プロ野球選手のさまざまな苦労話が
まとめられていて、読んでいても「頑張ってください」としか
言えないような内容になっています。

しかし、今の急激な景気後退で「戦力外通告(クビ勧告)」は
他人事では無いような状態になってしまいました。
来年卒業する大学生の就職の内定が取り消されるような事態ですから
職を求める人が溢れるようになるかも知れないです。
そうすると、戦力外通告を受けた野球選手にとっては、就職活動の
苦労さは相当なものでしょう。

ただし戦力外通告を受けた元プロ野球選手の方々は、皆さん前向きに
これからの人生について語っていて、それを読むだけで勇気もわいてきます。
当たり前ですが、みんな一生懸命仕事をしています。それが一番です。

発行:角川ザテレビジョン
初版:2007年4月27日

最近続編が発行されました。こちらも機会があれば読んでみようと思います。

映画「櫻の園-さくらのその-」(2008年)

2008年11月11日 | 映画、TV・ラジオ番組
思いっきりの女子高生モノ青春映画ですが、意外と良かったです。

とびっきりの美少女が出てくるわけでもなく、演技派女優を集める事も無く
普通な感覚の素人っぽさが、映画にリアリティを出している作品。
等身大の今の女子高生像を描いているので、それが一番重要なのでしょう。
確かに劇中で交わされる会話は、全く今の若い子たちの調子でした。

スリルとサスペンスとか、ラブシーンとか全く無しの映画ですから
映画に対して求めることが、そう言ったものであるなら
物足りなさを感じるかも知れません。

でも、彼女たちのひたむきな姿を見て、ちょっと涙腺に来ましたね。
若い子たちには共感が持てるでしょうし、大人たちにとっては
昔の忘れ物を探しに行かなきゃとも思わせるのです。

  「若いって素晴らしい」

だけでなく

  「おっさん達も前例や過去にとらわれずに、何かやってみようよ」

と言う気分にさせられます。

禁断の女子高に潜入的!な野次馬的オヤジ嗜好で見ても良いでしょう。
期待するような映像は少ないですけど、遠い過去を思い出すかも知れないです。
あんな子クラスにいたなぁ・・・でも良いですし
若い頃の彼女を思い出しても良いと思います。

男性の出演者は大杉漣さんとサックス吹きの少年も柳下大さんのみ。
そして富司純子さんや菊川怜さん、京野ことみさんたちが脇をしっかりと
固めてくれています。そして大人の事情としての上戸彩さんの出演。
でも上戸彩さんがライブハウスで歌っているところは、なかなか似合っていましたよ。

主演の福田沙紀ちゃんのクラスメイトとして、女の子達がいっぱい出ているので
彼女達のご家族・親戚一同は喜んでいるだろうな・・・とか思いましたが(笑)
役をもらっている子たちは自然に日常を演じている、そんな気がしています。

映画のバックで流れる音楽がとても心地よくて良いなぁと思っていましたら
音楽担当は川井憲次さん。押井守さんの作品や数々の映画音楽を担当されている方
なので、頭の中に感覚として残っているのでしょうね。

とにかく、ゆったりと流れるような感覚を味わうことが出来た映画でした。

櫻の園 -さくらのその- - goo 映画
櫻の園 -さくらのその- - goo 映画

ジェロ「海雪」(2008年)

2008年11月09日 | 国内男性アーティスト
今年の新人歌手と言えばもう彼しかいないでしょう。「演歌界の黒船」ジェロさん。
(母方の祖母が日本人なので、黒船ではないかも知れないけど・・・)
見た目はどう見ても演歌など歌いそうも無いのに、歌う歌はこぶしの効いたど演歌。
最初にラジオで聞いたときは、誰が歌っているのぉと思っていましたが
テレビで見たら、もうバリバリの外国人!

海雪
ジェロ,秋元康,山口洋子,多田三洋,吉田正,鈴木豪
ビクターエンタテインメント

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普段はこの手の曲は全く聞かないのですが、彼の歌声には妙に惹かれるものがあります。
それで、今年の5月に名古屋でのイベントライブに登場すると言うので
彼の生歌を聞きに行きました。

1曲目の「釜山港へ帰れ」で、自分の持っていた演歌歌手のイメージが覆されました。
あの眉間にシワを寄せて歌うと言うスタイルでは無くて、ボーカリストとしての
演歌歌手の姿でした。2曲目は「氷雨」をじっくりと聞かせてくれました。
3曲目がデビュー曲の「海雪」。ダンサーを付けて歌う演歌は異色でした。
そして皆が聞いてくれる彼のボーカルは、やはり本物の歌手です。

あれから半年過ぎましたが、彼の勢いはとどまるところを知らないですね。
TVに出ているところを見ると貫禄さえ感じられます。
そうすると、年末の賞レースの新人歌手部門はもう彼で間違いないでしょう。
そして、NHKの歌番組にも出ていますので、紅白歌合戦も出場間違いなしですね。

「海雪」の作詞は秋元康さん。AKB48の楽曲の作詞とはまるっと違った傾向の歌詞
ですが、美空ひばりさんの「川の流れのように」も彼の作詞ですからね。
お前がどうしたとかでは無くて、叙情的な詩ですから聞きやすいです。

「海雪」の作曲は宇崎竜童さん。秋元さんの歌詞なら「川の流れのように」や
とんねるずの「雨の西麻布」の作曲をされた見岳章さんと言うイメージもありましたが
宇崎竜童さんでした。力強さも加わった渋いメロディーはジェロさんの歌声に
よく似合っています。

今年を代表する一曲になりそうなジェロさんの「海雪」。
季節が冬に向かうと、さらにこの曲が似合うようになります。
とは言え、実際に海に降る雪を見るのは、寒そうですから遠慮したいです。



Perfume「love the world」(2008年)

2008年11月04日 | アイドルPOPS【2000年代】
そろそろ年末の音楽関係の賞レースの話題も出て来る頃ですが
Perfumeも何らかの賞には絡んでくるのでしょうね。
そして、たぶん紅白歌合戦にも出るんだろうな。
このあたりの事情は詳しくないので、全くの個人的な感じですけどね。

もう発売されてずいぶん時間が経ったので、「love the world」のCDが
レンタル落ちで売られていました。何しろ今年を代表する1曲と言っても
過言ではないような曲と思っていますから、ありがたく買わせていただきました。

イントロで出てくるピロピロって音、これがなかなか気持ちよくて浮遊感を感じます。
ゴリゴリのテクノPOPなのですが、尖がった感じではなくて、ピロピロふわふわ感
のある音は、女の娘ユニットのボーカルとの相性が良いです。
それこそがPerfumeの魅力であり、中田ヤスタカ氏の手腕なのですね。

そしてテクノPOPと言うと、古くはドイツのグループ「Kraftwerk(クラフトワーク)」
が起源と言われています。日本の「YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)」は
最初の頃「クラフトワーク」の真似とも言われてましたからね。でも
「クラフトワーク」の音はプログレでしたから、重いのですよ。
それで音楽としては「YMO」の方がPOPでなじみ易い音でありました。

さらに外せないのが「TM NETWORK」。「YMO」や「クラフトワーク」の流れを
進化させたグループと言えるでしょう。シンセサイザーを多用しているので
無機質な音に聞こえるのですが、優れた音楽性と歌詞で魅了して来ました。

ところでその「TM NETWORK」の小室哲哉氏が小室哲哉容疑者となってしまいました。
時代を作った凄腕プロデューサーでありミュージシャンでもあり才能のある方ですので
何故にここまで転落してしまったのか残念でならないのが正直なところです。

Perfumeからちょっと脱線してしまいましたが、今日のニュースを見て
いろいろと音楽ビジネスについても考えてしまったワタシです。

石川ひとみ「三枚の写真」(1981年)

2008年11月03日 | アイドルPOPS【80年代】
久しぶりの音楽ネタになってしまいました。
芸術の秋、音楽の秋というわけでもないですが、また書いて行こうと思います。

この「三枚の写真」は「まちぶせ」が大ヒットした年に、続いて発売されたシングル盤。
そして「まちぶせ」同様に三木聖子さんが歌った曲のカバーです。
俗に言うところの「二匹目のどじょう」ってところでしょう。

しかしながら、元歌を知っている人が少ないので、ほとんどの方は
カバーではなくオリジナルと思っていたかも知れないです。
と言うワタシも三木聖子さんの音源を所持していないので、聞き比べが出来ないのが
とっても残念なのです。CDでも良いですから、聞いておきたいです。

「三枚の写真」は作詞:松本隆さん、作曲:大野克夫さん、編曲:大村雅朗さん
もう間違いなく名曲です。
そして1986年には松本典子さんが、シングル「NO WONDER」のカップリング曲として
カバーしています。たぶん他の方もカバーされていると思いますが・・・
手元にあるのは松本典子さんだけなのですよ。

そして例によってではありますが、初音ミクに「三枚の写真」を歌ってもらいました。
手持ちの楽譜で打ち込みをしたものの、全ての音が楽譜にはなっていないので
一部は耳コピをしています。それが素人ですので外れていると思うのです。
これが上手く出来ればと思っていますが、道は険しいです。

初音ミクが歌う「三枚の写真」はこの動画です。


秋の京都を歩く

2008年11月02日 | 京都・奈良・鎌倉
どこか旅に出たい・・・

という気分が続いていたので、土曜日に京都へ行きました。
今回は洛北に行こうと思い、まず紅葉の名所の「光悦寺」へ。
時期が早いので、紅葉はまだまだこれからなのですが、一部色付いていて
雰囲気だけは感じることができました。

次はすぐ近くにある禅寺の「源光庵」に向かいました。
「悟りの窓」と名づけられた丸窓と、「迷いの窓」という角窓
この二つの窓が並ぶ本堂が有名なお寺。 ここで窓を見ながら正座していましたが
悟りの境地の入り口にも行けないようなワタシでは
ただただ、己の迷いの心があからさまになるだけって感じ。
写真はその「源光庵」の山門です。

次は少し離れた「大徳寺」に行き、「大徳寺塔頭龍源院」の方丈前の石庭を
見てきました。さすがに紅葉シーズン前ですので訪れる方も多くなく
静かにゆっくりと鑑賞できました。

まだ少し時間があったので、急に思い立ち「清水寺」に立ち寄ることにしました。
行ったらものすごい人で・・・団体客でいつも人が多いところですが
御本尊の特別公開をしている事もあるのでしょう。
でも追加料金100円なので特別公開の列に並んできました。
人波に押されるようでしたが、なんだか有り難い気分になりました。

心に余裕が無いのでしょうね。どうしても急ぎ足で回ってしまいます。
もっとゆっくりと巡れると良いのにと、いつも帰る途中で考え込んでしまうワタシです。

■京都で撮ってきた写真はもうひとつのブログにもアップしてあります。

第13回ハロプロ楽曲大賞’15

 
「ハロプロ楽曲大賞」とは、モーニング娘。およびハロー!プロジェクト所属アーティストが
1年間に発表した曲をみんなで順位付けして楽しもうという催しです。今年で14回目。
投票カテゴリは「楽曲部門」「MV部門」「推しメン部門」の3部門です。
◆バナーをクリックするとハロプロ楽曲大賞サイトにジャンプします。
※文章及びバナーはハロプロ楽曲大賞サイトより転載しました

管理人より

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