TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

竹内まりや「チャンスの前髪/人生の扉」(2007年)

2008年06月01日 | 国内女性アーティスト
「人生の扉」を改めて聞きました。本当にココロにしみる曲です。

アルバム「Denim」が発売された当時から話題になっていて
ゆっくり聞こうと思っていましたが、なかなか買うには至らなかったのです。
でもたまたま中古盤を見つけてしまったので、迷わず買いました。
本来なら、ちゃんと買うべきなのですけどね。ごめんなさいです。

50代の女性を歌った歌ではありますが、もちろん男のワタシが聞いても
響いてきます。もうすぐその年齢が近いって事も確かですけどね。
一日一日を精一杯生きていくことは、小さなことでも吸収して
記憶にとどめていくその繰り返し。
それはすなわち『円熟』へのステップなのでしょう。
50代を迎えるのにあたって参考になり、また希望を持たせてくれる
深いメッセージソングと思います。

作詞、作曲は竹内まりやさん。編曲は山下達郎さんとセンチメンタル・シティ・ロマンス。
センチメンタル・シティ・ロマンスと言えば、今年で結成35年になる
ベテランのバンドです。そして今回のレコーディングで参加しているセンチのメンバーで
ドラムを担当されているのは、元シュガーベイブの野口明彦氏。

シュガーベイブと言えば、山下達郎さんもバンドメンバーですから
旧知の仲間ですね。皆がそれぞれ音楽活動を続けられて、いろいろな人生の扉を
開けて前に進んでこられたのでしょう。
大人の音楽であり、大人が味わうべき音楽はこれだな、と感じます。

さて、センチメンタル・シティ・ロマンスといえばウェストコーストサウンドが
似合うと思っていますが、この曲はまさにウェストコーストサウンド。
ゆったりとして落ち着いた流れを聞いていると、何故かわくわくしてきます。
求めていた音を見つけたかのような感覚とでも言いましょうか
わくわくして、満足感さえ感じるのです。

イントロの細井豊さんのピアノを聞くだけでグッと来て、中野督夫さん、細井豊さん
告井延隆さんによるコーラスは、まさにセンチの音で嬉しくなるハーモニー。
山下達郎さんもコーラスとギターなどで参加されていますが
この曲では達郎さんの色は抑えてありますね。

やはり告井延隆さんのペダル・スティールは何度聞いても泣けますし、また間奏の
フラットマンドリンの音が絶品!
コレだけでも十分聞く価値があったなぁと思いました。

ネタを書く間、何度も繰り返して聞いていますが、この曲は良いです!

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