TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

ゆず「with you」

2012年06月16日 | 国内男性アーティスト
FMラジオから流れてきたのはゆずの新曲。

 「こうして僕らが出会えたキセキ~♪」

え?ゆずがこの言葉を歌のアタマに持ってくるの?

ゆずは「出会えたキセキ」と言う歌詞をシングル曲で
ど~んと出すようなことはしないと思っていました。
調べてみたら「キセキ」はカタカナ表記。
こんな軽い言葉を使うとは・・・

若者受けを狙って、あえてこういう歌詞を使ったのか
久しぶりの曲なので、安全牌を切ったとしか思えないです。

数年前からこれでもか!と言うほど使われている

 「君にめぐり合えたキセキ~」

もうそろそろ飽きがくる頃だろうな、と思っていましたが
まだまだ出てきますね。そしてここに来て真打登場とは。

「キセキ」と言う言葉を使うと、それで全ての出来事をまとめてしまって
そこで完結してしまうと思うのです。
それから先の展開も、何が起きても「キセキ」で済まされてしまうと思うのです。

それでもこの歌詞に頼る書き手の方が多くて、目新しさは皆無。
「キセキ」を使えば受けると思っているのかなぁ。
そんな言葉を使ったゆずに、正直ショックを受けているのです。

CMのタイアップの関係で
使わざるを得ない状況でもあったのでしょうか。

ワタシは「キセキ~」が出てくると、それだけで残念に思えてしまうのです。
たとえ、その他の歌詞がいくら良くても。

まぁこんな事を思っている人は少数派なんでしょうね。









KAN「愛は勝つ」(1990年)

2009年08月08日 | 国内男性アーティスト
真野恵里菜ちゃんの「世界は サマー・パーティ」を聞いていたら、この曲を作曲された
KANさんの「愛は勝つ」が聞きたくなりました。この当時のシングルCDは一回り小さい
8センチCDでしたね。アダプターが必要な場合がある、ちょっと不便なCDでした。



この曲は三菱東京UFJ銀行「カードローン(バンクイック)」のCMでイントロが流れていたので
その時も懐かし~いと思っていました。上手に使えば便利なカードローンですから

 「心配ないからね~♪」と言いたいのでしょう。(CMでは歌の直前まででしたが・・・)

そしてあくまでも「ご利用は計画的に」(^^♪

「愛は勝つ」の作詞・作曲はKANさん、編曲は小林信吾さんとKANさん。
イントロを聞いただけで、あの曲!とわかるほど有名なフレーズです。
そして曲を聞いていると、元気が出てきます。
コーラスがとても肉厚で、力強く背中を押してくれる感じです。

 「信じることさ 必ず最後に愛は勝つ」

今いろいろと世の中を騒がせている芸能人の方がいますが、どんなに嫌なこと辛いことがあっても
クスリに頼ってはダメです。家族への友人への愛情があれば、乗り切れない困難は無いと思うのです。

さて、KANさんはアップフロントエージェンシー所属。それでハロプロ真野恵里菜ちゃんの
歌の作曲を手がけられているのですね。さらに調べてみたらハロー!プロジェクトのアルバム
「チャンプル①~ハッピーマリッジソングカバー集~」の中で、この「愛は勝つ」を
「℃-ute」と「真野恵里菜」ちゃんがユニットを組んで歌っていますね。

この「ハッピーマリッジソングカバー集」というアルバムは、新生Hello! Projectメンバー
(モーニング娘。/Berryz工房/℃-ute/真野恵里菜/ハロプロエッグ)が歌うカバー曲のアルバム。
結婚式や披露宴で歌われたり、流れたりするような曲を集めたもので、収録曲はこんな感じ。

「ダイアモンド」「愛は勝つ」「YES-YES-YES」「てんとう虫のサンバ」「部屋とYシャツと私」
「守ってあげたい」「秋桜」「未来予想図II」「赤いスイートピー」「関白宣言」などなど。

ホント懐かしい曲ばかりです。試聴出来るサイトでちょっと聞いてみましたが、まさに新しい解釈。
若い人にとっては初めて聞く曲もあるかも知れないですが、面白い選曲・企画と思う。
ダブルユーのアイドルPOPSのカバー曲も良かったですが、これもなかなか良いと思います。

IDEAS~the very best of KAN~
KAN,小林信吾,松本晃彦
ZETIMA

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山田パンダ「落陽」(1976年)

2009年06月28日 | 国内男性アーティスト
もちろん言わずと知れた吉田拓郎さんの名曲「落陽」です。
山田パンダさんがソロでシングル盤として出していたことは知っていましたが
現物を手にしたことは無かったです。

ところが、時々行っているハードオフのジャンクシングル盤コーナーに
ありましたよ。ジャケットに濡れた後があって汚れていましたが
値段はなんと63円!!(税込み)
ありがたく購入させていただきました。

家で確認しましたらレコード盤には致命的な傷は無く、聞くことが出来ました。
山田パンダさんの独特の、の~んびりとしたあたたかい歌声は
吉田拓郎さんの力強い歌い方とは違っていますが
別の解釈で聞く「落陽」として心にしみてきます。
やはり名曲はカバーされることで、その曲に対する魅力が増してきますね。

拓郎さんの「落陽」はライブレコーディングなどで、いろいろなバージョンが
ありますから、そちらでも聞き比べがしたくなりました。

それにしても山田パンダさんの「落陽」は味があって良いですよ。



村下孝蔵「初恋」(1983年)

2009年03月13日 | 国内男性アーティスト
村下孝蔵さんが天に召されてから、ずいぶん時が流れましたが
彼の残した作品は、ずっといつまでも歌い継がれることでしょうね。
特にこの「初恋」はいろいろな方にカバーされています。

その中でもワタシは「平川地一丁目」の歌う「初恋」が、リアルな年代
と言うことで、甘酸っぱさと切なさ伝わる良いカバーと思っています。
ちなみに、シングル「君の分まで」のカップリング曲です。

誰にでも経験がある「初恋」。
自分の思い出と照らし合わせる事が出来て、そこに共感が生まれる。
それは古今東西共通の思いですから、数多くの楽曲が生まれてきました。
その中でも村下孝蔵さんの歌は、日本人の琴線に触れる名曲と言えます。

やはり舞台が学校と言う点が、共感の生まれるポイントなのでしょう。
初恋の時期は、学生生活の頃の異性と言うパターンが定番ですから
そこでの物語は、生徒の数だけあると言っても相違ないでしょう。
それが全て過ぎてしまえば、想い出になってしまうのですね。

「初恋は成就しない」と言われていますが、当事者にとっては
人生の全てになってしまうことだってありますからね。
でも中にはその時だけの感情だけでなく、ずっと続く場合もあるらしい。
それがあるから、人生何があるかわからないと思ってしまうのです。

さて、村下孝蔵さんの「初恋」と言えば、切り紙で描かれている女の子の
姿が印象的です。この切り紙を担当されたのは、きりがみ作家の村上保さん。
先日行われた名古屋栄オルガン広場での、レインブックのミニライブの時に
現在レインブックのCDジャケットを担当されている、そのきりがみ作家の
村上保さんも一緒にステージに上がられました。

その時に村下孝蔵さんの話が出てきました。
「初恋」のジャケット誕生の話なども聞く事が出来て貴重な経験でした。

切り紙と村下孝蔵さんの歌の世界観は、絶妙にマッチしていて
それでいつまでも愛されているのだろうなとも思いました。
もちろん歌声も素晴らしいです。

初恋~浅き夢みし
村下孝蔵,田代耕一郎,水谷公生
ソニーレコード

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ジェロ「海雪」(2008年)

2008年11月09日 | 国内男性アーティスト
今年の新人歌手と言えばもう彼しかいないでしょう。「演歌界の黒船」ジェロさん。
(母方の祖母が日本人なので、黒船ではないかも知れないけど・・・)
見た目はどう見ても演歌など歌いそうも無いのに、歌う歌はこぶしの効いたど演歌。
最初にラジオで聞いたときは、誰が歌っているのぉと思っていましたが
テレビで見たら、もうバリバリの外国人!

海雪
ジェロ,秋元康,山口洋子,多田三洋,吉田正,鈴木豪
ビクターエンタテインメント

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普段はこの手の曲は全く聞かないのですが、彼の歌声には妙に惹かれるものがあります。
それで、今年の5月に名古屋でのイベントライブに登場すると言うので
彼の生歌を聞きに行きました。

1曲目の「釜山港へ帰れ」で、自分の持っていた演歌歌手のイメージが覆されました。
あの眉間にシワを寄せて歌うと言うスタイルでは無くて、ボーカリストとしての
演歌歌手の姿でした。2曲目は「氷雨」をじっくりと聞かせてくれました。
3曲目がデビュー曲の「海雪」。ダンサーを付けて歌う演歌は異色でした。
そして皆が聞いてくれる彼のボーカルは、やはり本物の歌手です。

あれから半年過ぎましたが、彼の勢いはとどまるところを知らないですね。
TVに出ているところを見ると貫禄さえ感じられます。
そうすると、年末の賞レースの新人歌手部門はもう彼で間違いないでしょう。
そして、NHKの歌番組にも出ていますので、紅白歌合戦も出場間違いなしですね。

「海雪」の作詞は秋元康さん。AKB48の楽曲の作詞とはまるっと違った傾向の歌詞
ですが、美空ひばりさんの「川の流れのように」も彼の作詞ですからね。
お前がどうしたとかでは無くて、叙情的な詩ですから聞きやすいです。

「海雪」の作曲は宇崎竜童さん。秋元さんの歌詞なら「川の流れのように」や
とんねるずの「雨の西麻布」の作曲をされた見岳章さんと言うイメージもありましたが
宇崎竜童さんでした。力強さも加わった渋いメロディーはジェロさんの歌声に
よく似合っています。

今年を代表する一曲になりそうなジェロさんの「海雪」。
季節が冬に向かうと、さらにこの曲が似合うようになります。
とは言え、実際に海に降る雪を見るのは、寒そうですから遠慮したいです。



水谷豊「表参道軟派ストリート」(1978年)

2008年05月25日 | 国内男性アーティスト
最近マイブームになりそうな水谷豊さんの歌。
特に70年代の曲をまた聞きなおそうと思っているのです。
そういう時に心強い味方はハードオフのジャンク盤コーナー。
この「表参道軟派ストリート」もサクサクと漁って見つけてきました。

「カリフォルニア・コネクション」の記事の日にも書きましたが
レコード会社がフォーライフと言うこともあって、音の造りが
骨太という感じがします。それがまた、彼の歌声を引き立たせていますね。

ほとんどが科白(せりふ)であってその内容は、ずばりナンパの歌ですが

  ねぇ、お茶飲みに行かない?
     そこの黄色いセーターの女の子

この科白だけでは「うる星やつら」の諸星あたると同じですが
さすがに水谷豊さんは違います。声に渋さとカッコよさがあるので
諸星あたるの様に軽くはないです。(←当たり前)

街を歩く女の子達をウォッチングしている様子も歌になっていて
それで時代が感じられます。ファッション雑誌とかカタログ雑誌を
持ち歩く子達も多かったのでしょうね。

  西は大阪 難波ストリート
  ここは原宿 表参道軟派ストリート

作詞:阿木燿子さん、作曲:宇崎竜童さん、編曲:鈴木茂さん。
言葉遊びの様でもありますが、水谷豊さんが歌うと決まるのです!
しかもこの曲が出てから、すでに30年が過ぎているのです。
でも若者達の根っこの部分は、この頃とは変わらないのだろうな・・・
男子達は女の子が好きですからね。

この曲は若い子達も一度聞くと、面白いと感じると思いますよ。

水谷豊「カリフォルニア・コネクション」(1979年)

2008年05月22日 | 国内男性アーティスト
TVドラマ「相棒」が評判になり、劇場版の「相棒」も公開され
こちらも大ヒット。今また注目を集めている水谷豊さん。

役者としての水谷豊さんと言えば、何と言っても「傷だらけの天使」。
いつも萩原健一さんを呼ぶときに「兄貴ぃ~」と呼ぶあのドラマです。
70年代の持つ独特な雰囲気、けだるさがあって、面白い作品でありました。
そして、井上堯之バンドの演奏するテーマ曲も好きで、レコード盤持っています。

さて、この「カリフォルニア・コネクション」は「熱中時代・刑事編」の主題歌で
彼にとっても最大のヒットシングルとなりました。
渋さを持ちながらも、クールなお兄さん的な歌です。

  言葉をこえた 愛もあるはず

文字通りの国際結婚の歌・・・。

作詞:阿木燿子さん、作曲:平尾昌晃さん、編曲:鈴木茂さん。
レコード会社がフォーライフということもあるのでしょう。
歌謡曲と言うよりはニューミュージック系の音になっていますね。
それがまた、彼のカッコ良さをグッと押し出していると思うのです。
歌声の絶妙なビブラートは、女性にはたまらなく感じるのだろうな。

ところで、水谷豊さんの奥様は元キャンディーズの伊藤蘭さん。
家に伊藤蘭ちゃんがいるなんて羨ましい~~。
そこで、ご主人が歌手としての活動を再開すると言うことなので
奥様もキャンディーズを再結成してくれないかな(^^♪

そんな事をふと思ったのでありました。

斉藤哲夫「いまのキミはピカピカに光って」(1980年)

2008年05月15日 | 国内男性アーティスト
今日の「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングのゲストは
ロバートの秋山さんからの紹介で、宮崎美子さんでした。

宮崎美子さんと言えば、木陰でTシャツとGパンを、はにかみながら脱いで
ビキニ姿になるミノルタのCMがやはり印象的。それは今でも伝説的な
CMと思っています。もちろんそれで彼女も一躍有名になりました。
そして、その時に流れていた曲が斉藤哲夫さんの「いまのキミはピカピカに光って」
この曲も映像との相乗効果で大ヒット曲になりました。

  ぼくの情熱うけとめて

CMでは、このあたりで見せる笑顔がとても素敵でした。
彼女は当時女子大生で、ワタシと年齢も近いのでたまらない魅力がありました。

この「いまのキミはピカピカに光って」の作詞はコピーライターの糸井重里さん。
作曲:編曲はムーンライダースの鈴木慶一さん。CMではわずかしか流れない曲でしたが
CMが話題になったので、後からレコード用に曲を作り直して出来たのがこの曲。

動画投稿サイトにはこのCMフィルムがアップされています。
今見直しましたら、曲のテンポがゆっくりとしていたので「あれぇこんな感じだった・・・」
と思っていました。でも当時の宮崎美子さんはとっても可愛いと思います。

そして、今日「笑っていいとも!」に出ていた宮崎美子さんが
タモリさんに渡したお土産は、木陰でTシャツを脱いだところのフィギュアでした。

  凄~い!あれは、今日のために作られた特注の人形かも・・・

と思いつつココロの中で『あれ、欲しい・・・・』と思っていました。

そして、この曲を歌っていた斉藤哲夫さん。
「悩み多きものよ」「されど私の人生」「バイバイ・グッドバイ・サラバイ」などの
曲を70年代に発表して、フォークファンからは支持されていました。
その後いろいろありましたが、今も音楽活動は続けられていて
今年は「センチメンタルシティロマンス」の35周年コンサートにも参加します。
それならば行こうかな・・・とも思っています。




浜田省吾「風を感じて」(1979年)

2008年05月01日 | 国内男性アーティスト
風薫る5月となりました。
そしてカレンダー通りの勤務の方なら、大型連休もこの週末からは
後半の4連休。天気さえ良ければ、どこかに行きたくなりますね。

しかし、どこに行っても込み合うことでしょうし
クルマで行こうと思っても、ガソリン代は高くなってしまいました。
それなら風を感じることが出来る、自転車で走るのが良いでしょう。

何と言ってもエコロジーですし、体力維持にも役立ちます。
川の堤防道路を走ったり、公園を目指して普段はあまり通らない道を
走るのも良いでしょう。

  自由に生きてく方法なんて100通りだってあるさ

自転車のペダルを回しながら「風を感じて」を口ずさめば
何か新しい発見だってあることでしょう。
もしかすると、新しい出会いさえあるかも知れない。

「風を感じて」の作詞は浜田省吾さんと三浦徳子さん。
作曲:浜田省吾さん、編曲:水谷公生さん。
30年ほど前の曲とはとても思えない洗練された音とカッコいいボーカルには
文句無しに惹き込まれます。

風を感じて走るだけで、心の閉塞感は開放される気がします。
この週末は自転車で出かけましょう。

よしだたくろう「結婚しようよ」(1972年)

2008年02月06日 | 国内男性アーティスト
上映中の映画「結婚しようよ」を見てきた後なので、この曲が聞きたくなりました。

フォークソングと言えば、反戦歌やメッセージソングと言うイメージがあった時代に
男性からのプロポーズの歌ですから、最初に聞いた時はびっくりしました。
そして、正直言って当時は歌謡曲の仲間のように思っておりました。

しかし、わかりやすい歌詞と軽快なリズムであり、ギター片手に歌いやすい曲なので
あっという間にヒットしました。もちろんワタシなども、ギターの弾きはじめの頃に
カポタストを付けて「結婚しようよ」を、弾きながら歌っていました。

そして、拓郎さんが首からかけたハーモニカ・ホルダーも、皆真似していましたねぇ。
使い方も良くわからずに・・・「C」と「D」くらいのキーのハーモニカを買ってきて
テキトーに吹いておりましたよ。

とにかく吉田拓郎さんの歌はラジオから頻繁に流れているので、自然と
耳にすることが多くなり、結果的には、ファンの裾野を広げることにもなりました。
それが、その後のフォークソングブームになったと言えると思います。

阿部敏郎「気ままな旅路」

2008年01月21日 | 国内男性アーティスト
たまに行くリサイクルショップには、LPレコードが大量に
無造作に置いてあって、そこをサクサク漁るのが好きなのです。
しかも全て1枚105円!と言っても決して侮れなくて
時には珍しいお宝が眠っている事もあるのです。

そこで約30年間気になっていた盤と出会えるとは・・・
思いがけない遭遇に胸が躍ったのでした。

と言うのもこのアルバムに収録されている「囲いを下さい」が好きなのです。
実は1979年頃にアグネス・チャンさんがコンサートで
この「囲いを下さい」を良く歌っていたのです。
それで、アグネスのファンの間でもこの曲は話題になっていて
なかなかいい曲という印象を持っていました。

とは言え、なかなか阿部敏郎さんのレコード盤までは手を出さずにいて
気が付いたら30年近くが経ってしまいました。
そんなアルバムが目の前に現れたら、買いですよね。

緊張感と期待感で針を降ろしたA面5曲目。
何度も聞いたアグネス・チャンさんとは違って、当然ですが男性の歌声ですので
かなり印象が違って聞こえました。でもそれも当然と言えば当然。
作詞・作曲をされたご本人ですからどちらかと言うと
「先生の歌」という印象を持ってしまいました。

個人的にはアグネス・チャンさんがコンサートで歌っていた
「囲いを下さい」の方が好きだなぁと思ったのですが
ライブ盤にはなっていないので、文字通り想い出の曲ですね。

そしてB面の「あせるぜ」は良~く深夜放送などで聞きました。
とっても懐かしい一曲。これってラップ調なのですね。
投げやりな台詞ではありますが、自分の事を言われているような
気分にもなって、ちょっと笑っちゃいます。

今思うと、当時買っておいても良かったなぁと・・・。

70年代の若者像をリアルに表現する阿部敏郎さんの歌には
共感が持てます。今夜は阿部さんの歌声をゆっくりと聞かさせていただきました。


A1. メモリアル原宿
A2. 明日越します
A3. 夏
A4. 麻雀悲歌怒楽度楽
A5. 囲いを下さい
B1. 心の傷
B2. いやな雨
B3. 嵐山に枯れて
B4. あせるぜ
B5. 神田川を気取って

布谷文夫とナイアガラ社中「ナイアガラ音頭」(1976年)

2007年08月12日 | 国内男性アーティスト
夜になると、どこからか盆踊りの音楽が聞こえて来ます。
盆踊りの音楽というと、日本全国共通のヒット曲の「炭鉱節」
「東京音頭」(東京ヤクルトの応援団が演奏しているあの曲)
などが有名ですが、その地方には独自の音頭があって
東海地方では郡上踊りの「かわさき」が好まれるようです。

この「ナイアガラ音頭」は1976年6月に発売された
布谷文夫とナイアガラ社中による唄と演奏です。
三味線や笛はフューチャーされているものの
演奏はとってもファンキーな70年代ディスコナンバー。
一度聞いて衝撃を受けて、即刻レコードを買いました。

そしてこの曲で踊ってくださいということで、ジャケットには振り付けが
書いてあります。でもワタシは踊り下手だから無理でありました。
またこのレコードはモノラル録音なのです。盆踊りの会場で
流れる音はモノラルですから、ステレオ録音にする必要は無い
という事でしょう。

さらにB面はカラオケになっていて、このカラオケを使って
唄ったテープを送ると審査の上、賞品が頂けるという企画もありました。
さすがに参加はしていませんが、面白いことをやるなぁと思っていました。

盆踊りの時期になると「ナイアガラ音頭」を思い出すのでありました。

西城秀樹「YOUNG MAN(Y.M.C.A.) 」(1979年)

2007年05月16日 | 国内男性アーティスト
昨日のネタにした、ヴィレッジ・ピープル(Village People)の
「Y.M.C.A.」を日本語でカバーしたのがこの「YOUNG MAN」。
こちらもディスコサウンドですが、歌謡曲っぽい仕上がり。

「Y!M!C!A!」というコーラスを聞くと体は動き出します。
歌番組でファンの方やスタッフが皆一緒にあの4文字を
作って踊るところは、見ていても楽しかったし、うきうきしてきます。
まさしく老若男女に受けた大ヒット曲でした。

このシングルの裏側、歌詞が書いてあるところの真中には
「Y、M、C、A」の動きが西城秀樹さんの写真で紹介してあります。
レコードを出す時点で、この動きで行こうと決めてあったのですね。
だた、もうTVの歌番組で披露したら、たちどころに売れたので
写真を参考にする必要など無かったでしょうね。

カップリング曲は「HIDEKI DISCO SPECIAL」。
西城秀樹さんのヒット曲をディスコアレンジにしてメドレーにしたもので
これがまた聞いていて楽しいです。
曲順は
  炎~君よ抱かれて熱くなれ~ブーツをぬいで朝食を~激しい恋~
  ブーメラン ストリート~ジャガー~傷だらけのローラ~
  ラスト シーン~ブルースカイ ブルー
この9曲。
イケてます。かっこ良いです。

その彼も病に倒れたのですが、復帰してからはちょいと渋いオヤジの
域にも入ったような気がします。今の彼の姿には憧れるのですが
頂点に立った男のみが持つ風格からにじみ出るものですから
凡人には到底マネなど出来るはずなど無い。

まだまだ頑張って、世の中を引っ張っていって欲しいと思うのです。

岡林信康「Gの祈り/君に捧げるラブ・ソング」(1980)年

2007年01月29日 | 国内男性アーティスト
今日の「笑っていいとも!」テレフォンショッキングのゲストは
岡林信康さん。初主演かと思っていましたら14年振りだったとの事。
「笑っていいとも!」は番組スタート以来、会社の昼休みに
良く見てるのですが、それは意外でありました。

岡林信康さんと言うと、どうしてもフォークジャンボリー当時の
メッセージ色の強いシンガーと言うイメージがあります。
ですからこの「Gの祈り/君に捧げるラブ・ソング」の2曲が
カップリングされているシングル盤を初めて聞いたときは
「おやっ」と思ったものでした。
何しろ伊勢正三さんに負けないくらい、熱い想いのラブ・ソングを
とても優しく歌っているのですから。
でも優しいだけでなく、男の強さも伝わってくる歌なのです。

「Gの祈り」はフジ、関西TV系列「服部半蔵・影の軍団」の
主題歌でした。手元にレコード盤がある理由はたぶんこの番組を
見て、気に入って買ったのじゃあないかなとも思っています。

今日の「笑っていいとも!」ではレース用の鳩の話で終わって
しまったのですが、久しぶりにTVで見た岡林信康さんは
実にかっこ良いオヤジであるなぁと思ったのでした。

泉谷しげる「春夏秋冬」(1972年)

2007年01月02日 | 国内男性アーティスト
フォークが好きな方なら誰でも知っている名曲「春夏秋冬」は
作詞・作曲共に泉谷しげるさん。かつてはTV番組などで
暴れるのが有名でしたが、最近では妙に落ち着いた
おっさんと言うイメージにもなっています。

「Dr.コトー診療所」などでの演技を見ていると貫禄さえある
役者ですが、彼の原点はフォークシンガー。
デビュー当時エレック・レコードから発売されたアルバムには
熱い思いのメッセージソングが詰っています。もちろん今も
メッセージソングは歌い続けていて、彼こそが真のフォークシンガー
では無いかと思うのです。

「春夏秋冬」は2枚目のアルバムに収録され、ライブで歌い
人気を集めた1曲。このシングル盤は後にライブ盤から
シングルカットされたもので、ラジオではこのシングル盤バージョンが
良く流れておりました。

泉谷しげるさんのライブには、2度程行った事がありますが
曲間のトークで笑わせて、曲はじっくり聞かせると言うスタイルで
楽しい時間を過ごしてきた記憶があります。
またパフォーマンスとして、客に喧嘩を売るような態度で
挑発するところも、傍から見ていると面白かったです。

今では想像も出来ないですが、長い髪を振り乱し、ギターを
かき鳴らす姿に当時のギター少年は憧れたもので
真似していた人もいるはずです。

「春夏秋冬」のジャケット内側には、ギターコードの付いた楽譜が
載っています。ただそのギターコードのキーは「F」で「C7」や
「B♭」が出てくる初心者泣かせのコード進行。
ほとんどの方はカポタストを使ったり、キーを変えて弾いていたと
思います。でも本当はオリジナルキーで弾いた方が綺麗な音に
なると後になって分かったものでした。

年の初めに似合った曲かどうかは別として、突然に聞きたくなった
ので、ネタにしてみました。

第13回ハロプロ楽曲大賞’15

 
「ハロプロ楽曲大賞」とは、モーニング娘。およびハロー!プロジェクト所属アーティストが
1年間に発表した曲をみんなで順位付けして楽しもうという催しです。今年で14回目。
投票カテゴリは「楽曲部門」「MV部門」「推しメン部門」の3部門です。
◆バナーをクリックするとハロプロ楽曲大賞サイトにジャンプします。
※文章及びバナーはハロプロ楽曲大賞サイトより転載しました

管理人より

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