TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

ハンカチーフの日

2013年11月04日 | アイドルPOPS【70年代】
ちょいと過ぎてしまいましたが、11月3日は「ハンカチーフの日」でした。

18世紀の末、マリー・アントワネットがハンカチの形を正方形へと改めるように
夫君ルイ16世に進言した事から正方形のハンカチが広まったとか。

この事から日本では、マリー・アントワネットの誕生日(11月2日)に一番近い
日本の祝日である11月3日が「ハンカチーフの日」と定められました。

ハンカチーフと言えば「ハンカチ王子」こと日本ハムの斎藤佑樹選手。
今シーズンは散々な成績でしたね。来シーズンの活躍を期待したいところです。

やはりハンカチーフといえば「木綿のハンカチーフ」。
太田裕美さんの名曲です。

シングルバージョンが一般的に知られている曲なのですが
当時の歌謡曲っぽくてあまり好きではなかったです。
やはり「木綿のハンカチーフ」はアルバム「心が風邪をひいた日」に
収録されているバージョンが好きです。

アルバムに収録されて評判が良かったのでシングルカットされました。
それでシングル盤用にアレンジされたのが歌謡曲っぽくて
「これは違うな」と当時も思っていました。

心が風邪をひいた日
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ソニーレコード


ただ結果は大ヒット。太田裕美さんの代表曲になりました。
そして、今でもカバーされ歌い継がれる曲ですよ。

それにしても「ハンカチーフ」ってお洒落な感じの言葉ですね。
なかなか口には出せない感じですよ。








CANDIES Forever

2011年04月22日 | アイドルPOPS【70年代】
昨夜のネットニュースの速報で流れた、キャンディーズの田中好子さんの訃報。

だって、あの健康そうな感じに見えたスーちゃんがそんな・・・。
年齢もまだ55歳。キャンディーズ時代の元気な印象が鮮明なので
亡くなるなんて信じられませんですよ。

朝のワイドショーはもちろん、今朝の一般紙にも訃報が載っていました。
30代から乳癌を患っていて、それを隠しての女優人生であったとは・・・。
他人に弱みを見せることなく、明るく振舞っていたと思うと
精神的には強くても、体には無理をさせていたのかもと思ってしまいます。

キャンディーズはワタシにとって、直球のアイドルグループでした。
ただあまりにも売れすぎていた、というか人気があったので
逆に熱心には応援しないという存在でもありました。

でもレコード盤はいろいろと持っています。
シングル曲では「年下の男の子」が好きでした。
中高生の男子にとっては、ちょっと年上のオネエさんって憧れますからね。
キャンディーズの3人は、年上のお姉さん的な存在でしたから
こういう歌はドンピシャではまります。

GOLDEN☆BEST/キャンディーズ
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キャンディーズの活動期間は約5年。それ程長くは無いです。
そして70年代を駆け抜けたアイドルグループ「キャンディーズ」は
解散後一度も再結成をしませんでした。

我々にとって「再結成して欲しいグループ」の一番はキャンディーズでした。
年齢を重ねた3人に「やさしい悪魔」や「哀愁のシンフォニー」を
大人っぽくしっとりと歌って欲しかったのですが、これで夢は叶わなくなりました。

思えば一度もキャンディーズのコンサートに行かなかったのを
今になって後悔しています。せめてファイナルコンサートツアーの名古屋だけでも
行っておけば良かったと思うのです。

今日は通勤のクルマの中で、キャンディーズのアナログ盤を焼いたCD-Rを
ずっと聞いていましたが、今はLP盤の2枚組ベストを聞いています。
3人の歌声はバランス良く、しかも声を聞き分けることが出来るというのは
少人数グループの良いところですね。

アイドルグループの草分け的な存在であったキャンディーズ。
歌だけでなくギャグもこなしてしまう力量は凄かったです。
TVのバラエティーを家族で一緒に見る時代でしたから、文字通り
「お茶の間の人気者」でありました。

キャンディーズという存在はとっても大きくて、手の届かない存在でしたが
ブラウン管に映し出される笑顔には親近感を持っていましたよ。

ですからスーちゃんの訃報は残念でなりません。

我々の青春時代を支えてくれたアイドルでしたから
感謝してもしきれない思いです。

今夜はこのまま酒でも飲みながら、アナログ盤を聞こうと思います。

田中好子さんのご冥福を祈ります。

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スーちゃんありがとう。

大場久美子「大人になれば」(1978年)

2011年01月10日 | アイドルPOPS【70年代】
「皆さんは今日から大人の仲間入りです」

そんな来賓の方の挨拶もあったと思います。
今日1月10日は「成人の日」
いろいろなところで成人式が行われたと思います。

「成人の日」が第二月曜なので、一日早い昨日9日の日曜日に成人式を行った
市町村も多いと聞きました。分散化することで、着付けやメイクをする
美容院やレンタル衣装屋さんも2日に渡って仕事が出来ますね。
それが良いのか悪いのかは分かりませんが、名古屋近郊では日曜日の
成人式が主流になっているようです。



さて「大人の仲間入りの記念日」ということで
大場久美子さんの「大人になれば」が聞きたくなりました。

  大人になれば チョコレートたべて
  いろんな事を 考えるものさ

バレンタインの時期も近いので、タイミング的には良いかも
と思って聞いていました。

実際のところ、大人が食べるチョコってちょっと苦味があるイメージ。
この「大人になれば」でも、夢とか恋を甘くて苦い味と伝えています。

大人の気分になろうと、ちょっと背伸びした感じを
大場久美子さんの歌声は上手く表現しています。

作詞・作曲は浜口庫之助先生、編曲は萩田光雄さん。
70年代の曲ですからストリングスが前面に出てきています。
そこに乗っかるような軽めのギターの音が良いですね。

そしてこの曲の特徴は時間が短いです。
なんとフルコーラスで2分10秒!

最近の曲は4分を越す長さが当たり前ですが、2分台前半という短さ。
でもその2分10秒の中に、女の子の気持ちが歌われています。
長ければ長い分気持ちが伝わるかと言えば、そうでもない場合もあります。
ギュッと詰まった2分10秒の歌を聞くのも良いと思います。

ちなみにカップリング曲(B面)の「恋させて」も、曲の長さは2分50秒。
A面とB面を合わせても5分というシングルは珍しいと思います。

ゴールデン・ベスト
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麻丘めぐみ「グランド・デラックス」(1974年)

2010年03月13日 | アイドルPOPS【70年代】
ちょっと遠くの方(といっても愛知県内ですが)へ行く機会がありまして
その途中にあるリサイクルショップについでに立ち寄りました。
大きな店でいろいろなモノがあるのですが、アナログ盤も置いてあります。

こういうリサイクルショップにはお宝が眠っていることもあるので
カサカサと見ていたら、見つけました。(*^_^*)
麻丘めぐみさんのLP盤「グランド・デラックス」。
発売は1974年ですから、36年も前になりますね

もちろんワタシにとってはこのレコード盤は「ど真ん中」なので買ってきました。
そして値段はリサイクルショップの値段でしたよ。たったの105円!!
家に帰ってから、ターンテーブルに置いて針を降ろしましたが
反りも無く無傷の状態。すばらしい保存状態でした。

持っていた方は、大事に保管されていたのでしょう。
今度はワタシが引き継ぎますよ。



このアルバムはA面がベスト盤になっていて、シングル曲が収録されています。
ベスト盤と言えば「エッセンシャル・ベスト」のCDを持っていますが
そこには「女の子なんだもん」は何故か収録されていないのです。

麻丘めぐみさんの音源はあまり持っていないので、「女の子なんだもん」が
聞きたいなぁと思っていましたよ。でも今回ゲットしたアナログ盤のベストに
収録されていたので、ラッキーというか嬉しかったです。

久しぶりに聞いた「女の子なんだもん」はやはり可愛かったです(^^♪

そして、B面はカバー曲が収録されています。
しかも選曲が今の感覚で聞くとなんとも渋い。アイドル全盛の時期に
大人っぽい内容の「夢でいいから」とか「あなたならどうする」
などちょっと背伸びした歌は、ファンとしては『成長を見守る』的な感覚で
楽しめたのだろうなと、思っています。

それにしても、この中では「夢でいいから」が凄く良いです。
改めて麻丘めぐみさんの歌の上手さ、表現力の豊かさを再認識しました。
南沙織さんの「バラのかげり」も良いなぁ。

A1.白い部屋
A2.ときめき
A3.アルプスの少女
A4.わたしの彼は左きき
A5.森を駆ける恋人たち
A6.女の子なんだもん
A7.悲しみよこんにちは
A8.芽ばえ

B1.バラのかげり
B2.恋の風車
B3.誰も知らない
B4.さすらいの天使
B5.夢でいいから
B6.色づく街
B7.涙の中を歩いてる
B8.あなたならどうする

このアルバム収録曲の作曲は全て筒美京平さん。A面1曲目から6曲目までは
編曲も筒美京平さんです。そういう趣旨で構成されたアルバムなのですね。
ベスト盤なのに統一感を感じます。これはなかなかの収穫でした。

やはり、70年代の曲は良いですね。
そしてCDでは無くアナログ盤で聞くと言うところが重要なのです。(笑)

実は先日購入した古いレコードプレーヤーがすこぶる調子が良く
さらに以前持っていたプレーヤーよりも格段に音が良いのです。
なので、またいろいろ聞きなおしたいなと思っているのです。

そうすると、スピーカーやヘッドフォンも欲しくなってくるのだよな。(^^♪

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浅田美代子「虹の架け橋」(1974年)

2009年12月15日 | アイドルPOPS【70年代】
今日の「笑っていいとも!」のテレフォンゲストは浅田美代子さん。
「釣りバカ日誌」つながりで、三國連太郎さん、西田敏行さんのお二人からの紹介でした。

それにしても浅田さん若いです。
会社の休憩室のブラウン管TVの画面ではありますが・・・
実年齢からは、かけ離れているとも言えそうな感じの若さ。
芸能人ですから、それなりのお手入れとかあるのでしょうが、凄いです。

そして、タモリさんとのトークでも、天然ぶりは相変わらずのようですし
良いなぁ、これこそが彼女のキャラクターなのですよ。

そんな浅田さんのずっと若い頃(笑)の曲で、今日の一枚は「虹の架け橋」。



 TBS系テレビドラマ水曜劇場「寺内貫太郎一家」劇中歌
 「明星」募集歌

「明星」募集歌というのは、月刊「明星」で一般募集された歌詞を原案にして
作られた曲ということです。

そして「寺内貫太郎一家」ですね。西城秀樹さんが小林亜星さんに投げ飛ばされたり
悠木千帆(樹木希林)さんが沢田研二のポスターに向かって「ジュリ~!!」と言っていた
あのTVドラマ。ちょこちょこと見ていましたが、良いホームドラマでした。

その番組の中で西城秀樹さんとデュエットで歌ったのが「虹の架け橋」。

  さわやかな朝を あなたにもあげたい

その歌詞の通りのさわやかな曲で、メロディーも可愛い感じです。
原案:柳生武彦さん、作詞:安井かずみさん、作曲:都倉俊一さん、編曲:高田弘さん。

イントロからピロピロ~と鳴っているエレピの音が可愛いです。
浅田さんの歌はフォーク調が基本なので、ギターはアコースティックギターで
アルペジオ奏法。そしてE:ベースはピック弾きですね。

やっぱり浅田美代子さんの歌声は可愛いです。
このちょっと不安定さこそがアイドル歌手の基本。
以後ずっと継承されてきたアイドル歌手の姿の原点とでも言えるでしょう。

でもねぇ、この時代のアイドルは「お茶の間のアイドル」でした。
今は「お茶の間のアイドル」という存在は少ないと言うか絶滅状態。
「ヲタクのためのアイドル」ならいらっしゃいますが・・・。

浅田さんの場合はドラマ出演で人気になりましたからね。
現在アイドル歌手として頑張っている方の中で、地上波のTVドラマに出ると
幅広く人気が出てきそうな方もいます。

ただし、若手女優さんの仕事を奪うようなことになる可能性もありますから
芸能事務所的にはそういう仕事はさせないのかな。などと勘ぐったりもします。
いろいろあるのかな・・・。

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南沙織「ひとねむり」(1975年)

2009年09月06日 | アイドルPOPS【70年代】
時々出かけるリサイクルショップには、アナログ盤が無造作に箱積めされています。
LP盤は50円でシングル盤は10円。ほとんどが良く見かける処分品的なモノですが
中には珍しい盤が紛れ込んでいる事もあります。

その中で見つけたのがこの一枚。
曲は聞いたことがあるかなぁという程度でしたので、シングル盤が見つかって
嬉しかったですよ。

  そのひざで 眠らせて
  夢を 見たい

この時間帯(夜11時過ぎ)に聞くと良いですね。いろいろ妄想したくなります。

作詞:落合恵子さん、作曲:筒美京平さん、編曲:林哲司さん。
女性目線のあま~い大人の夜の歌。こういう歌は最近は無いですね。
ストレートな感情を吐き出すのではなく、やわらかさってのも必要と思う。

筒美京平さんの曲と南沙織さんの歌声は、いい感じでまとまっていると思います。
さらに林哲司さんの編曲でさらに聞く人のココロにグッと来るのです。
このバランスの良さは何だろうな・・・完成された大人の音楽であると思う。

ジャケット写真は篠山紀信さんが撮影したもの。
その後、南沙織さんと篠山紀信さんは結婚されました。

何故かうつむいた写真ですが・・・。
純粋なアイドルなら、必ず正面を向くようにしますが、それよりも
音楽性を重視ということで、あえてこの写真を選んだのでしょうか。
地味に感じるジャケット写真ですが、曲はメローで良い曲です。

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キャンディーズ「暑中お見舞い申し上げます」(1977年)

2009年08月02日 | アイドルPOPS【70年代】
毎日雨が降っていて、梅雨はいつになったら明けるのやら。
本来ならギラギラの太陽が降り注ぐ日々で、暑くて仕方ないはずなのですが
雨あがりにそんな時があるくらいで、ジトッとしています。
日差しがたっぷりの暑い日は、いつになったらやってくるのでしょう。



この時期に聞きたくなる曲と言えばキャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」
定番中の定番でストレートな曲ですが、これが一番です。

 「う~~!わぁ~!!」

イントロの最後で3人が一緒に声を出すところが、元気が良くて最高!
ソロで歌うところあり、3人で歌うところありでファン的にも楽しく聞けます。
また曲のアレンジも70年代後半ですから、とにかく鳴っている楽器の数が多いです。

イントロのキュイ~ンと鳴るギターやディストーションの掛かったギターも
カッコ良いですし、ホーンセクションもクールで熱くて最高。
それでいて、地道に音を締めているベースがまた良いのです。

作詞:喜多條忠さん、作曲:佐瀬寿一さん、編曲:馬飼野康二さん
実はこの曲意外と短くて、レコード盤に書かれている演奏時間は2分58秒。
3分を切っているのに、クオリティは高いです。

この「暑中お見舞い申し上げます」今年になって、ハロプロ系アイドルグループの
「℃-ute」がカバーしました。彼女達の歌は、さすがに若々しいですが
おっさんには、オリジナルのキャンディーズの方が良いかなぁ。

でも「℃-ute」の歌も聞いていて元気になりますから
曲の持っている魅力は、カバーされても色褪せないということですね。

早く、暑い夏が来て欲しいワタシです。

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岡崎友紀「愛々時代」(1974年)

2009年05月12日 | アイドルPOPS【70年代】
インターネットの「ウィキペディア」で「三木たかし」さんの名前で検索すると
主な作品の一覧がずら~っと出てきます。本当に多くの方に色々な曲を書かれたことが
「ウィキペディア」を見ていてもわかります。しかもここに記述されているのは
シングルのA面の曲が基本ですから、カップリング曲やアルバム収録曲を加えると
三木たかしさんが書かれた曲は、果たしてどれほどなのでしょうか。

そして、三木たかしさんが書かれた曲の中から、今夜は岡崎友紀さんの
「愛々時代」を改めて聞いております。



「愛々時代」の作詞は阿久悠さん、作曲:編曲が三木たかしさん。
昨日書いた木之内みどりさんの「あした悪魔になあれ」と同じく阿久悠さんとのコンビの作品です。
イントロはシンセサイザーの音から始まって、ホーンとストリングスのぶ厚い音が
どーんと来る感じですね。

高い音からす~っと降りてくる音階のメロディーは心地よいです。
歌っていても気持ち良いだろうなぁと思える、軽快なメロディーとリズム。
そして、サビに向かってそんどんと盛り上げて行く曲調は、スケール感があります。
三木たかしさんの曲は、わかりやすくてカッコ良いですね。
この「愛々時代」もそんな曲のひとつです。まさに上質のPOPSと思います。

もちろん岡崎友紀さんの歌唱力も、十分に曲の魅力を表現しております。
やっぱり、70年代の曲は良いなぁと思って、今夜も古いレコード盤を聞いているのです。




木之内みどり「あした悪魔になあれ」(1974年)

2009年05月11日 | アイドルPOPS【70年代】
木之内みどりさんのセカンドシングル「あした悪魔になあれ」
タイトルからしても、印象的であり衝撃的ですね。
イントロのギターがファンキーでめっちゃカッコ良い。
そして、サビが最初に出てくると言う勢いがある曲です。

  今日は可愛い君でいいから
  あしたはあしたは
  悪魔に悪魔に悪魔に悪魔になあれ



彼女のちょっと甘え声でこのフレーズですから、たまらないです。
そして、サウンドはとことん熱い。特にベースのノリが最高です。
NAVレーベルからのシングル盤はクオリティが高いのですが
この曲もなかなかイケています。

作詞は阿久悠さん、作曲:編曲は三木たかしさん。
阿久悠さんは2007年に亡くなられていますし、今日、三木たかしさんの訃報を聞きました。
ですからこの曲を作られたお二人ともが天国に逝かれてしまったのですね。
なんか、また昭和が遠くなってしまった気がします。

三木たかしさんの作品と言うと演歌系が多いと思われていますが
このようにアイドルの曲も数多く作られています。
そして、この「あした悪魔になあれ」では編曲もされています。
とても演歌の作曲をされている方とは思えない、明るいPOPSです。

それゆえに三木たかしさんの訃報が残念でなりません。
ご冥福を祈ります。

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清水由貴子「歌を重ねて/遠い星からの手紙」(1978年)

2009年04月22日 | アイドルPOPS【70年代】
清水由貴子さんの報道にびっくりしました。
介護疲れによる自死と言われていますが、真相は本人が向こうに持って行って
しまいましたから、報道も推測になりますからね。彼女も辛かったのでしょう。
自分達だって、親の面倒を看なければならない事もありえるわけですから
全くの他人事とは言えないと思います。

デビュー当時に清水由貴子さんのステージを見たことがあります。ラジオ番組の
公開生放送で、アコースティックギターを抱えながら歌う姿が印象的でした。
健康的な笑顔がとても可愛かったです。
その後「独占!女の60分」の司会やドラマなどでも活躍されていて、テレビで
見ることが時々あったのですが、最近どうされているのかと思っていたら・・・。



「歌を重ねて」はデビュー曲の「お元気ですか」からの阿久悠さん、三木たかしさんコンビの
作品から離れた曲で作詞・作曲は阿部敏郎さん。
このブログ内でもアルバム「気ままな旅路」を紹介させていただきました。
リアルな若者像を歌っていらっしゃった方と言う印象を持っていましたが
現在もご活躍中なのですね。機会があればライブにも行ってみたいです。

さて「歌を重ねて」は自殺した彼氏を偲ぶ少女の思いを歌った歌。
死を選ぶほど辛かった彼を、歌う事で癒してあげたいという歌詞です。
今日は何度も聞きなおしていますが、こんな歌を歌ってくれたのにどうしてこんな・・・
と言うやるせない気持ちになります。



何枚かレコード盤も持っています。
シングル6枚と「ほたる坂から」のアルバム。もちろんリアルに買ったアナログ盤です。
ちょっとまとめて聞きなおして、CD-Rにでも焼いておこうかなと思っています。

清水由貴子さんのご冥福を祈ります。

合掌






ロウィナ・コルテス「オー・マイ・ラブ」(1977年)

2009年04月13日 | アイドルPOPS【70年代】
香港からやって来たアグネス・チャンさんが、日本でアイドルとして
成功して以来、同じように香港から歌い手さんが来日してくるようになりました。
最近の言い方と思いますが「中華系アイドル」と呼ばれる方々ですね。
ロウィナ・コルテスちゃんもその一人。来日当時はまだ14歳の少女でした。



もうかなり前の事なので、何に惹かれてこのアルバム(LP盤)を買ったか
詳しいことまでは覚えていませんが、もしかしてジャケット買いかも・・・。
ただ、後から書きますが谷山浩子さん作詞・作曲の楽曲が多く収録されていて
YAMAHA系を好んで聞いていた時期もあったので、その流れかも知れないです。
そして東芝EMIからのリリースですので、音的にも良いだろうなという
考えであったと思います。もちろん買ったのは大正解!!!
時々思い出したように針を降ろす、愛聴盤の一枚です。

1曲目の「OH,MY LOVE」はアルバムタイトルナンバー。
この歌声を聞いただけで、伸びの良い高音にときめいてしまうのです。
それで、このアルバムはなかなかイケてると、当時から思っていました。

「ラブ・サイン」はサックスのイントロから始まる、軽快なナンバー。
こういう歌は彼女の年頃の歌としては、似合っています。

A面では「六月の花嫁」「吟遊詩人の森」「銀の指輪」この3曲が
谷山浩子さん作詞・作曲の楽曲。特に「吟遊詩人の森」はタイトルから
すでに谷山浩子さんらしい曲ですが、こうして他の方が歌っても
谷山浩子さんの曲だなぁと思ってしまうのです。

「六月の花嫁」「銀の指輪」はうんと背伸びした大人っぽい歌なのですが
表現力豊かであり、可憐な歌声を聞いていると、彼女の年齢を
忘れさせてしまうような不思議な感覚になるのです。

B面1曲目の「あの娘は魔術師」コミカルなナンバーで、聞いていて楽しいです。
今のアイドルグループがカバーしても面白いのでは、と個人的に思います。
そして2曲目の「手をつないでもいいかしら」この曲がアルバムの中で一番好きです。
彼女のリアルな年齢にぴったり合った、淡い恋の歌。
壊れやすいガラスよりももっと繊細でか弱い感じ。でも隠れている強さもある
その絶妙なバランス感覚を歌っています。

「罪と罰」は彼女がクリスチャンであることから作られたのでしょうね。
恋をした罪を許してくださいという可愛らしい歌です。

「おとずれた春」後半になると盛り上がる壮大なナンバーなのですが
歌詞にでてくる「いぬふぐり」これが最初何のことかわからなかったです。
犬のふぐりって犬の○○でしょ、と思っていたら春に咲く小さな青い花で
花の後に付く実が犬のふぐりに似ているからだそうです。
でもその言葉の意味だけとってしまうと、歌になりにくいと思ったのですが
まぁ春を告げる花ですから。

ラストは「あのね」この曲も谷山浩子さん作詞・作曲。
シングル盤になっているので、ご存知の方も多いと思います。

  あのね あのね ううん何でもないの

このフレーズが良いですね。そして隠れた名曲といって過言ではないです。
アルバム全曲日本語の歌ですが、発音も上手で、香港からやって来た妖精とは
とても思えないほどです。

実は、ロウィナ・コルテスちゃんを紹介したパンフレットを持っています。
YAMAHAのレコード店で貰ったものだったかな・・・。
レコード盤の歌詞カードと一緒にして保存してあります。



香港の「ポピュラー・ソング・コンテスト」でグランプリを受賞して
日本で行われた第7回世界歌謡祭出場を決めたのが13歳の時。
そして日本でデビューとパンフに書いてあります。
香港で発売されたレコード盤かCDを機会があれば聞いてみたいと思っています。
そういえば、動画投稿サイトには何曲かアップされていますね。
英語表記の「Rowena Cortes」で検索すると出てきます。

今日は中華系アイドル「ロウィナ・コルテス」ちゃんのアルバムを紹介しました。

ロウィナ・コルテス「オー・マイ・ラブ」
A1.OH,MY LOVE(オー・マイ・ラブ)
A2.ラブ・サイン
A3.六月の花嫁
A4.悲しみを越えて
A5.吟遊詩人の森
A6.銀の指輪
B1.あの娘は魔術師
B2.手をつないでもいいかしら
B3.罪と罰
B4.おとずれた春
B5.失恋
B6.あのね



太田裕美「背中あわせのランデブー」(1977年)

2009年04月01日 | アイドルPOPS【70年代】
太田裕美さんのアルバムはアナログ盤で何枚か持っていますが
この「背中あわせのランデブー」は聞いたことが無かったのです。
ところがハードオフのジャンク盤コーナーで見つけたので即購入!
30年以上過ぎた今になって、初めて針を降ろすことになりました。

背中あわせのランデブー

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アルバムA面の作曲は全て吉田拓郎さんで、作詞は1曲目から3曲目までは松本隆さん。
4曲目、5曲目は、フォーライフからアルバムを出していたシンガーソングライターの
小林倫博(こばやしみちひろ)さんの作詞です。

さて、A面1曲目の「失恋魔術師」はシングル盤とは別テイクで、アルバム発表後に
アレンジを変えてシングルカットされました。このパターンは「木綿のハンカチーフ」
と同じですね。正直言ってシングル盤より、このアルバムバージョンの方が
歌謡曲っぽくないので個人的には良いと思います。
それにしても松本隆さんは凄いです。「失恋」と「魔術師」と言う
言葉をくっつけて、そこから物語を作っていくのですからね。

このアルバムの収録時期は太田裕美さんの声の調子が良く無かったのですね。
かすれ気味の声なのですが、それがまた切なくも聞こえてきます。
時に「花吹雪」は今の季節にぴったりですね。
  
  友だちでいようよ 友だちでいましょう

何度も繰り返されるフレーズですが、この言葉はグッと来ますね。
彼女の声がとても切なくて、想い出の扉を開けそうになります。
誰かカバーしてくれないかな。埋もれてしまうにはもったいない気がします。

「朝(あした)、春になあれ」カントリー調の曲で、いわゆる拓郎節ですね。
そして小林倫博さんの詩がまた繊細で優しくて良いです。
ところで小林倫博さん、今どうされているのでしょうか。アルバムも持っていますし
コンサートにも何度か行きました。ホント、機会があれば歌が聞きたいと思っています。

アルバムをひっくり返してB面は、全曲太田裕美さんの作詞・作曲の作品が並びます。
目だつような曲とか、派手な曲は少なくて、夜に疲れたからだを休める時の
BGMとして聞くのには適している、癒し系の曲が多いと思う。

ボサノバっぽい「走馬燈」ゆったりとした感じで、聞いていて楽しくなります。
「Moon Night Selenade」この曲は可愛くて、歌声にそそられるものがあります。
ただ1曲「クロスワード・パズル」だけはPOPなナンバーで、ぐいぐい押してくる
この力強さは意外と似合っています。ラストの「あなたに……」はピアノの
弾き語りの1曲で静かにアルバムを締めてくれます。

初めて「背中あわせのランデブー」のアルバムを聞きましたが、良かったです。
お気に入りの一枚になりました。

A1.失恋魔術師
A2.花吹雪
A3.鍵
A4.朝、春になあれ
A5.ONE MORE CHANCE
B1.走馬燈
B2.Moon Night Selenade
B3.一人ぼっちの海
B4.白い朝
B5.クロスワード・パズル
B6.あなたに……



うたばん(2009年2月19日放送分)

2009年02月19日 | アイドルPOPS【70年代】
今夜の「うたばん」は1970年代特集。
「あの頃君は若かった・・・」

そう、あの当時ワタシも若かったですよ(^^ゞ

ゲストは麻丘めぐみさん、アグネス・チャンさん、黒沢年雄さん。
黒沢年雄さんは時々TVで見かけますし、アグネスは昨年何度もコンサートに
行っていますから、びっくりはしなかったけど、麻丘めぐみさんはお顔も
ふっくらとされていましたね。そしてあのスカートでは、細くは見えないなぁ。
と思っていました。

でも、麻丘めぐみさんの歌う「わたしの彼は左きき」は良かったです。
声も出ていたし、振り付けも最高!
アグネスの「ひなげしの花」は何度も聞いた歌ですが、デビュー当時のカラオケ
そのままで歌っているのですから、さすがです。安心して見ていました。

懐かしの映像では、麻丘めぐみさんのロバに乗っている映像は面白かったです。
最近はYoutubeにいろいろアップされているので、余程貴重なモノで無いと
「また、これね」って感じになってしまいますが、ロバに乗った時の思い出話
を話してくれたので、これは貴重です。

アグネスの話は、ファン暦が長いので(^^♪
聞いたことがある話ばかりでしたが、まぁそれはそれとして・・・
ブルース・リーとアグネスが同じステージに立って賞を受賞した時の写真は
昔見たことがあります。確か明星か平凡に載っていたと思います。

アグネスの懐かしの映像での「ひなげしの花」の映像はカナダ留学中に一時来日
した時で、しかも香港のお父さんが亡くなった直後なので、喪服を着ています。
何故、この映像を使ったのか、ちょっと疑問が残りました。

日本語で最初に教えてもらったのは「おなか空きました」と言う言葉と言ってましたね。
これ超有名な話ですけど、まぁ知らない人の方が多いでしょうからね。

とは言え、麻丘めぐみさんとアグネス・チャンさんが一緒にTVに出て
歌とトークを繰り広げてくれたと言う事は、感謝の一言に尽きます。
「ワタシのような人のために作ってくれた番組」とも言える程でした。

と言うことで、今はアグネスのマキシシングルを聞きながら、書いています。

  「そこには 幸せが もう生まれているから」
  「ピースフル ワールド」
  「朗らかに」
  「この良き日に」

アグネス・チャンさんの懐かしい曲も良いけど、最近の曲も好きなので(^^♪
時間があるときにまとめてCD-Rの焼こうかと思っています。




伊藤咲子「ベスト/ひまわり娘」(1976年)

2008年09月07日 | アイドルPOPS【70年代】
「おーこんなものがある!」
ハードオフのジャンク盤コーナーを見ていたら発見!
「音蔵シリーズ」として1996年に復刻されたCDがこんなところに
あるなんて・・・。

ただ、ケースは壊れていて、家で確認したら盤には傷が多かったです。
それでジャンク品扱いであったと納得。でも一応聞けましたよ。
ケースは手持ちのと交換すれば良いのですから。
ところで値段は・・・。とっても安かったです。

最近ですが、阿久悠さんの書かれた作品をいろいろと聞いていたら
伊藤咲子さんの歌をまとめて聞きたくなったのです。
そこで、ベスト盤でも買おうかなぁと思っていたところなので
これはとっても嬉しいプレゼントをもらった気分。

やっぱり一番聞きたかった「いい娘に逢ったらドキッ」が収録されて
いるので、それだけで感激。
この曲、当時の深夜放送のパーソナリティさんが
「いい娘に逢ったら○ッ○」と青少年に悪影響を及ぼしそうな感じの
低俗な冗談を(笑)言っていたのがとっても鮮烈で・・・。
逆にそれが、ず~っと残ってしまったワタシです。
曲はもちろんいい曲で、明る~い屈託の無い歌声が好きな1曲です。

そして、一番大好きな「きみ可愛いね」。
好きな曲なのに、当時からレコード盤を買ったことが無くて
すっごく久しぶりに旧友に会ったような感じで聞いちゃいました。

とっても懐かしく、またおっさんが聞きなおしても心の奥を
くすぐられる感覚がたまらないのです。
全曲の作詞は阿久悠さんで、作曲は三木たかしさん。
とってもよくまとまったアルバムで、これからの季節何度も聞きたくなる
ちょっとお気に入りの一枚となりました。

01. 想い出のセンチメンタル・シティ
02. いい娘に逢ったらドキッ
03. 冬の星
04. 木枯しの二人
05. 青い麦
06. 乙女のワルツ
07. きみ可愛いね
08. パーティの夜
09. 想い出まつり
10. 雨の中に消えて
11. ひまわり娘
12. たそがれに愛をこめて

エッセンシャル・ベスト 伊藤咲子

EMIミュージック・ジャパン

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浅田美代子「この胸にこの髪に」(1975年)

2008年06月11日 | アイドルPOPS【70年代】
せっかくなので6月3日付けのブログに書いた、手持ちのカセットテープを
聞き始めています。そうしたらいろいろとラジオ番組の録音テープがあったのですが
コレはなかなか凄いぞ!というテープが出てきました。

愛知県一宮市民会館で録音された「歌う明星 ヤング・ソング・ショー」。
実はこの番組の公開録音に行っているのです。ですからオンエアを録音して
残してあったのですね。司会は夏木ゆたかさん。(おぉ・・・)

出演者は、1番目リトル・ギャング(男の子2人組みユニット)メンバーの一人は曾我泰久さん
後に野村義男さんらとTHE GOOD-BYE結成。そしてもう一人の方はベーシストの松原秀樹さん。
この子達の歌は、なかなか良かったと記憶しています。オンエア曲は「アイ・ラブ・ユー」。

2番目は豊川誕さん。地味でした。オンエア曲は「星めぐり」。
3番目はジャニーズ・ジュニア・スペシャル。会場のボルテージは最高潮。
そしてオンエア曲は「ハートの夢」。
4番目は荒川務さん。歌は残して無かったです・・・。

よくもこのメンバーが揃ったイベントに、入れたものだと思いました。
もちろん抽選でしたけどね。

5番目はメインの歌手の浅田美代子さん。もちろん彼女が見たいがために、応募したのです。
ですから当選したのはホント、ラッキーでしたよ。

そして浅田美代子さんだけは、オンエアで流れた曲が2曲。
「トップ・オブ・ザ・ワールド」(もちろん日本語で)と新曲の「この胸にこの髪に」。
会場ではもう数曲歌ってくれたと思いますが、生で聞いていたのですね。

さて公開録音でも歌ってくれた「この胸にこの髪に」は今までのアイドル路線からちょっと
背伸びした感じの歌です。彼から別れを告げられ、去って行ったあの人を思う失恋ソングで
彼女らしく、ゆったりと切な~く歌っています。

  女の意地というものね
  涙をこらえるのも

どちらかと言うと演歌的な表現ですけど、彼女が歌うと可愛さが加わります。
つらいことだけど、頑張って耐えなきゃねって感じですね。

作詞:橋本淳さん、作曲:中村泰士さん、編曲:森岡賢一郎さん。

意外と思われるかも知れないですが、浅田美代子さんの歌ではワタシのお気に入り。
もちろん可愛いアイドルPOPSも好きですが、一曲を選ぶなら「この胸にこの髪に」です。
彼女がこんな感じの曲を歌う、という意外性もあるのですが、切な~く歌うところが
とても良いです。聞いていて耳から頭にしみ込んできます。

ですからなかなかの名曲とワタシは思います。
ベスト盤などには収録されていますので、興味がある方にはオススメの一曲です。

GOLDEN☆BEST/浅田美代子

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第13回ハロプロ楽曲大賞’15

 
「ハロプロ楽曲大賞」とは、モーニング娘。およびハロー!プロジェクト所属アーティストが
1年間に発表した曲をみんなで順位付けして楽しもうという催しです。今年で14回目。
投票カテゴリは「楽曲部門」「MV部門」「推しメン部門」の3部門です。
◆バナーをクリックするとハロプロ楽曲大賞サイトにジャンプします。
※文章及びバナーはハロプロ楽曲大賞サイトより転載しました

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