TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

映画「黄色い涙」(2007年)

2008年06月19日 | 映画、TV・ラジオ番組
「嵐」のメンバーが揃って出演の映画ですから、アイドル映画に違いない
と思っていました。ですから昨年の公開の時も気にはしていませんでした。
ところが、DVDがレンタルショップに置いてあったので、ちょっと見ようかと
思って借りてきました。

東京オリンピックと新幹線開業の直前の東京で、それぞれ希望を持ち
夢の実現を目指す若者達を描いた映画。
漫画家を目指す村岡栄介(二宮和也)歌手の井上章一(相葉雅紀)、画家の下川圭(大野智)
小説家の向井竜三(櫻井翔)そして新聞配達の従業員勝間田祐二(松本潤)
この「嵐」のメンバーが演じる若者像は、アイドル映画とは程遠い地味なものでした。
夢を追いながらも、不器用でうまくいかずに苦悩する様子には、ついつい自分達の
青年の頃と重ね合わせて思えるような、普通の姿がありました。

派手な事件が起こることも無く、淡々と進むひと夏の物語は
女性関係も入って、こじれることもありますが、それも青年時代の通過点。
こうして悩んだり、苦しんだりして大人になるのだよと・・・。
彼らが、狭い部屋で共に暮らしている姿は、我々の学生時代の友人の下宿での
ザゴ寝を思い出させてくれて、懐かしさを覚えました。

それにしてもCGをほとんど使わずに、昭和の雰囲気を出している映像は
リアリティがあります。そして日本中を探して見つけた商店街や駅などは
セットでは出せない本物の魅力があります。
そしてこの映画のロケ地はファンの間では「聖地」になっているようですね。
商店街のロケ地、愛知県江南市は近いから、ちょっと見に行きたくもなりました。

生まれた時から家に電話があり、エアコンがあり、風呂もある暮らしをしている
今の若者達は、この映画を見てどう思っただろうか。お金に困って質屋に行くところ
は理解出来たのでしょうかね。

ちょっとまとまったお金が入ると酒盛りする所は若者の特権のようなもの。
男同士の共同生活も結構楽しそうで、若いって良いよなとしみじみ思いました。
流行の昭和を描いた映画ではありますが、見終わった後の感じが
とても良かった映画でした。

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※文章及びバナーはハロプロ楽曲大賞サイトより転載しました

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