TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

POP'N KISS/CDリリース記念イベント&ミニライブ

2015年01月25日 | アイドルPOPS【2000年代】
今日は初めて生で『鳩、低空飛行』が聞けて感激でした。

そしてずっと会いたかったアイドルの現場に初めて行くという感覚は
凄く久しぶり。

POP'N KISSを知ったきっかけは、2012年11月28日に行われた
UST番組「南波一海のアイドル三十六房」。
その日のトークゲストはスマイレージの和田彩花さん。

その時にライブゲストとして出演した
ガールズ・ユニット「POP'N KISS」(ポップン キッス)。
彼女たちの「鳩、低空飛行」があやちょの気になる曲になったとか。

あやちょが気に入った曲はどんな曲だろうと思って「鳩、低空飛行」を
ネットで調べたらワタシもすぐに好きになりました。

その後「POP'N KISS」の公式サイトでCD-R盤を購入したりして
ずっと気になるグループではありました。
でも彼女たちの活動拠点が東京なので、なかなか現場には行けなくて
名古屋に来てくれるのを待っていました。

そして今日の午後1時から、タワーレコード名古屋パルコ店で
CDリリース記念イベント&ミニライブがあることを知ったので
何とか時間を作って行ってきました。

イベント開催を知ったのが前日でしたので、もう少し早く知っておけば
予習も出来たのに・・・。
でも気合十分で最前列で見させていただきました。

大人数アイドルグループ全盛の今の日本において
2人組ガールズ・ユニットは本当に珍しい。
歌もダンスもトークも全て2人でこなさないといけないのですからね。

でもちゃんとそれなりにこなして進行していましたし
歌も生歌でしたからね。

POP'N KISS/鳩、低空飛行(訂正版リリイベ宣伝LIVE MIX編集ver.)


「POP'N KISS」の代表曲「鳩、低空飛行」は名曲です。
ワタシ個人的にもここ数年の印象深い曲のひとつになっています。
正直スマイレージの「有頂天LOVE」に匹敵するほどの名曲と思います。
その曲が初めて生で聞けたのでホント感激でしたよ。

CDはもちろん買いましたが、滅多にない機会なので3ショットチェキも
撮ってもらって楽しんできました。

次はいつ現場に行けるか分からないけど、また行きたいです。













「鳩、低空飛行」(New Version) POP'N KISS

2013年02月25日 | アイドルPOPS【2000年代】
2人組ガールズ・ユニット「POP'N KISS」(ポップン キッス)の
「鳩、低空飛行」とにかくインパクトがあっていい曲です。

YouTubeにMVがアップされていてますが
味わい深くて低予算MVも最高ですよ。



この「鳩、低空飛行」を含めた3曲が収録されたCD-RのプリプロCDが
公式サイトの通販で購入出来るようになったので買いました。

手造り感満載ではありますが、ここから始まる期待感もありますね。
そして収録されている3曲とも良いです。

M1.「愛しているといってよ」

ものすごく懐かしさを感じる昭和の歌謡曲っぽいサウンドとメロディー。
これはまさにおっさんホイホイ!
今時こんな曲を若いグループが歌ってくれるとは想像外。

途中で電話で語りかける台詞もあって
これなんか黒電話で話しているような趣もありますね。

M2.「鳩、低空飛行」

そんじょそこらのアイドルグループの楽曲と比べても
極めて水準の高い名曲ですよ。

君が好きだから~♪ とか 君に巡り会えた奇跡~♪
とかいう世界感とは全く異なる歌。

鳩が主人公の歌なんて極めて珍しいですが
実はパワフルなメッセージソング!

何度聞いても良いなぁと思って聞いています。

M3.「HIGH JUMP」

よくある「私たち頑張るよ」という歌ですが
リアリティのある歌詞で、聞いていると応援したくなりますよ。

「POP'N KISS」のライブは東京都内中心みたいなので
名古屋から遠征して行くしかないですね。
なんとか都合がつけば行ってしまおうかな。

M1.「愛しているといってよ」 作詞/白井萌花・赤早加けい 作曲/田辺恵二 編曲/田辺恵二
M2.「鳩、低空飛行」     作詞/yow-hey・赤早加けい 作曲/yow-hey 編曲/田辺恵二
M3.「HIGH JUMP」      作詞/赤早加けい 作曲/赤早加けい 編曲/ポッポモンスター・yow-hey

メンバーで作詞・作曲をするアイドルユニットも珍しいですよ。
しかもその曲がなかなか良いので、かなりポイント高いです。
何かきっかけがあれば売れるような気がするんだけど・・・。

ホントに最近気になるPOP'N KISSです。









さんみゅ~ デビューシングル発売記念イベント

2013年02月02日 | アイドルPOPS【2000年代】
数日前のここのブログで、さんみゅ~の「くちびるNetwork」を記事にしました。
その後さんみゅ~興味を持ってオフィシャルサイトを見てみたら
名古屋でデビューシングル発売記念イベントがあるではないですか。

それで今日、会場となるエアポートウォーク名古屋に行ってきました。

エアポートウォーク名古屋は、昨年2度スマイレージの発売記念イベントに参戦。
その時は気合を入れて早めに行きましたが、今日はそれ程早く行かなくても良いかな。
イベント開始は12時からなので、11時頃会場に到着。

そうしたら、椅子席が前方に用意されていましたが、ほとんど空いていて・・・

11時50分頃にリハーサル開始。その時は人も集まりましたが
終わったらさーっと退きました。厳しいですね。

それでも12時にメンバーが揃い歌い始めると、また人が集まってきました。
大型ショッピングセンターの屋内イベントスペースでのパフォーマンス。
結構お子さん達も集まってきて見てました。

椅子席や前方はそれなりの年齢の方が多くて(笑)
アイドル好きで現場に足を運ぶアイドルDDな方はやっぱそういう年齢層かな。
そのあたりに来ていた人は、当然岡田有希子さんをリアルに知っている方でしょう。
いろいろな思いで、事務所の後輩達が歌うところを見ていたのでしょうね。

イベントの1曲目は松田聖子さんの「青い珊瑚礁」
衣装は80年代アイドルをほうふつさせる純白のドレス。
全員黒髪でさわやかに明るく元気に歌う9人。
茶髪や金髪の子もいる他のグループとは純度が違いますよ。

本来のアイドルってこんな感じだったなぁと思ったワタシ。

岡田有希子さんのデビュー曲「ファースト・デイト」では
ちょっと涙腺に来そうな感じでした。
この曲を同じ事務所の後輩が歌い、岡田有希子さんの地元愛知県で歌うと言う事に
特別な意義があるとはメンバーは思っていないだろうな。

でもワタシは「よくぞここで歌ってくれた」と好意的に思って聞いていました。
アレンジも今風のPOPな感じに処理されていて、良かったです。

80年代アイドルPOPSには隠れた名曲が数多くありますから
そのまま記憶の中に埋もれされておくよりは、リメイクして
世に出す方が良いと思っています。

昔のことを知らない今の若いアイドルが、80年代の曲をカバーして歌う事は
決して悪くないと思います。こちらには懐かしいという思いもありますが
生まれ変わった名曲を今のアイドルが歌う姿を見ているほうが楽しいですから。

さんみゅ~の映像をちょっと見てからの参戦でしたが、現場で見ると
メンバーはスタイルも良いし可愛いですよ。
そして生歌ですしダンスのフォーメーションがきれいでした。

エアポートウォーク名古屋のイベントスペースに9人が並ぶと結構狭いのですが
ダンスのフォーメーションはまとまっていました。

CDを買って握手会にも参加。

ところが・・・

全員との握手でしかもスピードが超超超低速!

何を話せば良いかと思っていましたが、メンバーから逆に話しかけてくれるという
なんとも嬉しい対応。名古屋の方ですかとか、初めてですかとか・・・。

それで、途中から「初めて見ましたが良かったです」とか
「サンミュージックの先輩達の歌をずっと聞いてきました」とか言いましたよ。

こんなのハロプロのリリースイベントでは考えられないなと思いました。

正直言って来ている人多く無かったですが、現場に行って良かったです。
彼女達の頑張り次第ではまだまだ伸びると思います。
ちょっと気になるアイドルグループになってしまいましたよ。

セットリスト

M1 「青い珊瑚礁」(松田聖子)
MC1 自己紹介
M2 「Secret Blue Memories」(オリジナル曲)
M3 「ファースト・デイト」(岡田有希子)
MC2 直筆サイン色紙争奪じゃんけん大会
M4 「くちびるNetwork」(岡田有希子)
MC3 振り付けの練習
M5 「そっと、ぎゅっと、もっと、ずっと」(オリジナル曲)

くちびるNetwork (通常盤)
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン











さんみゅ~「くちびるNetwork」

2013年01月26日 | アイドルPOPS【2000年代】
サンミュージックプロダクションからアイドルグループがデビュー。
グループ名は「さんみゅ~」で事務所の名前からとってますね。

タレント養成校の選抜メンバーから生まれたユニットで
若さを前面に出しています。

デビュー曲は事務所の先輩、岡田有希子さんのヒット曲「くちびるNetwork」
4月8日の命日を前に、ゆっこのカバー曲を新人に歌わせると言うのは
事務所的にも思うところもあったでしょうが・・・。

若い方は岡田有希子さんの事を知らない人も多いでしょうし
「さんみゅ~」のメンバーはもちろん生まれていないですしね。

ワタシなどは今でも命日が近くなると思い出すのですよ。
現役アイドルが事務所から飛び降り自殺をするなんてね。

岡田有希子さんのヒット曲「くちびるNetwork」いい曲でしたよ。
いい曲ゆえに、聞くと思い出すという事もあるのです。

さんみゅ~の「くちびるNetwork」は動画がYouTubeにアップされています。
80年代アイドルを思わせる白いドレスで並ぶ姿には「おっ」と思いました。

くちびるNetwork/さんみゅ~ [1chorus ver]


ソロパートがある子もいますが、ほとんどユニゾンで歌う
今時のアイドルグループの歌い方ですね。
ここまで人数をそろえなくても良さそうな気もしますが・・・。

曲のアレンジは原曲よりさわやかになったという印象。
歌声もきれいさわやかでPOPになってますね。
そしてメンバー全員が黒髪と言うのは80年代を意識しているのかな。

この曲を聞いて興味を持つのは原曲を知っているおっさんか。

でもおっさんはどうしてもあの事がトラウマになっているので・・・。
若いアイドルファンを捕まえる事を考えた方が良いでしょうね。

くちびるNetwork (通常盤)
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン











追記:さんみゅ~のメンバーの木下綾菜ちゃんは、モーニング娘。スマイレージにあこがれて
   この世界を目指したというインタビュー記事がありました。
   こういうことを言われると好感が持てますよ。


「鳩、低空飛行」POP'N KISS

2012年12月13日 | アイドルPOPS【2000年代】
昨日のスマイレージのUST番組「生スマ」であやちょ(和田彩花)が
11月28日に行われたUST番組「南波一海のアイドル三十六房」
にトークゲストで出演した時の話をしていました。

「南波一海のアイドル三十六房」にライブゲストとして出演した
ガールズ・ユニット「POP'N KISS」(ポップン キッス)の
「鳩、低空飛行」が耳に残っているんだって。

それで「鳩、低空飛行」を調べてみましたら動画がありました。

これ凄い!

2012.09.20 DESEO POP'N KISS


耳に残る歌詞とメロディーが鮮烈で良いですよ。
インディーズならではの自由感と大手に対抗する反骨精神。
熱い思いがガンガン伝わる楽曲です。

タワレコの嶺脇氏が絶賛する理由がわかりました。

もし名古屋でイベントがあれば行って生でパフォーマンスが見たいです。
「鳩、低空飛行」の音源は手売りのCD-R盤のみなので
CDがゲット出来るなら絶対欲しいですよ。

POP'N KISS 公式サイト









「NEWキャンディーズ」が来年4月デビュー

2012年11月19日 | アイドルPOPS【2000年代】
ネットニュースを見てびっくりしました。
NEWキャンディーズを決めるオーディションが行われていたのですね。

惜しまれながら解散後、一度も再結成をしなかったキャンディーズ。
それゆえに永遠のアイドルグループという印象を持っています。

それにしてもあれだけ多くのアイドルグループに所属するメンバーがいて
まだアイドル志望の子が残っていたのかと。
でも年齢が高めなので、AKBやハロプロには入れないから、こっちを狙ったのか。

そして、NEWキャンディーズの顧客はどのあたりを狙っているのか。
キャンディーズをリアルで知っていて、今もアイドル好きな年配ヲタには
なかなか受け入れられないと思いますよ。

さらにアイドルDDな方からすれば年齢が高過ぎ。

「L・O・V・E!」のコールが似合わないなぁ。

レーベルが日本クラウンなのが・・・微妙。
キャンディーズと言えばソニーでしょう。

さらに、今日発表があって来年4月デビューでは、時間が短すぎ。
それまでにボイトレをやっていたり、何らかの活動をしていれば良いですが
素人だったら、最低でも1年くらい必要でしょう。

今回は否定的な意見ばかりになってしまったなぁ(汗)

ただ、いつまでも「昔は良かった」とばかり言っていては先に進まないので
現在進行形のアイドルを応援するのは楽しいと思います。
3人組みというグループは今では珍しいので

「NEWキャンディーズ」なかなかやるじゃん!

と言われるように頑張ってもらいたいものです。

GOLDEN☆BEST/キャンディーズ
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ソニー・ミュージックハウス











2012年もアイドル戦国時代は続くか

2012年01月05日 | アイドルPOPS【2000年代】
昨年末の話になりますが、仲間の忘年会に行って大型モニターで
いろいろアイドルの動画などを見て楽しんできました。

レコード大賞を見てましたので、AKB48の大賞受賞は皆が納得。
AKB48が国民的アイドルグループになったというのは、若者のみならず
30代から40代以上の方達が支えているという部分があると思います。

70年代後半から80年代にかけてはアイドル全盛期でした。
昨日まで普通の女子高生だった娘が、オーディションに受かったら
即デビューみたいなこともあって、アイドルの敷居は低くなりました。

それで強力な個性の持ち主も出てきたり、トンデモナイ歌唱力(笑)
のアイドルも出てきたりで、あれはあれで良かったです。
まだおおらかな気持ちの部分が残っていたのでしょうね。
今だったらすぐにネット上で叩く輩が多くて、小さくなったなぁと思う。

アイドル全盛期も、おニャン子クラブ解散で「アイドル冬の時代」に突入。
解散によって多くのファンのエネルギーが尽き果てたのか
アイドル歌手そのものに飽きが来たのか・・・

もちろん小泉今日子さんなど、頑張っている方もいましたけど
新人の登場は激減しましたね。

アナログ盤がCDになり、ジャケットの小さいCDシングルになって
ジャケット写真の魅力が半減した事も少なくは無いと思います。
おニャン子を応援していた方も、社会人としての仕事が忙しくなって
それどころでは無いという環境になったというのもあるでしょう。

「アイドル冬の時代」であっても、80年代のアイドル全盛期を
もう一度と思う気持ちは、残っていたと思います。
おニャン子解散後の喪失感から、抜け出したい気持ちでしょうか。

1998年にモーニング娘。が出てきて、ハロプロがアイドル歌手を育成。
そして秋元康氏がAKB48を立ち上げて、アイドルブームが再燃。

この流れにアイドル好きな当時の若者達(笑)も立ち上がります。
30代から40代以上の方達にとっては、当時よりはお金も使えるし
なんと言っても、アイドルの応援は楽しいですからね。
世の中には「本格的歌唱力の歌姫」を追う人ばかりでは無いのです。

一昨年からは「アイドル戦国時代」とも言われていて、その中から
AKB48がレコード大賞を受賞。考えようによっては80年代より
今の方が盛り上がっているような気もします。

忘年会でAKB48の西武ドーム公演を見たり、ハロプロの映像を見てました。
さすがにライブで紙テープは飛びませんが、コールなどの応援スタイルは
昔から今も継承されているんだよねと。

AKB48の西武ドーム公演の映像では初日の反省会の模様が流れていて
メンバーはめっちゃ怒られていました。でもそれを見て
「未完成なコンサートを見せられた」と怒るファンはいないでしょう。

アイドルの成長して行く姿を追うのがファンとしての楽しみですから
反省を踏まえて進化して行く姿を次に見たいと思いますからね。

AKB48のメンバーはステージ上では口パクかもしれないけど
マイクに向かって一生懸命歌っている姿は映像を見てもわかります。
全力で歌っているし、ものすごく動いていますから。
個性を上手に出さないと、大人数の中で埋もれてしまいますからね。
皆、上を目指して頑張っているのですよ。

さてさて、AKB48と関連ユニットが今は先頭を走っていますが
ワタシのようなハロプロファンとしては、ハロプロには独自の方向性で
勝負して欲しいと思っています。

ハロプロのコンサートは全て生歌ですからね。
ライブDVDは歌詞を間違っても、声の調子が悪くてもそのまま収録され
本人にとっては辛いでしょうが、これこそ生歌の魅力。

ところで、ステージ上で使う事の出来るワイヤレスマイクの本数には
周波数の割り当ての関係で制限があります。
20本から32本程度が限界らしいので、ハロプロのコンサートでは
全員に生きているマイクは渡せないという計算になります。

おそらくソロパートがあるメンバーに限られているのだろうな
と思ったりしています。もしかすると繋がっていないダミーのマイクを
持たされている人もいるのかも・・・。

そのハロプロですがお正月明けて冬のハロコンで、モーニング娘。
5期メンバー新垣里沙さんの卒業が発表されました。昨年高橋愛さんが
卒業したばかりですが、同時に卒業という予定もあったようですね。

さすがに9期・10期メンバーが加わったばかりなので、教育係として
残る必要もあったみたいですけど、在籍期間は最長になりました。

グループにとって新メンバーが入る事で、それまでのクオリティを
維持することは難しくなるとは思うのですが、再出発させることで
ファンに新たな進化の姿を見せることが出来るのではと思います。

それで、ファンはまた応援しようという気持ちになるのですよ。

スマイレージからは昨年末で前田憂佳ちゃんが卒業、そして引退。
彼女が抜けたスマイレージもまた、今年は再出発の年になります。

新メンバーは個性的で元気いっぱいなので、新たなスマイレージが
始まることになるでしょう。ワタシはスマイレージを応援します。

アイドル好きなおっさん達は一生アイドルヲタで生きましょうか。



J-POPの歌詞はどうなのか・・・

2011年11月15日 | アイドルPOPS【2000年代】
「会いたくて~♪ 会いたくて~♪」

FMラジオから流れるJ-POPの歌詞を聞いていると、このフレーズが

 「どれだけ会いたいのですか?」と言いたくなる程、多用されてます。

そして、まだまだ出て来る

 「君とめぐり会えた奇跡~♪」そして「翼広げ~♪」

もはやこの言葉は、J-POPでは無くてはならない言い回しなのですね。

昼間のラジオから流れる曲は、楽曲的にも軽めの曲が多くなります。
それだけでも無いですが、最近のJ-POPと言うと今風のシンガーソングライター
もしくはグループ・ユニットの作詞担当のメンバーが書かれることが多いので
言っちゃ悪いとは思いますが、言葉が深く無いなぁと思ってしまいます。

歌詞の内容が全てであって、意味を深く考える事が出来るような歌は
少なくなっていると思います。良い言い方をすれば、ストレートな歌詞
なのですが、そこには想像の余地が無いとさえ思ってしまいます。

プロの作詞家先生ならこんな言葉を使うことなく、同じ意味合いの
歌詞を他の言い回しで書かれるだろうな・・・と思うこともしばしば。

80年代のアイドルPOPS全盛の頃は、プロの作詞家先生の仕事が多かったです。
 
 「デビューしたばかりのアイドルに、こんな方が作詞・作曲されるとは!」

という事が日常的で、アイドルPOPファンとしては良かったですよ。

今でも、松田聖子さんなどのアイドル曲の歌詞を数多く書かれてきた
三浦徳子さんがハロプロの「Buono!(ボーノ)」と真野恵里菜ちゃんの
作詞をされることが多いので、アイドルPOPファン的には嬉しいです。

それにしても、秋元康さんは凄いと思います。ウィキペディアによりますと
1980年代から今までに作詞家として4000曲以上を世に送り出してきたとの事。
おニャン子の時代から、今まで量産を続けてきましたからね。
そして、ヒット曲を連発しているのですから、その才能は素晴らしいです。

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そして、つんく♂氏も1998年頃から主にハロー!プロジェクト関連の楽曲を
量産しています。つんく♂氏の場合は作詞と作曲両方を手がけているので
凄い方と思っています。

秋元康さんもつんく♂氏も、量産できる才能はどこからやって来るのか・・・
と思うのですが、このお二人以外で楽曲を量産する事が出来る方は
いらっしゃるのでしょうか。

ブスにならない哲学
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ハロプロとAKB関連以外のアイドルグループの楽曲を提供されている方が
どんな方達なのかワタシは知らないのです。こんな記事を書く以上調べる必要が
あるのですが、今でもプロの作詞家さんの仕事はあるのでしょうか。

秋元康さんやつんく♂氏が、もし作詞の現場から引退した場合を考えると
果たして歌詞を聞かせる「正統派アイドル曲」は存続が可能なのか。
書く人がいなくなったら、カバー曲しか無くなってしまうのでは。

たとえば、10年後にアイドル曲を量産をするような作家さんがいると
するならば、今すでに仕事を始めていてもおかしくないはず。

もしかすると、初音ミクなどのボーカロイド曲を書いている方達の中に
上記のお二人に続くような才能を持つ方がいらっしゃるかも知れない。
そう思ってはいますが、次の時代のプロ作詞家さんの登場を期待している
ワタシなのです。



AKB48「Everyday、カチューシャ」(2011年)

2011年07月06日 | アイドルPOPS【2000年代】
AKB48総選挙も終わって、かなり時間が経ってしまいました。
ファン以外の方でも関心を持ち、マスコミも挙って取り上げたあの総選挙。
終わってしまった今となっては、あの盛り上がりはいったい何だったのか・・・

総選挙投票権のためにCDを複数枚買って応援させるAKB商法に対して
いろいろ言われていますが、結果として記録的なCD売り上げ枚数をたたき出しました。
そして一般へのAKB48と言うアイドルグループの認知は、総選挙あってのもの。
この先「アイドルの歴史」には必ず刻まれるAKB総選挙と言えるでしょう。

AKB48は大所帯ユニットだからこそ、メンバーは少しでも目立ちたいので
競争意識は生まれるでしょう。そしてファンは推しメンを何とか
上位に持って行きたいから応援しますよね。

AKBのメンバーは所属事務所がそれぞれ違いますから、そこから生まれるところの
さらなる競争意識もあるでしょう。熱心なファンでは無いワタシから見ると
メンバーは全てライバルで、常にポジション争いを続けているように思えます。
ステージを見ていても、緊張感を伴ったパフォーマンスをしているようにも感じます。

また今年「じゃんけん選抜」が決定しました。
これで、ファンもメンバーもまた興奮やら感動やら、いろいろあるのでしょうね。

Everyday,カチューシャ 劇場盤
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ところで、先日ふらっと入ったハードオフのジャンクCDコーナーに
「Everyday、カチューシャ」(劇場盤)がありました。なんと105円!
もちろん救出して、保護してきました(^^♪

  「海沿いの 国道を~」

このフレーズは秋元康さんの歌詞ですねぇ。おニャン子の楽曲を思わせますよ。
そしてAKB48らしい曲と言って良いでしょう。大人数で歌うことによる
音の厚みが感じられて良いです。

カップリング曲の「これからWonderland」
ファンキーなナンバーでアレンジもカッコ良い。しかも女声コーラスが入っていて
メンバーが多いのにメンバー以外のコーラス隊が入っていますね。
おニャン子の楽曲でも女声コーラスが入った曲、あったなぁと思って聞いてました。

そしてこの曲、Berryz工房か℃-uteが歌ったらどうなるかなぁと。

もう1曲のカップリング曲、Team研究生による「アンチ」
こちらはとてもフレッシュ感のある歌声で、メンバーのファンや親御さん達は
CD音源となって嬉しいでしょうね。

そしてそして「アンチ」をスマイレージが歌ったらどんな感じになるかなぁ。
スマイレージがもし増員になった場合、そのメンバーで歌うと似合うのかもと
勝手に脳内変換をしてしまったワタシです。

まだまだAKB48と派生ユニット、関連グループの勢いは止まりそうもないですね。
メンバー間の競争から生まれる緊張を共にして、突っ走る疾走感。
それを後押しするファンの熱意。そこから生まれる共闘感。
ライブ会場や握手会でファンとメンバーが共有する空気と時間。

そんなこんなが一体化してあふれるパワーが、彼女達の魅力なのでしょうね。



笑っていいとも!月曜レギュラー秋元才加ちゃん

2010年10月04日 | アイドルPOPS【2000年代】
今日から「笑っていいとも!」月曜レギュラーとして、AKB48の秋元才加ちゃんが参加。
お昼に勤務先の休憩室でお弁当を食べながら見ていましたが、なかなかの存在感。
何と言ってもあの「目チカラ」は凄い!
ハキハキとした態度もあれば、恋川柳で見せた乙女らしさには
「この娘なかなかやるじゃん!」と思いました、

彼女は、大人の男性にも受けが良いでしょうね。
アイドルグループの一員としてよりも、タレントとしてソロでもやっていけそうで
今後はバラエティー番組への出演が増えるかもですね。

その秋元才加ちゃんが所属するAKB48。もはやヲタファンの推しだけでなく
幅広いファン層を獲得するようになりました。
そうなると「もうAKBを応援しなくても良いなぁ」と言うファンも出て来て
離れる方もいるでしょうね。

AKB48は人数多いですから・・・いろいろとあるでしょうね。
ステージでのワイヤレスマイクは同時に使える周波数が限られていますから
全てのメンバーにマイクが付くことはないですからね。
結果的に口パクの人も多いと思う。

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メンバーの所属事務所もそれぞれですから、少人数の派生ユニットを
作ってファンの囲い込みをすると言うことは当然でしょう。
とにかくアイドルファンの人数はそれ程多くは無いと思いますので
文字通りの「アイドル戦国時代」生き残りをかけてみんな頑張っていると思います。

最近はお隣の国からのアイドルグループが注目されていますが
やはり言葉が通じる国産のアイドルグループを応援して欲しいなと・・・。
アイドルPOPSは日本から生まれた文化と思っていますので
良いところは継承して行き、さらに進化させて欲しいと願っています。

特に最近のハロプロはアイドルPOPSの継承という意味において
とても頑張っていると思います。
真野恵里菜ちゃんは70年代から80年代アイドルの姿を投影したような存在ですし
スマイレージの元気の良さは最高と思っています。

アイドルユニットが注目されている今ですからこそ、上手に流れに乗って
盛り上げて行ければ良いなあと思っています。





AKB48とアイドル歌手について考える

2009年11月23日 | アイドルPOPS【2000年代】
先日、AKB48の「RIVER」をレンタルショップの中古盤コーナーで見つけました。
帯は付いていませんでしたが、レンタル落ちでは無く通常品。握手会のために複数買いした人が
売ったのかなと思いますが、とにかく美品でした。しかも値段がかなり安くなっていて
さらにキャンペーンで半額になっていたので、迷わずゲット。とってもお得な買い物でした。

RIVER
AKB48,アンダーガールズ,秋元康,井上ヨシマサ,野中“まさ”雄一
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「RIVER」はとっても力強いナンバーで、カッコ良いです。大所帯ユニットならではの
ボーカルの厚みがビシビシ来ますね。そして歌詞はいつもの秋元康さんの世界観であり
安定感があります。今年NHKで放送された秋元康さんの作詞講座で教えてもらったような
秋元流作詞術を応用して散りばめられた感じです。

「RIVER」のPVを見たらびっくり。航空自衛隊入間基地で撮影されたものなのですね。
このPVを見て、入隊を希望する人がいてくれたらありがたいという事もあるのか・・・。
それが出来るほど、今のAKB48には勢いがあるのでしょうね。

勢いがあると言うと、先日の「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングのコーナーで
AKB48のメンバーが33人出演しました。これでもメンバーの中の一部。
アイドルユニットとしての「乙女軍団」は最強ですね。

一方でハロプロ系のユニットはなかなか苦戦を強いられていると思います。
AKB48が一般的になればなるほど、割を食う状態になりますからね。
ハロプロ系を推すかAKB、SKEを推すかの選択肢の中で、もともとアイドル好きな人の
数は限られているわけですからね。その上に大所帯ユニットがいろいろ存在するわけですから
誰でも推す方は別としても、人気はどうしても分散してしまいます。

AKB48は今年のNHK紅白歌合戦の出場が決定しました。数年前まではモーニング娘。
が出ていた枠ですが、こちらも政権交代となりました。ハロプロ系にとっては厳しい現実です。
一方でAKB48が、アキバ系の方以外にも認知されつつあると言っても良いでしょう。

この先はAKB48からソロで歌手デビューするメンバーが出てくるのかどうかです。
それもストレートなアイドル歌手が出てきても良いと思うのです。現状では
派生ユニットはありますが、ソロのアイドル歌手の誕生も面白いと思います。

逆にハロプロ系からはソロのアイドル歌手に期待が持てますね。松浦亜弥さん以降なかなか
目立ちませんが、今年は真野恵里菜ちゃんを事務所も押していますね。
J-POPのボーカリストという形での女性シンガーは多いですが、アイドル歌手は
絶滅に近い状態。なので、真野ちゃんの活躍には期待します。

ソロのアイドル歌手はファンの関心を全て引き付ける存在なので、かなりきつい仕事でしょう。
さらに、いつもひとりで歌うわけですから、緊張感もあると思います。
でも大所帯ユニットの構成員としてのメンバーを推すよりも、ソロで歌うアイドルを応援したい
ファンもいますので、来年はソロのアイドル歌手の活躍も期待したいです。



AKB48「大声ダイヤモンド」(2008年)

2009年03月16日 | アイドルPOPS【2000年代】
何となく、聞き始めたらはまってしまったAKB48の曲。
ファンの方には申し訳ないけど、メンバーの誰々が歌っているとか
誰が可愛いとかでは無くて、アイドルPOPSのひとつの楽曲として聞いています。

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作詞は秋元康さん。おニャン子クラブの作詞を手がけられていた頃より
アイドル向けの作詞も数多くされていますが、ネタは尽きないのですね。
特別な言葉を使っているわけでは無いのですが、次々に新しい物語が出来あがる
というのは、とにかく凄い事です。

さてさて、NHK教育テレビの「趣味悠々」2月、3月は秋元康さんの作詞講座で
秋元流作詞術を視聴者に教えてくれる内容が放送されています。
「なるほど、こういう考え方で秋元康さんは作詞をされているんだ」
ということがわかりますから、とても興味が持てますし面白いです。

今日の放送では「曲のタイトルを考える」がテーマで、タイトルからどんな内容
だろうと、物語を想像させることが必要と言う事でした。
そうすると「大声」と「ダイヤモンド」をくっつけると言う組み合わせのタイトルからは
いったいどんな曲になるのだろうか、と言う興味をそそられるますね。

この手法は、とんねるずの「ガラガラヘビがやってくる」やうしろゆびさされ組の
「バナナの涙」などと同じで、意表をつくことで曲が聞きたくなるという
秋元さんの作戦ですね。この「大声ダイヤモンド」というタイトルはそこが面白いです。

歌詞に於いても、最後のフレーズに出てくる

 「好きって言葉は最高さ」

ここは良いですね。単なる「君が好き」では終わらせ無いところが素晴らしい。

そして作曲:編曲は井上ヨシマサさん。「10年桜」もそうですが、疾走感のある
アイドルPOPSは、勢いのある乙女軍団が歌う事で、それが強さになりますね。
ボーカルの音圧で、熱っぽくなりそうな感じです。

AKB48を聞いていたら、なかなか面白くなってきましたので
他の曲も聞いてみたくなりました。ちょっとはまるかも・・・。



AKB48「10年桜」(2009年)

2009年03月14日 | アイドルPOPS【2000年代】
不景気ですからね。にぎやかな女の子ユニットを聞いたら元気になるかも。
と言うことで、大所帯ユニット「AKB48」の新曲「10年桜」を聞きました。

10年桜
AKB48,秋元康,井上ヨシマサ,野中“まさ”雄一
KINGRECORDS.CO.,LTD(K)(M)

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今やこの時期になると、定番ソングとも言える桜の歌。
でも聞いていると、もう少しでやってくる桜の季節が待ち遠しくなるのです。
「10年桜」は10年後にこの桜の木の下で、また会おうよという卒業ソング。
娘たちの歌声で、卒業の寂しさなんか吹っ飛びそうな勢いです。

作詞は総合プロデューサーの秋元康さん。
おニャン子クラブの頃から、ずっと作詞をされていますが
ずっと若い娘達の歌詞が書けると言う感性には敬服いたします。

  未来を信じれば 僕は頑張れる

すっごい前向きな歌詞です。
「奇跡を信じる」とかでなくて、自分で未来を切り開こうよって言うのは
ホント、若者達へのメッセージとしては、最高のはなむけの言葉です。

男言葉で書かれていますが、女の子でも通じる共通の思いが歌われているので
そのあたりで、幅広く共感が持てると思います。
また、こういう歌詞を女の子が歌うことが、男性ファンには受けるのです。
さすがは、プロの作詞家の仕事と思います。

作曲:編曲は井上ヨシマサさん。80年代アイドルPOPS風のメロディーを
軽快な打ち込みサウンドで、疾走感のあるアイドルPOPSに仕上がっています。

ライブ会場などでは、このタイミングでファンの方が盛り上がるだろうなと
CDを聞いていても、なんとなく想像が出来る編曲です。
おそらく、そのあたりは計算済みであろうかと思います。

とにかくAKB48のメンバーの歌声にも、楽曲にも勢いがあります。
初回限定盤には全国握手会の参加券が付いてくるということもあって
かなり売れているようですが、楽曲的にもなかなか良いと思います。



中川翔子「綺麗ア・ラ・モード」(2008年)

2009年01月21日 | アイドルPOPS【2000年代】
今更になってですが、「綺麗ア・ラ・モード」のCDを入手しました。
しかも、申し訳ないですがレンタル落ちです・・・。
お正月に出たアルバムも買おうと思ったのですが、いろいろと出費が・・・。

綺麗ア・ラ・モード(DVD付)
中川翔子,松本隆,本間昭光,fink bro.,黒須克彦
SMR(SME)(M)

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さて、この「綺麗ア・ラ・モード」は松本隆さん作詞、筒美京平さん作曲
と言う最強コンビによる作品で話題になりました。
何と言っても80年代のアイドルPOPSを思わせる曲ですからね。
当時からの音楽好きな方には、かなり評判が良いようです。

ところで松本隆さん、筒美京平さん、お二人とも数々のヒット曲を
生み出してきた方ですが、二人のコンビによる作品と言うと
70年代の方が多いような気がします。特に太田裕美さんには多くの作品を
書かれています。特に「しあわせ未満」は好きですよ。
その他にも、中山美穂さんの「生意気」、斉藤由貴さんの「卒業」など
名曲が多いです。

「綺麗ア・ラ・モード」には今流行の楽曲では味わえない深い歌詞があり
懐かしさを覚える旋律が流れています。

  「それはないでしょ!」

と、突っ込みを入れたくなるような言葉使いなどあるはずもなく
歌詞の全てが、ココロにしみ込んできます。
そしてメロディーは歌詞の内容を、さらに深い物に仕立てているのです。

  「綺麗のプラスアルファ~」

ここのメロディーと、中川翔子さんのバックコーラスは、涙モノのフレーズ。
また、ストリングスがメインに流れるバックの演奏も素晴らしい。
最近のJ-POPの曲では、このような曲は極めて少ないと思うのです。
大人にも支持されるという「アイドルPOPS」という事であれば
「奇跡的な楽曲」と言わざるを得ないと思っています。

01.綺麗ア・ラ・モード
02.カミツレ
03.約束
04.綺麗ア・ラ・モード -Instrumental-

カップリング曲の「カミツレ」「約束」この2曲も松本隆さん作詞、筒美京平さん作曲
何だろう、聞いていてとても嬉しく思いました。

「カミツレ」は松田聖子さんが歌うようなストレートなアイドルPOPS。
アイドル不在の時代に於いて、中川翔子さんがこういった曲を歌ってくれることは
とてもありがたく思います。

また「約束」はどちらかというと地味な曲ですが、後からじわっとくる楽曲です。
イントロのギターは70年代風ですし、言い方は悪いですが80年代のB級アイドルが
歌う曲のような印象です。

  「『約束』って曲良い曲なんだけど知ってる?知らないでしょ」

そう言いたくなるような感じで、最近この曲かなり気に入っています。
歌詞の内容も「すりきれたレコード」「針を止めた腕の時計」なんて歌詞が出てきて
まさに歌の世界は70年代。これが意外と聞いていて違和感がないのです。
まぁ普段から、70年代の楽曲を聞いていますからそのせいかもしれないけど
これが今の時代に生まれたということが凄いと思う。

ラジオなどから流れる音楽を聞いていて、不快にさえ思う事だってあるのですが
「綺麗ア・ラ・モード」のシングルは、何度聞いても良いなぁ・・・と感じます。
松本隆さん、筒美京平さんという「プロの手による作品」と言うことが
最大の理由でしょう。バンド志向で作詞・作曲を自らの手で行うアーティストが
多いですが、どうしてももうひとつ突き出た感じが乏しく思うことがあります。

そんなバンドでさえ、最近ではカバー曲に走る傾向もあります。
カバー曲ももちろん良いですが、作詞・作曲のプロによる楽曲を新たに依頼する
と言う選択肢もあって良いと思うのです。80年代に活躍したプロの作詞・作曲家の方で
最近名前を聞かない方々は、今何をされているのだろうか・・・。
そうも思ってしまうのです。

最後になりますが、「綺麗ア・ラ・モード」を聞いていると中川翔子さんには
  
  「アイドルPOPS文化を継承する存在」

であって欲しいと願っています。



Perfume「love the world」(2008年)

2008年11月04日 | アイドルPOPS【2000年代】
そろそろ年末の音楽関係の賞レースの話題も出て来る頃ですが
Perfumeも何らかの賞には絡んでくるのでしょうね。
そして、たぶん紅白歌合戦にも出るんだろうな。
このあたりの事情は詳しくないので、全くの個人的な感じですけどね。

もう発売されてずいぶん時間が経ったので、「love the world」のCDが
レンタル落ちで売られていました。何しろ今年を代表する1曲と言っても
過言ではないような曲と思っていますから、ありがたく買わせていただきました。

イントロで出てくるピロピロって音、これがなかなか気持ちよくて浮遊感を感じます。
ゴリゴリのテクノPOPなのですが、尖がった感じではなくて、ピロピロふわふわ感
のある音は、女の娘ユニットのボーカルとの相性が良いです。
それこそがPerfumeの魅力であり、中田ヤスタカ氏の手腕なのですね。

そしてテクノPOPと言うと、古くはドイツのグループ「Kraftwerk(クラフトワーク)」
が起源と言われています。日本の「YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)」は
最初の頃「クラフトワーク」の真似とも言われてましたからね。でも
「クラフトワーク」の音はプログレでしたから、重いのですよ。
それで音楽としては「YMO」の方がPOPでなじみ易い音でありました。

さらに外せないのが「TM NETWORK」。「YMO」や「クラフトワーク」の流れを
進化させたグループと言えるでしょう。シンセサイザーを多用しているので
無機質な音に聞こえるのですが、優れた音楽性と歌詞で魅了して来ました。

ところでその「TM NETWORK」の小室哲哉氏が小室哲哉容疑者となってしまいました。
時代を作った凄腕プロデューサーでありミュージシャンでもあり才能のある方ですので
何故にここまで転落してしまったのか残念でならないのが正直なところです。

Perfumeからちょっと脱線してしまいましたが、今日のニュースを見て
いろいろと音楽ビジネスについても考えてしまったワタシです。

第13回ハロプロ楽曲大賞’15

 
「ハロプロ楽曲大賞」とは、モーニング娘。およびハロー!プロジェクト所属アーティストが
1年間に発表した曲をみんなで順位付けして楽しもうという催しです。今年で14回目。
投票カテゴリは「楽曲部門」「MV部門」「推しメン部門」の3部門です。
◆バナーをクリックするとハロプロ楽曲大賞サイトにジャンプします。
※文章及びバナーはハロプロ楽曲大賞サイトより転載しました

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