「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ブルース登場編の長さん

2016-08-18 22:49:54 | 当直室日記
このくそ暑いのに、腰の冷えによる腰痛と斗うけぶでございます<(_ _)>

ちょっと浮気心。
『特別機動捜査隊』も600回を迎える直前、もう白石刑事は出ないでしょう・・・(改名・バイク事故ギリギリのタイミングなので)倉岡刑事がもうそろそろ登場するので。
それにしても、石さんの変化が結構目立ってきましたね・・・当時流行の細身スーツに長くなったもみあげに太いネクタイ。
そしてマッサンの三船班登場頻度の激しさ。OPでは部長刑事表記が定着してきましたが、それにしても関長さんとコンビで捜査に当たるところはあまりにもシブいし、取調室に三船主任を交えて揃うと画面の圧が凄い。。。
しかし関長さん、三船主任のようにはいかず「松木さん」と呼んでいましたが、他の刑事がどう呼ぶのか・・・。


さて、太陽の話題。
太陽でも、#562は初の新旧部長刑事の顔合わせとなったわけですが。

野崎太郎
 下 川 辰 平

太郎に飢えていた太郎フェチには、あのOPクレジットを見ただけで小躍りしたと思います。
確か長さんが出演するのは公表されていなかったと思いますが・・・。
(ブルースが長さんの教え子であることは公表されていたと思います。)

恐らく長さんが警察学校へ転出することが決まった時点で、次期新人刑事には教え子設定を採用しようという構想はあったと思いますし、長さんの再出演は辰平さん降板時点で決まっていた約束事だったと思います。

ただ、急激に新体制へ変化した中で、ボスと山さんという継続出演組では表現できなかった昔の太陽とのつなぎ役を見事担った格好になりました。
これは、ナーコが正式降板した直後だったので救いでした。
マミーにも同じ役割が与えられていますが、ある意味あの当時の真打ち登場という感じで。

ただ、かといって登場頻度は本作と#665だけ(PART2除く)なので、ちょっと寂しい結果となりましたが。


それにしても、長さん再登場の喫茶店シーン。
山さんのステップの軽やかなこと。
それに自然な会話・・・・涙が出ました。
さらにラスト。
全員が画面に入るシーンはありませんでしたが、長さんとボギーが本編で同じ画面に収まった唯一の作品になりました。

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すばらしいジャンプ力

2016-08-17 00:00:17 | 当直室日記
#393、上野刑事役の二家本辰己氏(まだスキンヘッドになさる前)の素晴らしいジャンプに見とれていました(^_^;)

と、素晴らしいジャンプといえば、ジプシー登場時OPのラガーのお相手。
判定は結構難しいですが、いつかペッパー先輩がおっしゃっていた「森下明」さんで間違いないようです。
(#562でブルースのボクシングコーチ役)

お二人共太陽では常連出演者、擬斗の宇仁さんの門下だったと思われます。

OPといえば、スニーカー登場時OPまでメンバー以外の出演は子供か老人でしたが、スコッチ復帰時OPにてロッキー&スニーカーの格闘シーンでヤクザ相手が加わり、そのOPのマイナーチェンジでのラガーのお相手はヒゲがトレードマークの星野晃氏。(2種類とも)
そして、森下さんを経て、ブルース登場時OPではボギーにお相手が。#614で郵便局員役で素晴らしいジャンプを披露した中瀬博文氏。

いずれの皆さんも太陽ではヤクザ役でセミレギュラー的な出演頻度で登場されています。


ところで、この件をさらっと調べていたら・・・

中瀬博文氏が2013年9月に57歳で他界されていたことが判明・・・。

まだ御存命で殺陣師として活躍なさっているとばかり思いこんでいたので、残念です。

遅きに逸してしまっていますが、ご冥福をお祈りいたします・・・。

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ロケ地検索ミニ #393

2016-08-16 22:51:25 | ロケ地検索&メモ
恐らく太陽中毒者であれば定期的にあるであろう「スニーカー登場編禁断症状」。

今回の私の場合はランダム視聴でこの前「事件の背景」を観てしまったのが原因ですが・・・(^_^;)

ところで、その勢いで#393「密偵」を観ていて、ボロボロとロケ地が判明(決してウナギを食ったからではなく)したのでメモりますが、なんせ近所です。


1.花園署=国税局大蔵寮/世田谷区大蔵3丁目(建物現存)

そして、その敷地の世田谷通りを挟んだ向かいに、太陽チームが通ったりロケ地になった

東華飯店/世田谷区砧5丁目

がビルは変わっていますが(現在は3階建てのマンション)当時とほぼ同じ場所に店を構えています。

当時は4階建ての雑居ビルで、その3階に、

2.麻雀 東風(コチ)/世田谷区砧5丁目

があったようです。

この東風も太陽チームはもとより本編でも#1からロケ使用されていたお馴染みの場所。

やっと判りました(^_^;)

・・・しかし、今までなぜ気が付かなかったんだろう(^_^;)

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寝巻

2016-08-16 19:34:28 | 当直室日記
周りが休みなので仕事が進む・・・(^_^;)
逆に進まない件もあったりして、早めに仕事場をとんずらしたけぶでございます<(_ _)>

ところでタイトルなのですが・・・

思いつきネタです。

一係のメンバーの「寝衣」は大抵がパジャマです。
ボスはじめデュークまで着用した黄色いパジャマは代表例(^_^;)ですが、ボスの場合はバスローブ、後期スコッチは裸(照)だったりしますし、ロッキーやボギーの場合はトレーニングウェア(部屋着兼用)だったりというのもあります。(ラガーのピンクパジャマには恐れ入りましたが(^_^;))

ただ、日本古来の「寝巻」を着用しているのが、ジーパン・ボン・ボギー・ブルース、そして部屋着兼用の上等な寝巻を着用していたのが山さんと長さん。
山さんは寝巻というよりは部屋着と云った方が当てはまると思います。藍色の着物は一貫していました。
長さんの場合は茶色の着物。
但し、リラックスモードに入らない場合は部屋着として仕事で着用するスーツの上着を脱ぎ、ノーネクタイでカーディガンを羽織るというのが山さんも長さんもボスもそしてゴリさんやトシさん・デュークにもあてはまります。
ゴリさんとテキサスは寝巻時代もありましたが、パジャマが大勢を占めます。

ジーパンとボンとブルースは俗にいう「浴衣」に近いもので、ジーパンとボンについてはアンダーはパンツのみです。
しかしブルースの場合はラクダシャツにステテコ(^_^;)

(ただし、いずれも入院時にはパジャマ)

私の記憶ではDJ以後のメンバーの「寝衣」姿は記憶にないです。
ただ、ジプシーもそういえば無いなぁ・・・。

と、とりとめもなく。。。。

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太陽放送予定 2016.08.16号

2016-08-16 06:59:19 | 放送予定
 向う一週間の太陽放送です。

ファミ劇HD初放送については1話のみの放送、ブルース登場祭りの中、ナーコに続き「300話台」で登場した山村家のお手伝い・加代子が「卒業」する#564を放送。

地上波は「欠勤なし」です。
それにしても、とちぎの放送はある意味牛歩ですが、200回突入(欠番含む)までこぎ着けています。
継続は力・・・・。



【CS】

▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ブルース登場編

第564話 58.07.29 夏の別れ (山さん)梨本謙次郎 安藤美智子 菅生隆之


女性が続けて交差点や地下鉄の階段で背後から突き飛ばされ怪我をする事件が発生、一歩間違えば殺人事件に発展しかねない・・・。
目撃者の証言では、犯人はチリチリパーマの10代と思しき女性であることが判明したが、被害者たちには恨みをかうような形跡は見当たらなかった。
ただ、被害者のひとりは婚約中でもう一人は新婚であるため、妬みを買う立場にはあった。
そこへ第三の類似事件が発生、それも捜査中のドックとラガーの目の前で起きる。
被害者は大学院生だったが、男性の影は見られず、むしろネクラの女性だった。
犯人は逃げる途中で片方の靴が脱げてしまったが、そのまま仲間のバイクで逃走してしまう。
これでかすかな被害者通しの繋がりも途絶えてしまうが、山さんは被害者の父親に注目、何れも社会的地位もあり、娘を非常に可愛がっていることから、親娘関係への嫉妬という考え方を示した。
捜査の結果、犯人と思しき男女が被害者と父親を見て、尾行していたことがわかる。
さらに男はガソリンスタンド勤務の修と判明し逮捕したが、修は固く口を割らなかった。
そんなとき、山さんのもとにお手伝いの加代子がやってくる・・・。

ブルース登場という新しい太陽へのトピックスがありながら、太陽黄金期を目撃してきたファン諸氏にはナーコの降板は結構キツかったと思います。
そのうえ、#308から登場し、随時活躍していた太陽の「隠れたマドンナ」である、山村家のお手伝い・加代子も婚約、その婚約者と共に無医村の東南アジアへ向かうという寂しいことになってしまいました・・・。
その最終出演である本作は、加代子の生い立ちを十分生かしながら、最後には事件を解決に導くという重要な役割を担っています。

というか、オリジナルメンバーに依存している傾向がある太陽黄金期を経験したファン諸氏には、前年に長さんとゴリさん等の長年の戦友との別れがあり、そして今年があり・・という感じで山さんに感情移入してしまい、結構辛かったという言い方もできると思います。

とは言いつつも、ブルースが登場したばかりなのと、堀内監督の新鮮な演出、吉野の登場などで、悲喜こもごもという感じになっています。


8/19(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#562 ブルース刑事登場!
ファミリー劇場HD(CS)

8/19(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#563 たすけて!
ファミリー劇場HD(CS)

8/19(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#564 夏の別れ
ファミリー劇場HD(CS)



【地上波】


▼テレ玉 テキサス編

第163話 50.08.29 逆転 (山さん)西村晃/堀井永子 井上三千雄


いきなり取調室シーンから始まる本作、山さんが鬼刑事・権藤警視を取り調べています。
ボスすら恐れる権藤の犯した殺人に山さんは真っ向から対決します。
拘留48時間の中で、完璧な権藤の受け答え、確たる証拠が無いのに逮捕し逆に追い詰められる山さんと一係。
土壇場でひっくり返る証言者。
逆転・逆転、また逆転。
タバコを握りつぶしたり、汗だくになったり、犯人ではなく山さんが心理的に追い詰められていきます・・・。

今回の犯人は警視なので西山署長と同格、さらに鬼刑事とくれば流石の山さんもこうなってしまうという、山さんにすれば災難と言えるかもしれません。

切迫したいぶし銀対決、黄門さまの西村氏が、黄門さま以前の氏特有の冷静で鬼気迫る演技で魅せます。


▼チバテレ・ボン&ロッキー編

第260話 52.07.15 宝くじ (ボン・ロッキ-)片岡五郎 小瀬格 川端真二 森大河 稲吉靖司


ボンとロッキーのコンビが本格開始、同時に同居生活を開始するきっかけになった・・・#260「宝くじ」

前科2犯の池内をマークするボンとロッキー。池内の容疑は強盗未遂・傷害。
しかしなかなか尻尾を出さない、事情聴取でも心象は悪かった。
そのうち、路上である男と池内は揉めており、ボンとロッキーは止めに入り相手の男は逃げるが、池内はその男はスリだといい、すられた財布には100万円当選の宝くじが入っており、曖昧にしていたアリバイもハッキリ主張した。
そしてロッキーはスリを逃がしたのは自分だと言い、池内の主張が正しければ100万円を返すと約束する。
実際アリバイの証人が現れ、逃げた男はスリだった。
金を返すことを覚悟したボンとロッキーはボスには内密に事を進め、池内に分割で金を返すため、ロッキーは契約したてのアパートを出て、ボンが住んでいるアパートに越してくる。

これまではあまり接点を持っていなかった2人が急接近(^_^;)、ボスも驚くほど息の合ったコンビになってしまいます。
また先輩然とした「ニュー・ボンさん・・・もといボン」と、おっとりしていて確りもののロッキーとの対比が面白いのと、やがて判明する池内の「真実」と、結構和むクライマックスが良いです。
初期にセミレギュラーとしてご出演だった片岡五郎さんが「念願」の再登場、また3台目の覆面車である100系後期コロナ「74-82」が登場します。


▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編

第200話 51.05.14 すべてを賭けて (ゴリさん)小林昭二 佐藤京一 西田昭市


ゴリさんと道代の結婚式が間近に迫ったころ、あるホテルで男が殺される。
人の出入りの状態から、ホテルの宿泊者を調べると「小林政治」という男が泊まっており、殺された男と接触していた形跡があった。
ゴリさんはその名前に見覚えがあった。
その政治は道代の伯父と同姓同名だった、さらに政治は広島から出張で上京しているという。
ゴリさんは、道代の目の前で政治を署へ連行するが・・・。

#122より実に1年半、色々な事が起きながら育んできたゴリさんと道代の恋愛最終章は、なんと道代の伯父の犯罪という要素で引き裂かれてしまいます・・・。
刑事の仕事は天職だけれども、自分の全てを理解してくれる道代はその当時のゴリさんとしては人生の全てを賭ける存在であったため、ボスに刑事を辞めることを申し出、ボスはそれを快諾します。
一方道代はゴリさんの全てを解っているからこそ、刑事の職を取り上げることができないと自ら身を引きます。

それらのやりとりが泣けて泣けて・・・。

事件はいったん政治はシロだということになるのですが、思わぬ展開になったり・・・。
その政治には太陽にこれが唯一のご出演となる、小林昭二さん。

ゴリさん、道代、そしてボスの人間性に感動する、太陽200回記念作です。


8/18(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉(地上波)
「逆転」

8/19(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ(地上波)
第250話 #260 宝くじ

8/21(日)
21:15~22:10
太陽にほえろ! ボン刑事編 第200話 すべてを賭けて
とちぎテレビ(地上波)

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完全後期突入

2016-08-15 21:27:24 | ファミ劇日誌
お盆がほぼ暦通りの休みで、600km1日走破墓参も老愛車に鞭打ち敢行。
それじゃ、大いに余裕があっただろうと・・・ところがどっこい、睡魔王に負け続けました・・・。
なので、ブログUPもおぼつかず。。。
と、しみじみ中年を噛みしめているけぶでございます<(_ _)>

お盆、太陽放送も休みばかり(^_^;)
その代り、東映チャンネルの刑事モノは通常通り放送、『特別機動捜査隊』は結構エグい話が続きますが、それにしても石さん(石原刑事)はどんどんコメディーリリーフ役が板につきすぎて、マッつあん(松長さん)との掛け合いが中々面白いですし、今後の注目株です(^_^;)
しかし、ガンさんと白石刑事はこれで終わり?突然三船班に登場したのは驚きましたが、クレジット順が石さんと逆転している・・・・下剋上(^_^;)
#616以後のレギュラー出演の面々が作品ごとに判明していないので、逆に楽しみになってきた・・・。

BS11の大都会パートトゥウ。
やっぱりあのシーンは画像処理されてましたか・・・ムリだとは思っていましたが、やっぱり19時台の放送は無理でしたか・・・。
しかし、あまり違和感が無かったので良しとしましょうか(^_^;)


さて、太陽の話題。

溜めていたのが後期の橋渡し的作品群。
#559前ぐらいから後期への決定的な息吹を感じ、#560あたりでブルースの登場を知ったと思います。
いや、これは感覚的なものなのですが、簡単に言ってしまえば、どこかゴリさんの残り香的なものが何となく感じられていた状態というのが続いていた感じがあったんですが、急激にそれが薄れていった感じがありました。決定的だったのが、ブルース登場の新聞発表で確かナーコと一緒にブルースが写っていた写真を見て、それが自分の中で確定的になったといった方が解りやすいかなぁ・・・。


第560話 愛される警察

ブルース登場を知った前後の作品。
長野さんの脚本なので、色々と行き届いた作品でありますが、元ネタは#36。ではあるのですが、居合わせた人々の身勝手さは本作が勝りますし、その当時の世相を反映していますし、何よりもヒロイン自体がラガーにある意味牙をむく的展開に驚いたものです。
ゲスト陣が芸達者を集めたという部分はありますが、暗い過去を背負っている設定とはいえ、既に出演すればヒロイン確定である白石まるみさんが一段階大人の役に昇格した感じがなんとも感慨深いというのがあったりして。
ラガーにしても、末っ子からの脱皮直前の危機編というので印象深いのもありますが、ラガーは出番が激減するボギー殉職後まではあまり変わらなかったので、これもまたラガーらしいといえばそう。

番組的にも色々考えさせられた時期の作品でした。


第561話 12年目の真実

ドックの医大同期生役が、大門正明氏・下塚誠氏・森田順平氏というのもなかなかな組み合わせ(^_^;)
何気に北村総一朗さんもご出演というオマケ付き。
今回もゲストが豪華。
ドックにしてみれば辛い話ですが、私としても辛い話で・・・
あの当時は、ナーコは復活するものと思っていましたが、ブルース登場時の集合写真を見て、あぁ・・・それは無くなったんだなぁ・・・と直感しました。
(記事では触れられていなかったと思います。)
そういう意味で、中期からの生き残りであったナーコが去ったのは、私のなかでは結構大きなことでありました。


第562話 ブルース刑事登場!

制作側もジーパン二世というのを意識していたブルースの登場。
もうこの頃はジーパン編の再放送は稀だったころで、個人的にはあまり意識していなかったと思います。
ジーパンは強いけれども繊細でナイーブなところが強調されていましたが、ブルースは確かな男臭さと安定感というか、どちらかと云えば名前を継承したゴリさん的な観方をしていた印象が残っています。
ある意味、女性好み方向にむいていた太陽の人選傾向に明らかなパンチはあったと思います。
さらに、恩師として長さんまで連れてきた(^_^;)
個人的にはもろ手をあげて歓迎しました。

まあ、確かに後年の饒舌っぷりを初期と比べて批判する向きもありますが、後輩がマイコンなんで、黙ってもいられなくなったというのが真相(^_^;)であって、マイコン登場前までは初期ほどではないですが「無口」を維持していたと思います。
その分、ハードボイルドな面は一手に引き受けて、後期太陽を下支えした部分は評価されて然るべきだと思っています。

新人らしい甘口な部分は少ないですが、そのあたりはラガーが担うので、若手二人とも甘口だったらと想像すると・・・・。

あと完全後期移行を印象付けたのはOPの刷新、山さんが中間に現れたのはビックリしましたが、二カットになったのも驚きました・・・あれは完全に「オオトリ」扱いなので、歓迎しました・・・というか、当時の出演者のメンツからすると当然の流れですが。
それと、トシさんの特徴になるボタンダウンシャツの初登場です。スーツはジプシーのおさがりですが、シャツも?
それまで紺の三つ揃いスーツがトシさんの定番ファッションでしたが、これで印象がかなり変わりました。



第563話 たすけて!

女性脚本家らしい作品で、事件らしい事件が発生しませんが、太陽のストーリーテーマの一つである都会の孤独を描きながら、若手二人の好対照的部分も浮き彫りにしています。
ラガーの彼らしい甘さとブルースのドライな鋭さの組み合わせは「殿下とスコッチ」を連想させたりして、とりあえず新しい面子でバランスはちゃんととっていこうという姿勢が嬉しかったです。
実際ここで後期としては決定版的メンバーになったわけですが、一年続かなかったのが残念ではあります。



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ヤマの日

2016-08-11 13:39:50 | 当直室日記
やっぱり、相当眠気を溜めてきたので、爆発しています(^_^;)

「ストレスチェック」推進役なのに、逆に「ストレスチェック」にひっかかりそうなけぶでございます<(_ _)>

本日は初の「山の日」なのですが、睡眠に相変わらず費やしております(^_^;)
で、巷の一部では「山さんの日」と変換している猛者も居られるようで。

と、朦朧としながらランダム太陽視聴でリハビリです・・・・が見たのが「号泣」と「事件の背景」「雨の中の女」と「父と子の再会」です。
なんちゅう節操のなさ・・・(^_^;)

無論、「雨の中の女」で号泣してしまったのはヒゲフェチ所以ですが、やっぱり太陽の作品的総合クオリティの高さに改めて関心します。昨日の『刑事7人』の敵討ち編を見たあとなので尚更そう思ったのだと思いますが、やっぱり太陽時代の作品への取り組み的身の削り方(エネルギーの使用量)が違うのでしょうね・・・・。
というか、規制とかそういうコンプライアンス的な面にエネルギーを使い過ぎて、肝心の中身が・・・というのもあるかもしれませんが。

さて、「山の日」
山さんの作品でも見ましょうか・・・と云いながら、サラ観で済ましていたファミ劇録画分を消化しなければ(^_^;)



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太陽放送予定 2016.8.10号

2016-08-10 23:02:15 | 放送予定
ずっと、仕事⇒寝る という生活でしたので、とうとう疲れ切って今日は早めに帰宅しました(^_^;)

本当に東京散歩したい気分ですが、座りっぱなしの生活なのでどうも「エコノミークラス症候群」の兆候があるようで、歩いてもすぐ息切れしそうです・・・。
厭ですね・・・本当に厭です。

さて、向う一週間の太陽放送です。
お盆にも弱い、太陽放送(^_^;)

まあ、この間に寝るのに忙しくて観るのを控えていた放送エアチェックでもする恰好な機会なのですが、
とにかく、疲れてますのでどうなることやら・・・。


【CS】

▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ブルース登場編

残念ながら、お休みです。



【地上波】

テレ玉だけ、果敢にも放送予定!
すばらしい!

▼テレ玉 テキサス編

8/11(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉(地上波)
「したたかな目撃者」

第162話 50.08.22 したたかな目撃者 (テキサス)熊倉一雄 水野哲 沖田駿一 山本燐一
テキサスが交番時代に捕まえた空き巣常習者の男が、殺人容疑で逮捕される。
実はその殺人を目撃していた男は、巧みな供述とテキサスに取入ることで釈放、汚名挽回を決め込みテキサスに協力する。
しかし、犯人を見つけた男は、その父親を脅迫するが、結局は殺人の罪を動かぬ証拠という部分で着せられてしまう・・・。

熊倉さんが独特かつ軽妙な演技で、したたかに立ち回る窃盗犯を好演します。
また、後に#301で山さんと競演、弊当直室でも旧第二掲示板でお世話になった水野哲さん(現在はミュージシャン)も熊倉さん演じる男の病弱ではありますが、父親よりはるかにしっかりしている(^_^;)息子として好演します。


▼チバテレ・ボン&ロッキー編

残念ながら、お休みです。

▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編

残念ながら、お休みです。

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太陽放送予定 2016.08.03号

2016-08-03 06:16:13 | 放送予定
急激に暑くなり、翅アリが乱舞して、あぁ・・・お盆の季節か・・・もう。と変に感慨にふけっているけぶでございます<(_ _)>
その中で奇遇というか、偶然あの稲川淳二さんの「話」が放送されているのを観てしまい、また感慨にふけり・・・。
さらに、裕次郎記念館閉館カウントダウン開始にも・・・・。

北海道に住んでいるからと言って、頻繁に訪ねていません。数年に1回、最近10年近くは行っていないですね・・・スコッチ野郎さんと一緒に行ったのが最後かなぁ・・・。
何度も書いていますが、一見西部署&日活色が強いですが、「2ショット」撮影用のパネルはボスですし、1話から愛用したネイビーでパープルのラインが入ったスーツも展示され、スーツ・時計・サングラスも見覚えのあるものがかなりありました。
特に時計のロレックス、そしてサングラスについては、初期から着用していたものからほぼ網羅されている感じでした。スターなのに物持ちが良いのが裕次郎さんの特徴、ガルウイングのベンツにしてもそうですが、西部署車両の保存にも表れていますが、石原プロ自体もそういう社風があるようです。
そういえば思いだしたのが、「石原プロワールド・西部警察」が出来たときの小樽の物凄い人だかり。軍団も駆け付けたものだからそれに輪をかけた感じに・・・。
街中がお祭り騒ぎ状態でした。
あれからもう20年ぐらい経つのですが。

さて、向う一週間の太陽放送です。
ファミ劇HD初放送はブルース登場編に突入、完全に後期へ移行します。
地上波はテレ玉がお休みです。

【CS】

▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ブルース登場編

第562話 58.07.15 ブルース刑事登場!(ブルース)多々良純 藤木孝 中庸助
 

早朝、矢追公園で初老の浮浪者「平さん」がやくざ風の男たちによって殴り殺された。
たまたま巡回中のドックとボギーはその遺体を抱き起していた若い男共々発見、男に尋問しようとすると、殴りかかってきた。ドックが警察だと身分を明かすと、男は「澤村誠」だと名乗った。
澤村誠、一係に8人目の刑事として再び補充される要員であった。
署にそのままドックたちと同行した澤村だったが、平さんとは友達であるという事ぐらいで必要以上の事は喋らす、さらに平さんのダイイングメッセージを聞いたかどうかの山さんの問いにも答えない。
一方、ドックたちは犯人のやくざ風の男たちのなかにプロレスラー並の体格をした男などが居たこと、他にも平さんを捜しまわっていた形跡があったことから、平さんは付け狙われていた可能性が出てきた。
そのころ、山さんは澤村の警察学校時代の恩師であり、一係に彼を推薦した、長さんに会い、澤村の性格を詳しく聞いた。
ボスは澤村に謹慎を命じ、ドックとボギーに彼をマークさせることにした。
ところが澤村は一旦まさに「豪邸」の自宅に帰宅したと思わせ、すぐに出ていき、ドックたちをまいた。
それに気づいたドックたちは澤村の妻に殺人容疑の件を明かすものの、妻・泉に爆笑されてしまう・・・。

太陽にほえろ!11周年は、ロッキー殉職以来空席になっていた「8人目」に新人刑事8代目のブルースを登場させるという事になりました。
演じる又野さんは優作さんとの同郷であることから、優作さんへの憧れが強く、物まねもデヴュー前に披露していたことから、制作側は公式に「ジーパン2世」を銘打つ側面もあったりしました。
ただし、それはブルースの側面の一つであり、ブルースはブルースなりの特色を色濃く打ち出していきます。
新人刑事でありながら「妻帯者」(実際の又野さんも同じく)であること、長さんの教え子であること、実際にはゴリさんの後任であることからゴリさんの「誠」の継承、半ばソフトな感じだた当時のメンバーのなかにバリバリのアクションをこなす要員として、また無口なところも加味され「男臭さ」を注入、使用拳銃はS&WM29大型口径マグナムというところなど、ナイーブで拳銃嫌いだったジーパンとは違った方向性でアピールします。

当時を想うと・・・。
ブルース自体のキャラクターは、確かにジーパン的な要素は相当ありましたが、ブルースの個性の方が勝っていたような感じを受けました。
それは、優作さんと又野さんの容姿の違いもあるかもしれません。
優作さんは逞しいながらも細い印象があって、又野さんは逆に太い感じ、ジーパンは空手を使った長い手足が印象的なアクションで、ブルースは素早くキレが半端ないアクション。ジーパンは危うさをどこか秘めている感じで、ブルースはゴリさんのごとくの不死身さを秘めた感じ。
ブルースは、ジーパン2世という「キャッチフレーズ」ながら、優作さんの特色とは別な方向(たとえばゴリさんの要素)を加味しているなぁ・・・と生意気にも思ったりしていました。
なので、ゴリ好きという側面と、当時既に太郎フェチであった私としては、諸手を挙げて歓迎した記憶があります。


第563話 58.07.22 たすけて! (ラガー・ブルース)鈴鹿景子 北見治一 稲吉靖司

街を巡回していたラガーとブルースは、とあるアパートの前で「たすけて」と書かれた紙きれを拾った。
悪戯か、監禁事件か、とりあえず目の前のアパートを当たることにする。
そのなかで、学生の森田の様子がおかしい・・・しかし事件性はなく何もできない。
それでも放置はできないと、ラガーとブルースはお互い交代でアパートを張り込むことにする。
そうすると、またもや「たすけて」と書かれたキャラメル入りのティッシュペーパーがアパートから放り投げられた。
ラガーがアパートに駆けつけると吉本夫婦が派手な喧嘩を始めており、夫人が怪我をして病院に担ぎ込まれる。
一方、工藤弥生という10歳の女の子の誘拐が発生し、にわかに「たすけて」というメッセージが信憑性を帯びてきた。
犯人は700万円を用意しろという要求をしてきたが、その額が工藤家の住宅購入頭金と一致しており、工藤家の内情に詳しい者の犯行と考えられた。
一方アパートを張り込んでいたブルースは森田が薬局で傷薬を購入していたことを聞き込んだ。
もしかすると森田が誘拐犯人?
そこへアパートに帰ってきた久子という女性に聞き込むものの収穫は無し。
しばらくして森田は、スコップと毛布包みを持ってオートバイで出て行った・・・・。

ブルース登場編ではあまり絡みをみせなかったラガーとブルース。
やっと「先輩」になれたラガーとブルースが組んで不可解な事件に挑みます。
「たすけて」に翻弄させられる2人、小事件や誘拐事件が絡んで、「大事件!?」と意気込むものの、実際にはどれも事件という事件ではなかった・・・最終的には孤独な女性が追いつめられた「たすけて」だったわけですが。
脚本の亜槍さんらしい「ホン」であります。


8/5(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#560 愛される警察
ファミリー劇場HD(CS)

8/5(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#561 12年目の真実
ファミリー劇場HD(CS)

8/5(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#562 ブルース刑事登場!
ファミリー劇場HD(CS)

8/5(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#563 たすけて!
ファミリー劇場HD(CS)



【地上波】


▼テレ玉 テキサス編


残念ながら、お休みです。

▼チバテレ・ボン&ロッキー編

第259話 52.07.08 怪物 (ゴリさん)河原崎長一郎 葉山葉子 小松方正


ひとりの「厭な男」の死を巡り、妻・その妻に一方的に好意を持っている男、そこにゴリさんが事件解決に奔走する#259「怪物」

夫・秋川が三百万円を持って失踪したので捜してほしいと一係を訪ねてきた彩子は憔悴し、なにか胸騒ぎを覚えていたが、秋川はマンションの一室で射殺されていた。
秋川家は彩子の実家で秋川は婿養子、秋川自身が借財を重ね2億もの借金を抱え三百万円は秋川家の全財産だった。
秋川は5日前に彩子のすすめで生命保険に加入していたが、それは負債名義を秋川から彩子に名義替えをしていた為の交換条件だった。
ゴリさんは秋川が彩子に暴力を振るって病院に担ぎ込まれたときから秋川家と交流のある南原医師を訪ねる。
南原は彩子に対して好意を持っていることは認めるが、彩子にその気があるかどうか判らないというが、秋川に対しては周囲の評判と同じく嫌悪感を抱いていたが、事件当時は彩子と喫茶店に居たとアリバイを証明、それは立証されたが・・・。

大いなる男の嫉妬と悪知恵が、死んだ後も周囲を苦しめるという、まるで「怪物」的な秋川という男の巧妙な罠を何とか打ち砕く為にゴリさんは奔走します。
というか、本当に恐ろしい話です。。。
というよりも、小松方正さんがもう水を得た魚のように怪演されるのは逆に心地いいのかも・・・・。

▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編

第199話 51.05.07 女相続人 (ボン・山さん)桃井かおり 松川勉 梶哲也

ビルから転落死した建設会社の社長、その死に他殺の疑いを持ったボンと山さんは聞き込みで若い女性がビルから逃げていたことを知る。やがてその女性が社長の隠し子であり、最近その社長に認知を迫っていた圭子であることがわかり、ボンは圭子をがっちりマークするが、圭子の不思議な言動や行動に振り回されてしまう・・・・その間に山さんは死んだ社長を巡る遺産相続の裏を捜査していた・・・。
桃井かおり氏が約3年ぶりにゲスト出演、前回の不思議ちゃんだった部分から、かなり大人びた感じへ変化しており、ボンを惑わせるのには非常に大物すぎる感じが、かなり良い感じで絡んでいるところがいいですね。
ただし、いつもの惚れっぽいボンとはちょっと違って、殆ど圭子に対して疑念を持ったスタンスだったのが・・・・おっと、ネタバレになりますね(^_^;)

桃井さんと共に優作さんのお友達関係の俳優さんもゲスト出演されます。

今回自動車事業部トピックスとしては、久々の新車、ブラウンのスプリンター・クーペ1200XLの登場があります。
フルホイールキャップ装着と地味な車両でありながら、ヘッドランプカバー装着というアンバランスさが、自動車事業部諸氏には非常に堪らないツボになっていると思います。


8/5(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ(地上波)
第249話 #259 怪物


8/7(日)
21:30~22:25
太陽にほえろ! ボン刑事編 第199話 女相続人
とちぎテレビ(地上波)

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石原裕次郎記念館 来年(2017年)8月末に閉館

2016-08-02 01:18:05 | 当直室日記
本日はラガーの命日、そんなこの頃・・・徹さんが糖尿病で人工透析を受けられているというニュースが。
糖尿病は怖いです。患ってしまうと一生付き合わなければならないですから。
私の周囲にも糖尿病が起因した病気で亡くなった方多いですから、癌に並んで厄介な病気だと認識しています。
徹さんには、くれぐれもご自愛いただきたいものと思っています。

北海道人としては千代の富士=九重親方の急逝もショックですが、太陽ファンとしてはこちらの話題もショックです。


小樽・石原裕次郎記念館、老朽化で来年閉館


1991年の開館、27年経過し建物の老朽化や施設の更新が困難と判断された為だそうで、展示物は基本的に世田谷の自宅に帰還するようですが、一部は小樽市に寄贈することを検討しているとか。

ほぼ波止場的なところに立っているので、通常の建物より痛みが激しいとは思いますが、博物館としては例えば廃校などを活用して継続してほしいというのが正直なところです。確かに「石原裕次郎」というブランドは維持するには、現在の記念館の手法が良いところはあるのですが、後世に受け継ぐには展示物を見せることに専念した方式に切り替えるのも一つの手法ですし、大部分を小樽に寄贈するのも手ですが・・・。
このまま、自宅や石原プロの倉庫に帰還してしまうのは惜しい・・・。

ただ、記念館の閉館自体は決まってしまったので、閉館までの1年のうちに何回か行けたらなぁ・・・と、休みの日に爆睡に徹している自らのケツを叩こうと思っていますが・・・。

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