【ファミ劇へのおさそい】
あすの本日のファミ劇・テキサス&ボン編は、先にも書いたように太陽を穴が開くほど見た人でなくとも、「あれ?何となく新しい?」と何となく感じる2編。
第194話 51.04.02 兄妹 (殿下)堀内正美 勝部演之
コンテナ車から女性の絞殺死体が発見される。
その女性は東京で行われる京染発表会の京都から来た見学ツアーの一員で、3年前から京都で染物の勉強をしている殿下の妹・京子も参加していた。
奇しくも、久々の再会を果たす兄妹。
事件が不透明なため、一行には何も伝えず、帰りのバスにボンを京子の友人として乗せる殿下。
被害者の女性が着用していたスカーフが京子のものと確認された為、高速道路を走るツアーバスを追う殿下たちだったが、あるサービスエリアで京子をバスから離したボンがバスを足止めしていたところで、乗客の一人が爆弾を持ち出しジャックしてしまう・・・。
京子に一方的に想いを寄せた染物工場勤務の男、それまでも凶行を行っていた事がわかった。
そして男は京子と二人きりで会うことを要求してくる。
刑事として兄として、毅然とした態度で要求に挑む殿下。
ある程度ショックを受けながら、それに従う京子だったが・・・。
殿下と京子の関係が刑事としての職が絡むことによって揺れ動きながら、兄として妹を必ず守るという気迫が漲る名作です。
砂丘での本格アクションも見逃せないですね。
第195話 51.04.09 ある殺人 (山さん)下元勉 柴田美保子 山下勝也
ある出版社の敏腕編集長に面会を求めた山さん。
話は5年前の、編集長の娘の婚約者が自ら起こし死んだ事故についてのことだっだ。
「過失致死」時効まで7時間・・・・
その事件を他殺と断言し、編集長を犯人とする山さん。
その証拠として、死んだ婚約者に勤務先から遠いマンションを与え、免許とりたての彼にマイカーを与え、さらに彼は一生懸命仕事に取り組むものの、編集長の厳しい目には適わず、落命の危険との紙一重な過酷な仕事を数々与え、事故死するまでも何度も死にかけていた。
そして事件当日の朝、編集長は婚約者に何かを渡した・・・
それを見ていた証人を探す一係だったが・・・・
細かい偶然的な事例の積み重ねで証拠とは言えないものばかり手駒で、敏腕編集長に挑む山さん、その真意はもっと深い、編集長の娘との関係を突こうとするものだった。
山さん編の中でも傑作に数えられる一編。
そのクライマックスにいろいろな感想を観る側に持たせる、非常にビターな味わい深い余韻が残ります。
あすの本日のファミ劇・テキサス&ボン編は、先にも書いたように太陽を穴が開くほど見た人でなくとも、「あれ?何となく新しい?」と何となく感じる2編。
第194話 51.04.02 兄妹 (殿下)堀内正美 勝部演之
コンテナ車から女性の絞殺死体が発見される。
その女性は東京で行われる京染発表会の京都から来た見学ツアーの一員で、3年前から京都で染物の勉強をしている殿下の妹・京子も参加していた。
奇しくも、久々の再会を果たす兄妹。
事件が不透明なため、一行には何も伝えず、帰りのバスにボンを京子の友人として乗せる殿下。
被害者の女性が着用していたスカーフが京子のものと確認された為、高速道路を走るツアーバスを追う殿下たちだったが、あるサービスエリアで京子をバスから離したボンがバスを足止めしていたところで、乗客の一人が爆弾を持ち出しジャックしてしまう・・・。
京子に一方的に想いを寄せた染物工場勤務の男、それまでも凶行を行っていた事がわかった。
そして男は京子と二人きりで会うことを要求してくる。
刑事として兄として、毅然とした態度で要求に挑む殿下。
ある程度ショックを受けながら、それに従う京子だったが・・・。
殿下と京子の関係が刑事としての職が絡むことによって揺れ動きながら、兄として妹を必ず守るという気迫が漲る名作です。
砂丘での本格アクションも見逃せないですね。
第195話 51.04.09 ある殺人 (山さん)下元勉 柴田美保子 山下勝也
ある出版社の敏腕編集長に面会を求めた山さん。
話は5年前の、編集長の娘の婚約者が自ら起こし死んだ事故についてのことだっだ。
「過失致死」時効まで7時間・・・・
その事件を他殺と断言し、編集長を犯人とする山さん。
その証拠として、死んだ婚約者に勤務先から遠いマンションを与え、免許とりたての彼にマイカーを与え、さらに彼は一生懸命仕事に取り組むものの、編集長の厳しい目には適わず、落命の危険との紙一重な過酷な仕事を数々与え、事故死するまでも何度も死にかけていた。
そして事件当日の朝、編集長は婚約者に何かを渡した・・・
それを見ていた証人を探す一係だったが・・・・
細かい偶然的な事例の積み重ねで証拠とは言えないものばかり手駒で、敏腕編集長に挑む山さん、その真意はもっと深い、編集長の娘との関係を突こうとするものだった。
山さん編の中でも傑作に数えられる一編。
そのクライマックスにいろいろな感想を観る側に持たせる、非常にビターな味わい深い余韻が残ります。