「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

鬼コーチ・ゴリさん&「ボスの弟さんですか?」(Byテキサス)

2012-10-27 11:19:24 | ファミ劇日誌
【ファミ劇へのおさそい】

本日のファミ劇テキサス&ボン編は、

第209話 51.07.16 働くものの顔 (ゴリさん)服部妙子 池田和歌子 伊吹徹

ゴリさんを尊敬する交通係の松原婦警は積極的に射撃練習を行っていたが、松原は署長に一係入りを直訴し、刑事見習いとしてゴリさんの指導を受けることになる。
ゴリさんの指導は厳しかったが、その試練に食らいつく松原。
しかし、そもそも彼女は刑事になることを反対していたゴリさんなので、ゴリさんの厳しさは松原も周囲も彼女に諦めさせるためのものと思っていた。

ゴリさんは松原の婚約者である水族館の神田を訪問するが、今現在婚約は解消状態だと聞いてしまう。
その件をやんわりと松原に確認すると、実は平凡な生活よりも刑事としての職業への憧れの思いが強いことがわかる。

その最中、拳銃強盗事件が発生し、偶然強盗計画を聞いたスナックのウエイトレスを松原がガードすることになるが・・・・。

#38のリメイク的作品ではあるものの、ゴリさんのあくまでも刑事としてとコーチとしての紳士的な姿勢と、松原婦警の憧れに対する前向きな姿勢が前面に押し出され爽やかですが、メンタルな面での刑事としての姿勢を問う、まるで登場編のフォーマットをそのまま使ったような面白い作品になっています。

  
第210話 51.07.23 栄光 (ボス)睦五郎 真屋順子 松山照夫

豪雨の中一人の男が絞殺され、乏しい所持品の中に10年前の新聞が見つかる。
現場に落ちていたネクタイピンの線から、元東和ジャガーズの選手で現在は野球解説者の斎田俊男の名が浮かぶ。
ネクタイピンは散歩した時に落としたのではないかと話すが、山さんは引っ掛かりを覚える。
そんな中で被害者とケンカをしたホームレスの上原をゴリさんたちが署に連行するが、被害者の身元は割れない。
だが、被害者と斎田が犯行の一週間前に会っているところを目撃されたり、アリバイに虚偽があったため、ボスは署に斎田を連行する。

大学時代、同じ新聞紙面で飾った城南大学でバスケットのエースだったボス、同年代で城北大学の野球エースだった斎田。
その新聞に残る過去の栄光と被害者が持っていた新聞を重ねたとき、ボスはあることに気付く。

裕次郎さんのスター性を巧みに話に盛り込んだ作品。
裕次郎さんだからこそ説得力が生まれた作品ともいえます。

斎田を説得するボスの話も心打つ、ボスらしい話です。
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